ほねがらみ (幻冬舎文庫)

  • 幻冬舎 (2022年5月12日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (344ページ) / ISBN・EAN: 9784344431942

作品紹介・あらすじ

1

感想・レビュー・書評

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  • 「ずずずずず」って、蕎麦すすってるやないで!
    って、それやったら良かったのに…
    別にオカルトマニアやないけど、怖い話とかに興味持って集めるとかや〜め〜よ〜!
    何が紛れ込んでるか分からん。
    知らん間に、巻き込まれてたら、嫌やし!
    触らぬ神に祟りなしや!
    あかん!
    神もなんか怖い〜。
    今日は、週末やから、朝まで起きとこ〜
    まぁ、話としては、

     そんなに怖くないやん!
     そんなに怖くないやん!
     そんなに怖くないやん!
     そんなに怖くないやん!
     そんなに怖くないやん!
     そんなに怖くないやん!
     そんなに怖くないやん!

    なんか自分がおかしい〜\(//∇//)\

    • ultraman719さん
      ちなみに、「そんなに怖くないやん!」のページはありません!
      ちなみに、「そんなに怖くないやん!」のページはありません!
      2023/05/19
    • nikuさん
      えーっ、読むの早い!積読とばしてくれたんですか!
      ずずずのページ不気味でしたよね〜!それなのに、蕎麦って(笑)やだー笑っちゃった、さすが関西...
      えーっ、読むの早い!積読とばしてくれたんですか!
      ずずずのページ不気味でしたよね〜!それなのに、蕎麦って(笑)やだー笑っちゃった、さすが関西人ですねー!笑
      そんなに怖くないやん!は、どっちなの〜?
      あんまり怖くなかったですか?それとも怖かったほう??
      2023/05/20
    • ultraman719さん
      おはようございます!
      お勧めされると優先度跳ね上がります。
      というか、積読順なら、1年後かも^^;
      怖いですね〜
      同じ言葉繰り返しながら、玄...
      おはようございます!
      お勧めされると優先度跳ね上がります。
      というか、積読順なら、1年後かも^^;
      怖いですね〜
      同じ言葉繰り返しながら、玄関前におったら即死です。
      幸い、うちのインターホンは、カメラ付いてない!笑
      2023/05/20
  • ずずずず…ずずずずずずずず…
    これは一体なんのずずずず…何かが私の周りでずっとずずずずずずずず…

    定期的に無性にホラーが読み漁りたくなるやっかいな病に罹っている私。
    8月後半はホラー強化週間を挟みましょう。
    (実は本作は8月の頭に読んでいたのですが)
    今年の納涼第1作目は以前からあちこちでお見かけする芦花公園さんのこちらをチョイス。
    初めて芦花さんをお見かけしたのは『食べると死ぬ花』
    何故かタイトルとお名前を混同して覚えており、食べたら死ぬ花が咲いている公園の図鑑だと思っていたら、1Q8401さんのレビューで違う事が判明。
    私の脳内が1番ホラーですが、いやー、素晴らしく体感温度が下がりましたね!これで熱中症なんかとはおさらばですよ!



    …怖いって…涙


    更に読んでいる最中に起こった恐ろしい体験のお陰で氷点下にまでなりましたが、それはいつもの如く後程。

    主人公は大学病院に勤めている医師の『私』。オカルトマニアで怪談話を収集している。一つ一つの短い話を重ねていき、映画のように最後には1つの話になる構成が好み。
    ある日、怪談話好きのSNSで知り合った、ネットでホラー漫画を投稿している木村からとあるホラー好きのオフ会仲間との体験談を聞かせて貰う。その後もそれに関連した話をいくつか読む事になるのですが、一貫性がないのと、木村が恐ろしい目にあった元凶である由美子という女性が『私』の先輩である精神内科医の患者であった疑いが浮上し、精神的な病から来るものでは無いかと、一線を置いて楽しむ姿勢を貫いていました。

    ところが、先輩の担当患者の佐野の話や佐野の同級生であるオカルト雑誌の編集者である正臣の話。
    大学生の不気味な書き込み。シングルマザーが田舎で家を借りた際の話、などがどんどん一つに繋がって行き、気付くと『私』は異様な程にこの話にのめり込んで行く事に…

    果たしてこれは創作なのか実話なのか。『私』にじわじわ這い寄る怪奇…


    怖いって!!

