ミス・パーフェクトが行く! (幻冬舎文庫)

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感想 : 9
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  • 本 ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344433335

作品紹介・あらすじ

真波莉子はキャリア官僚。「その問題、私が解決いたします」が口癖の人呼んでミス・パーフェクト。ある日、総理大臣の隠し子だとバレて霞が関を去ることになるが、次の勤め先はまさかのファミレス!?政治家の不適切発言の後始末、不倫CAの転職先探し、赤字続きの病院の立て直しなど、なんでもござれ。実在してほしい人材NO.1! 痛快世直しエンタメ。

感想・レビュー・書評

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  • 横関大さん、初読み。
    「ルパンの娘」シリーズはドラマで観ていたので、いつか原作も読んでみたいなと思っていたけど、書店で今作を見つけて衝動買い。

    買って正解!
    めちゃくちゃ面白かった。
    400ページ以上もあるのに全く中弛みさせず、ずーっと読んでいたいと思えるぐらい爽快。
    総理大臣とのやりとりがクスッと笑えたり、問題解決に挑む格好良さや最後のほうでは映画「ボディガード」っぽいロマンスの芽生えシーンもあり、なかなか読み応えがあった。

    シリーズ化、希望します!

  • 最高に面白かった!!!
    ミスパーフェクト、すばらし。
    莉子ちゃん素敵。

  • おもしろい!かなりおもしろい!そして、痛快!!400ページoverだけど、ページを捲る手を止めたくない。

    ミス・パーフェクトこと真波莉子が、ばっさばっさ様々な職場の問題を解決していく。時に非情とも思えるやり方もあって、ともすれば嫌われたり恨みをかったりしそうなものだけれど、最終的には周りを巻き込み味方にしていく。
    仕事との向き合い方とか、人との関わり方とか、なるほどなーと思わされることもあって、あぁこんな上司がいたらいいなぁと…(自分にはとてもなれそうもない・苦笑)。

    横関大さんの作品は“はじめまして”だったけど、他の作品を調べてみると、ドラマの原作になってるものもあったりして、ぜひいろいろ読んでみたい。
    なにより、ミス・パーフェクトの続編。文庫化を待つか…単行本を買うか…。さて。

  • 「仕事とは、すなわち問題を解決することである。」が真波莉子の信条。仕事はこういうようにするものなんだと感嘆するほどの素晴らしさ。実在してほしい人材第1位、というコピーも頷けます。

  • ミスパーフェクトカッコ良すぎる!!問題が大きければ大きいほど燃えるのね(笑)この精神力を見習いたいものだわ。#読了

  • お決まり的な最後がとってもよいものでした(⁠人⁠*⁠´⁠∀⁠`⁠)⁠

  • あくまで仕事最優先
    難しいことはやらないけど、それを出来る人は少ない

  • 切れ者の女官僚が色ボケの政界重鎮から逃れるため職を転々としながらファミレスや病院を立て直し、CAのセカンドキャリアを設計する。しかしてその正体は、時の政権を握る総理大臣の隠し子にして最強のブレーン。

    それぞれ痛快ではあるけど、できれば厚生労働省で世直しに取り組んで貰いたかったような気もする。

    気楽に楽しめてスカッと出来る一冊です。

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著者プロフィール

1975年静岡県生まれ。武蔵大学人文学部卒。2010年『再会』で第56回江戸川乱歩賞を受賞。著書に『ルパンの娘』『ピエロがいる街』『沈黙のエール』『チェインギャングは忘れない』『スマイルメイカー』『グッバイ・ヒーロー』『炎上チャンピオン』『仮面の君に告ぐ』『いのちの人形』などがある。

「2023年 『ゴースト・ポリス・ストーリー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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