- 幻冬舎 (2024年6月6日発売)
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感想 : 64件
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Amazon.co.jp ・本 (248ページ) / ISBN・EAN: 9784344433854
作品紹介・あらすじ
目が覚めると、身体に異変があった。やる気がみじんも湧いてこない」。三年で十冊の本を刊行してきた著者は、ある日突然頑張れなくなった。ケンブリッジ、パリ、フィレンツェ、ローマ。旅しては書き、書いては旅する日々の中、気づくと活力はゼロに。文芸業界、執筆スタイル、己の脳に至るまで様々な分析を試み辿り着いた現在地。夫の解説付。
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
日常の中での気づきや感情をユーモアを交えて描くエッセイは、著者の魅力を存分に引き出しています。読者は、著者の個性的な視点や愛情深い表現に共感し、楽しいひとときを過ごすことができるでしょう。特に、著者の...
感想・レビュー・書評
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帆立ちゃんのエッセイ第二弾です!(馴れ馴れしい)
まぁね、エッセイなんてものはね
面白いに決まっているのですよ
そもそもが好きな人のエッセイしか読まんもん(わいの場合)
好きな人が考えてることやふだんのあれやこれやなんてそもそも興味津々なわけ
そして今回も期待を裏切らないアホアホっぷり(褒めてる!)
そしてたまに深い
そして常に楽しい!
そしてそして旦那さんが超超超いい感じ!
いろいろ振り切ってる帆立ちゃんがますます好きになった一冊でした -
新川帆立さんのエツセィ第二段。
今回も面白かった。
バック好きなこと、パスタ好きなことに親近感を感じ、ものすごく前のめりな私。うんうん、そうだよね、うんうんって。
帆立さんが鑑賞された「サロメ」
少し前に、「サロメの断首台」を読んだばかりで、まさか帆立さんにサロメの説明をして頂き、この本の捉え方が変わった。
サロメの断頭台のサロメがほしかった首は、ひとつ。
だから犯人じゃないし、本当の話とは少し違うんだなって。
あっそんなことじゃなく、帆立さんの本への愛の深さを知り、更に親近感を増すのだった。
これからも、帆立さんが出版された本を読み続けたい
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2024/08/17
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2024/08/17
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作家さんを知るのに、手っ取り早いのがエッセイを読むこと。
ドラマの「元彼の遺言状」を視て、
原作本を読み、それからファンになっている。
主演の綾瀬はるかさんと帆立さんがダブって見える。
とってもかわいらしくて、天真爛漫な帆立さん。
出会った人はすぐに虜になっちゃうはず。
デビュー作がいきなりのヒットで、そりゃあ、大変な思いをしたでしょう。
小説を書くのが好き、というスタンスは変わらず、
空手やオペラなどたくさんの勉強を(楽しんで)頑張っている姿勢はえらい!
第一弾のエッセイはこれから読む予定。
楽しみ! -
東大卒の元弁護士さんだから、エッセイも論文みたいな文章かと思ってましたが、とっても気さくでお茶目なお姉さんでした。面白くて一気読みです。
ヨーロッパ滞在編、偏愛編、小説修行編の3部のどれも作者の知的好奇心が先導して、知らない世界にどんどん引っ張ってくれる。自分の足りてない頭には、とってもプラス要素なんですけど、出会ったお気に入りの腕時計の話をするのに、時計の起源から語られるとは思わなかった_(:3」∠)_
「遥かなる著者近影」は、驚きと同時に綺麗に2度見してしまった(笑)
『二つ隣のビーチチェアに寝転がっている女の人が分厚い本を一生懸命読んでいた。その姿を見ていると、気持ちがすっと軽くなった。世界中に人間がいて、みんな、面白いコンテンツを求めている。面白いものを嫌がる人はいない。-クルーズ船から見た海-』
どんどん新作出てるので、続けて頑張って読みたい。
2024.12 -
新川帆立さんのエッセイ2冊目。実は小説は読んだことがないのだが、エッセイは(特に海外滞在や旅行の話が含まれるものが好きなので)2冊とも読んだ。1冊目は夫の仕事の都合でのアメリカ滞在の話が書かれていたが、本作は英国滞在・周辺国への旅行の話、好きな鞄と時計の話、小説家の話の3本仕立て。足掛け2年の海外滞在を終え、現在は帰国している模様。学力が高く弁護士になり弁護士事務所に勤務していたが、細かい事務作業など定型の仕事に苦手意識が強く、最終的に小説家になったとのこと。もともと幼少期から集団生活が苦手で生きづらさを抱えていた話も書かれていたが、働き方を含め自分の適性のある小説家という天職につけたようで何よりだ。あとがきは夫が書いていたのも斬新だったが、著者の作家生活を支えている様子が微笑ましかった。私は本書の一部である海外生活や旅行の話を楽しんだが、そのほかの話も含めすらすら読めるエッセイ。
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エッセイ2作目も面白い。「満喫!ヨーロッパ滞在編」「奔走!偏愛編」「迷走!小説修行編」の3章
エピソードや告白を素直に表現されて、何事に関しても情熱と探究心が強い。ご主人によるあとがきも愛情を感じます。余談も面白くて楽しく読めました。 -
帆立さんの愛らしいまでに人間っぽい行動がとても好感。エッセイ第2段の本書だが、愛らしい行動ももちろん微笑ましいのだが、後半では帆立さん独特な物の考え方が綴られていてそっちも面白い。
作品の世界を大事にして自分の事については触れたがらない作家もいるが、帆立さんの場合はこうして自分をさらけ出す方がより親近感が湧いて好ましい。
文中に出てくる著者近影のお話なんかは最高に面白かったですよ。巻末の旦那様による後書きも必見。 -
やっぱり帆立さんのエッセイを読むとワクワクしてくるというか、勇気をもらえて前向きな気持ちになる。好きなものに対しての情熱がすごいし、起動力がすごい。文中で語られているご自分の特性がプラスに作用しているところもあるだろうな。著者近影の話はめちゃくちゃ笑った。今作ではとにかく帆立さんの夫によるあとがきが愛に溢れていて最高でした!