    先ず、この独立しているかのような話がどれも薄気味悪いです。久々に夜のベランダの窓を見れなくなりました。
    ホラー好きの方からすればよくある手法や話かと思われるかも知れませんが、何故ここまで私がビビっているのかと申しますと…

    そうです、私の恐怖のツボNo.1。
    人間がどんどんおかしくなっていくお話が多いのです。

    非常識な時間にオートロックもなんのその、自宅に押し寄せてピンポンするわ扉ドンするわ、インターフォンのカメラに目を押し付けるわ、「読んだのかよぉ!!」と叫ぶわ、「先生が言いました」と繰り返すわ、挙句の果てには扉の向こうで…!!

    やめてぇぇえ!!

    実は根っこの部分はとある地方の独特な風習に繋がる話です(急に冷静になる)

    有りそうだな、この風習。いや有るよね。
    そう想像し出すと止まらない怖い妄想。
    ホラーを多く読んでいると結局ベタなのも怖くて面白いという所に行き着きますね。

    上にも書きましたが、本書ではピンポン攻撃が頻繁に出てきます。
    それはもう手を変え品を変え、執拗にドアの向こうからコンタクトを取ろうとして来ます。
    案外真面目な方々なのですが、雰囲気を味わう為に夜に本の世界に集中していた私、突然サイレンのような音が鳴り響き、それはもう飛び上がる。
    窓を開けて様子を伺うも、どこから鳴っているのかさっぱり分かりませんでした。
    怖々としっかり戸締りをして、気になるものの本の続きの方が気になったので読書に戻る私。サイレンは一度止んだものの再度鳴る、を繰り返しています。

    今思うとよくこんな状況で読書を続けられるなという感じですが、中途半端に放り出しているホラーの方が怖いので結末まで行きたかったのです。
    本の中では何度目かのピンポン攻撃、外では断続的なサイレン、現実と虚構の境目が!!
    ずずずず…

    ピーンポーン!!


    失禁するかと思いました。


    幻聴かと疑いましたが、再度鳴り響くピーンポーン。
    嘘だろ…?
    今鳴ってるのは…我が家…?!

    5秒程固まる私を尻目に再び…

    ピーンポーン

    時間は23時30分。
    事前連絡も無く、こんな時間に尋ねてくる友人はいません。


    何故か脳内でうろ覚えの般若心経を唱えながらジリジリとインターフォンに近寄る私。
    怖い、とんでもないものが写ったら…
    いやむしろ誰も居なかったら…?!

    「は、はい…」
    恐る恐る応える私に、イケボが
    「あー申し訳ないですー、消防の者ですがー」


    なんつうイケボだ!!
    じゃなくて、私のマンションのどこかの部屋の火災報知器が誤作動していたのでした。
    サイレンは我がマンションがけたたましく鳴らしていたようです。

    読書を中断して我が家の火災報知器に異常がないか見回る羽目になりました。


    そういうわけで、思い出深い作品となりましたが最後に。

    ■■■■■んです。
    ■■■様。
    ■家。
    これらの名前にはお気をつけて…

    カクヨム産のホラーのクオリティは一体どうなっているのか。
    ホラーを読みたければ今後はカクヨムを読めば良いのですか?(現実が1番怖い)

    • きたごやたろうさん
      yukimizakeさんへ

      そうなんですよね。
      特に東京市部に住んでいればわりとメジャーな駅なのでは⁈
      京王線だし。
      yukimizakeさんへ

      そうなんですよね。
      特に東京市部に住んでいればわりとメジャーな駅なのでは⁈
      京王線だし。
      2025/03/15
    • yukimisakeさん
      きたごやさん、昔東京に住んでたのですが、きたごやさんに教えて頂くまですっかり忘れてました笑
      きたごやさん、昔東京に住んでたのですが、きたごやさんに教えて頂くまですっかり忘れてました笑
      2025/03/15
    • きたごやたろうさん
      yukimizakeさんへ

