殺しの影 はぐれ武士・松永九郎兵衛 (幻冬舎時代小説文庫)

  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344433434

作品紹介・あらすじ

旅籠屋の舟吉に用心棒をしてほしいと頼まれた浪人の九郎兵衛。商人殺しの下手人の疑いがある若い僧に狙われているというのだ。訝しがりながらも引き受けた九郎兵衛は舟吉の周辺を探っていく。すると大塩平八郎の乱や印旛沼干拓を巡る対立など、殺しと幕府との関係が露わになり……。一匹狼の剣豪が江戸の悪事を白日の下にさらす時代ミステリー。

感想・レビュー・書評

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  • 苦悩する、浪人の松永九郎兵衛の物語です。

    松永は、芝新明町で料理茶屋を営む「鯰屋」権太夫に、日本橋馬喰町の近くにある「五島屋」という旅籠屋の主人、舟吉に近づくように命じられる。舟吉が、殺しを依頼して来たら、その者を殺したあとに舟吉を殺してもらいたいと言われて、舟吉のもとへ潜入する。

    松永は、舟吉から用心棒を頼まれる。舟吉は、人殺しの疑いがある若い僧の円寂に狙われているという。舟吉の周辺を探ると、大塩平八郎の乱や印旛沼干拓をめぐる対立など、幕府との関係が露わになる。なぜ、旅籠屋の主人が、こんなに広範囲な人脈を持っているのか、松永には分からないことが・・・。

    【読後】
    五島屋舟吉とは、何者なのか。なぜ、鯰屋権太夫は、舟吉を殺させようとしたのか。そこには、幕府内の争いがあるのか・・・? この物語は、読み終っても分からないことがあり。スッキリしません。また、読むのに長くかかりました。
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    はぐれ武士・松永九郎兵衛シリーズ一覧
    03.殺しの影 2024.02.29読了
    02.剣の約束 2024.02.24読了
    01.商人殺し 2024.02.23読了
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    「図書館」
    殺しの影 ー はぐれ武士 松永九郎兵衛シリーズ3作目《文庫本》
    2023.12発行。字の大きさは…小。2024.02.24~29読了。★★☆☆☆
    殺しの依頼、怪しき者たち、新たな犠牲者、殺しの標的、の四章からなる長編。
    図書館から借りてくる2024.02.10

  • はっきりしないなぁ

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著者プロフィール

一九四七年、東京都生まれ。八三年「原島弁護士の処置」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。八八年「絆」で日本推理作家協会賞、九〇年「土俵を走る殺意」で吉川英治文学新人賞を受賞。他に「仇討ち東海道」「遠山金四郎」「風烈廻り与力・青柳剣一郎」「栄次郎江戸暦」「蘭方医・宇津木新吾」「親子十手捕物帳」「八丁堀赤鬼忠孝譚」「義賊・神田小僧」シリーズなど著書多数。

「2023年 『剣の約束 はぐれ武士・松永九郎兵衛』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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