      オイラ、芦花公園っていうタイトルの本かと一瞬思ったもの笑。
      yukimizakeさんへ

      オイラ、芦花公園っていうタイトルの本かと一瞬思ったもの笑。
      2025/03/15
  • 芦花公園さんのデビュー作。

    オカルト好きの医師がSNSで知り合った知人や
    先輩医師などから聞いた怪談話の短編集。
    ・・・かと思いきや一見関係なさそうに思えて
    実は繋がっていき・・・というようなストーリー。

    理解力が足りない自分の頭では
    難解な箇所もあり後半は特に置いてけぼりに(笑)

  • 大学病院勤めの「私」の趣味は、怪談の収集だ。今回ここに書き起こしたものには、すべてに奇妙な符号が見られる。
    私は、読者の皆さんとこの面白い感覚を共有したいのである―――。

    著者の芦花公園さんが小説投稿サイト「カクヨム」に掲載していた話が元になったホラー小説。
    終盤までは主人公の「私」が集めた怪談とそれに対する考察構成されていて、知人のメールやインタビューの文字起こし、民俗学者の手記など、様々な別の事件を考察していった結果、一つの物語へと収束していきます。
    怪異の正体は示唆されてはいるもののはっきりと明かされてはいません。スッキリしない人もいそう。けれど、心理学的に人は「よく分からないもの」「理解できないもの」つまり名前のない未知の恐怖に怯え妖怪の仕業だの気のせいだの理由付け・名前付けをして安心するものだとか聞いたことがありますので、正体が「わからない」というのもエンタメのホラーとしてのあり方として全然アリだと思います。実際何だかスッキリしなくて、そわそわするようなおさまりの悪さがあり不気味で良いです。

    言ってしまうと現実に侵食してくる系のメタホラーなんですが、ラストまで読んでから「はじめに」を読み返すとまた趣深くていいです。良かったらお試しください。

    また、特筆すべきはホラーでは珍しい参考文献の多さ。作中で言及されているホラー作品も多く、作者さんのホラーに対する造詣の深さと愛情を感じます。

  • 本当にあった出来事のように語られ、それぞれの話が
    繋がっていく、ゾクっとする怖さがあります。
    中盤までの方が面白かったです、後半はやや
    意味不明感が、、

  • 病院勤めの主人公の趣味は怪談の収集。メール、手記、インタビュー、ネット…色々な所から集まる怪談が示す内容とは…
    一つ一つの断片を読み、分からないまま次の断片へと進み、本文中でも書かれている「一つの映画をバラバラみせられているような」感覚を存分に味わえる作品!なるほどこう繋がってるのね…

  • あまり手をつけて来なかった民俗学ホラー(?)、怖かった…!
    日本の伝記的な怪異を調査、考察する立場の「私」が徐々に怪異に侵食されていく様は恐怖。白昼夢か幻覚かというホラー表現も王道邦画ホラーという感じでわかりやすくゾッとできた。ただ、日本の民俗学なのかと思いきや異教が絡んできたり、その辺は自分が慣れていないので少し読みづらかったかな。
    終わり方はちょっと『近畿地方の〜』に似てずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずずこれでもかというほどのずずずず

  • 同作者の『食べると死ぬ花』を読んだときにデビュー作の方がおもしろい。という評価を見て購入(図書館になかったので)

    ホラーだったのね(笑)
    途中でホラーじゃん!!ってなって、読むのやめようなぁ…なんて思ったけど、辞めることができなかった。

    話は怪談マニアの精神科医が、あるひとつの怪談話にのめり込み最終的には…って感じ。
    そのひとつの話がいろんな方面(語り手)から書かれていて、繋がってはいるんだけど、解読力のないわたしは『(´・ω・`)?』ってなるとこも多々あり…、主人公の精神科医の解説があるからなんとか…わかるよーなわからないよーな…(笑)

    食べると死ぬ花もなんだかよくわからなかったけど、引き込まれるんだよねぇ…不思議。
    これ映画化されたら怖いんだろうなぁ…見ないけど(笑)

  • やってくれましたね、て感じ。冒頭からネットの話を出してくる等食いつき易く読み易く、展開もスピーディ。後半に入り情報量が格段に増えた頃にペースダウンするが、盛り返して嫌な感じが続く、こういうのは好きなタイプ。特に中盤までの嫌過ぎる数章はとても良かった。どこまで現実とリンクしてるのか境目がわからないのが不気味で、中盤にある驚きの数ページも恐怖。広げ過ぎて畳み難さも若干感じられるが、このくらいでちょうど良いのかも。

  • 読み終わって一言。
    さっぱり意味が分からない。
    半分くらいまで読んだ時点では、何とかページを遡って再確認して理解はしているつもりだった。
    香川・愛媛・高知に住んでいたので、方言や地名にも親近感があったのに、何やら思っていたのと違う方向に話が進んでいって。
    ただでさえ橘家の家系図が多くてややこしくなってきているのに、後半は話が飛びまくり。
    最後の終わり方もどういうこと?とハテナいっぱい。

    • すにぃさん
      >名乗るほどでない男さん
      コメントありがとうございます。
      めったにないんですけどね、こういった作品と出会うのは(笑)
      だからこそ、次は面白い...
      >名乗るほどでない男さん
      コメントありがとうございます。
      めったにないんですけどね、こういった作品と出会うのは(笑)
      だからこそ、次は面白いのを読もう!という心持ちで切り返しましょう!
      2025/07/10
    • 名乗るほどでない男さん
      すにぃさん
      (笑)(笑)(笑)!
      ほんま、そうですね!
      これからも、宜しくお願いします!(*^O^*)
      すにぃさん
      (笑)(笑)(笑)!
      ほんま、そうですね!
      これからも、宜しくお願いします!(*^O^*)
      2025/07/10
    • すにぃさん
      >名乗るほどでない男さん
      (ˊᗜˋ)/ハーイ
      こちらこそ、これからもよろしくお願いします!
      >名乗るほどでない男さん
      (ˊᗜˋ)/ハーイ
      こちらこそ、これからもよろしくお願いします!
      2025/07/10
  • いろいろ著書を読ませて頂いたのに、デビュー作を飛ばしていた…
    ここから他の話へと広がっていたのね…
    ぞくぞくする感じがたまりません。
    (影響されてか、風呂上がりに外から物音がして久々に死ぬほどビビりました)

  • ホラー?怪談?サスペンス??
    よくわからない内容だったな。

  • ノンフィクション、ルポルタージュ風のホラー小説で自分自身が怪異・謎を追ってるような気分になる。

    土着信仰は文献があいまいだったり、混ざり合ったりして、理解不能のところもあり、それがまた不快な感覚を覚える。
    実際、私の故郷も田舎なので、土着信仰?的な、他の地域では見かけない風習などある。(大晦日に式神をわりばしに挟んだものを振りながら「悪魔っぱらい」と言いながら家中を歩き回り、最後は家の道路脇に突き刺す。)土地を離れた今、考えると不思議なことだけれど、幼い頃はなんの疑いもなく毎年行っていたことを思い出した。

    怪異に触れた人たちがおかしくなっていく描写は、精神疾患の方々の話を聞いているようで(以前仕事で経験あり)、まるで著者はこう言った体験があるのか?とおもうほどリアル。
    怪異よりも、おかしくなっていく人たちに追い詰められていく、主人公の気分がひしひしと伝わってくるので、読後、変な夢を見て眠りが浅くなるくらい怖かった。

  • 昔ながらのオールドスタイルの恐怖を表現したいろんな切り口の怖い話が繋がりあって一つの物語になっていくホラー作品。あっ!これは!夜にシャワー浴びられへんなるやつや!!って読み始めてすぐわかる作品。

  • 「ずずずずず…………」これが出てきたところに恐怖!鳥肌!不気味な怖さ!

  •  私にはやはりあわない。無理だった(最後までは読みましたけどね)

  • 最初の方は面白かった。
    だんだんなんか難しい話になって、さらに意味分からない言葉になって読むのが辛かった…
    民俗学とか好きな人なら面白いと思うかもしれない。
    リングの文章版みたいな感じ。

  • 怪談の収集を趣味とする大学病院勤務の「私」。ネットだけでなく職場での聞き集めや先輩医師の症例報告、メールで送られてきた体験談等を調べるうち、別個の話と思われていたそれぞれの話や怪異に奇妙な符号を持ち、それぞれがリンクしていることに気付く。頑なに創作と解釈していたが、怪異は徐々に「私」自身の現実を侵食しはじめ……。

    別々の人間や媒体を介して「私」の下に集まった実話怪談や都市伝説、記者から送られたインタビュー記事が奇妙な符号を持ち、それらが次第に収斂し、とある家系と場所へ繋がって行く。と同時に、それを調べる「私」の周囲にも怪異が現われる。作中にある「一つの映画を、ワンシーンずつ断片的に、全くバラバラのタイミングでに見せられるよう」な感覚で、読み進める内に朧気に立ち上がって来る怪異によって主人公自身も取り込まれていくのだが、集まった各話のソースや語り手のレベルが一様でないため、どこまでが実話でどこまでが創作かという判断も次第に曖昧になって、全体のメタフィクションな構造も多層的なものになってくる。

    ジャンルとしては旧家の因習や呪いを中心にした土俗ホラーなのだろうけれど、そこにキリスト教的要素を(作中で民俗学者が解釈として語る)Mixしたのは新しい感覚だと思う。作中で綴られる各々の怪談や報告のどれも中々の怖さの質なので、それだけにラストは何かどーにも物足りないというか、個人的にはそう行って欲しくない方に出たな……という感想。

    それとは別に、登場するキャラクターの何人かが読んでいてとにかく気持ちが悪い。このレベルは幸いなことに実生活では未だ遭遇したことがないものの、ネット上で何度か見かけたり絡まれたりしたことを思い出して、それがリアルに怖かったり。

  • 新しい!
    カクヨムっぽい、新しい体裁のホラー体験ができた。
    洒落怖が好きなら、ウケは良いかも。
    怖いし、何か繋がりがあるんだって事は分かるんだけど、後半が難解?敢えてそうしてるのか…?頭に全然入ってこなかった笑
    ただ、水谷の不気味さや「ずずず」だったり、描写で怖さを感じられました。

  • 大学病院に勤める医師の主人公が趣味の怪談収集をするうちに、気づけば逃れられない「何か」に囚われているという展開は、解説で朝宮さんが述べてるように最近のホラー小説ではわりと見られる気がする(そもそもポッドキャストで朝宮さんがこの作品を紹介していたのが手に取ったきっかけ)。

    ネットの洒落怖や実話怪談など、それぞれは怖くて面白いが、物語に関連性も無さそうなそれらの話。だが、読み進むうちにそれらは全てある一族のことを述べているのだと気づく。そういった好き者のカタルシスをくすぐるような形で物語に引き込む。気づけば中盤まで読んでいるから、そうなると途中で止めることは出来ない。これは一体何なのだろうか。主人公と同じく、知ることは良くないことだとわかっているのに、読者も読み進めてしまうのだ。

    残り10ページを切った頃、主人公がどうなるのか全く見えてこなくて「んんん???」となったのだけれど、そうきたか〜と納得。そうだよね、たしかに彼の役割はそれしかないや。と終わりまで読んだこちらも、やられた、これから彼が襲われたような怪異がやってくるのかと思わず身構えてしまう。フィクションだとわかってはいても、厭な感じは残る(褒め言葉)。「終」のあとのおまじないは、そういう人のためのものなのか。私にはさらにダメ押しで何かがやってくるものに思えてならなかったけど(笑)。

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著者プロフィール

東京都生まれ。作家。代表的な著作に「異端の祝祭」から始まる『佐々木事務所シリーズ』(いずれも角川ホラー文庫)がある。ホラー・サスペンス界の旗手として注目を集めている。最新作は「ベトベト・メモリー」(講談社)

「2025年 『くらい家』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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