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著者の本はデビュー作からずっと追いかけているし、全部読んでいるから、私は『新川帆立ファン』と名乗ってもいいかもしれない。
彼女の小説は文句なしに面白いし、好きだ。
本書はそんな筆者のエッセイ本で、ますます勢いが止まらない筆者のペースに乗せられて一気読みした。
イギリスでの暮らしに始まり、偏愛しているモノへの愛を語り、果ては自分の性格や仕事への思いまでとたっぷり詰まっていて満足の一冊。
高級時計が好きというのは私もそうであり、おっ共通の趣味…等と一瞬喜びかけたが、筆者の高級時計への偏愛っぷりは凄まじかった。夜、腕時計をして眠るくらいの愛でっぷりだ。そこまでとは恐れ入った。共通しているところもあった。男物の腕時計の方が女物のそれより好きなのは私も一緒で、実際男物を購入している。時計の精巧な造りだけではなく、時計と人類との関係性にまで想いを馳せる筆者の熱い思い、確かに受け取ったぜ!
また、とにかく書くことが好きで、ジャンルにこだわらず幅広くものを学ぼうとする姿勢が尊敬できる。筆者、いつ寝てるの?と思うくらい忙しそうだが、きっと本人は疲れていないだろう。
筆者の書いたライトノベル、是非出版してほしい。
何だかべた褒め過ぎな感想だが、応援したい作家なので、しょうがないと思う。
気が強そうな印象を与える著者だが、アンチレビューに心を抉られたりもしているらしいので、気にせず書き続けてほしいと思う。 -
「てんやわんや編」が面白かったので、続編の「おっとっと編」も手に取った。
SF小説やマンガを研究したり、ライトノベルに熱を上げてみたりして、最後には小説を書くことを遊びと割り切って、放り出してしまった。びっくりである。本当に面白い人だと思ったし、明るくて元気になる、面白いエッセイだった。
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切れ味鋭いミステリーを描く、東大卒の女性弁護士、アメリカ在住、、、
の時点で、すごーく近寄りがたい、神々しい感じなのですが、、、
そんな帆立さんがイギリスに長期滞在しているということで、私も若い時にロンドンに住んでいたので、(勝手に)身近に感じながら、帆立さんの日常生活、思考回路、読書遍歴、、、頭の中が少しだけ見れたようで、とても面白かった。 -
帆立さんのイギリス暮らしや大好きなバックや腕時計、執筆活動について書いた本。文章はなかなか固いけど、その分読みたえがある。
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新川帆立作品は好きで出版された作品はほぼ読んでいると思う。
これは小説ではなく、2冊目のエッセイであるが、サクサクと短時間で読めた。
新川さんの日常や仕事に対しての考え方などが散りばめられていて面白かった。
最後に新川さんの夫によるあとがきがあった。
作家ではない家族が綴るあとがきはかなり珍しいと思ったが、家族愛を感じられて好感を持った。
マンガやライトノベルなど多岐に渡って活躍している新川さんのこれからの執筆活動から目が離せない。 -
やっぱりこの人面白い。著者近影めっちゃ笑った。
自身でも文章・日本語の勉強をしているとあって、"わたしには"本当に読みやすい。名アンチレビューが書けず、申し訳ないです^ ^ -
この人の著書『元彼の遺言状』はもうあんまり記憶に残っていないけど、主人公に共感した記憶がある。ディテールは違っていたとしても、コアの部分はご本人に近いキャラクターなんだろうなと、とても良い印象が残っていたが、、、
うーん、どうしてか分からないけれど、この本を読みながら、だんだん好ましい印象がしぼんでいって、けっこう苦手寄りになって終わった感じ。残念。
エッセイを読むと、作品は嫌いでも、ご本人のことは好きになる、というパターンが多いのにな。どうしてだろう。自分を良く見せようしてなくて、正直な人だな、と最初は好ましく思って読んでいたのだけど。
でも、「突然売れる」というのは、本当に大変なことなんだな、ということは理解した。つまり想定外に突然有名人になる、ということだけど、こんなに「自分大好き」な人でも、アイデンティティがぐらつく出来事なんだなぁと驚いた。
村上春樹さんも『ノルウェイの森』の後、日本を離れるしかなかったというようなことを書いておられて、それは村上さんの性格とか考え方の志向からかと思っていたけど、きっとどんな人でも大変なことなんだろう。考えてみたら当たり前という気もするが。(でも、たぶん私は一般ぴーぽーすぎて、本当の大変さは理解していないと思うけれど)
そういう意味で、この前作の「てんやわんや編」も読みたいと思った。何がどう混乱だったのかとても気になる。
あと、人が「ジャンル」にこだわる、というところ、とても参考になった。読み終わった小説の他の人の感想を読んでいて、人がいつもやたらジャンルにこだわることに激しい違和感を感じていたので、なるほどと思った。
又吉さんの『花火』の感想に「純文学」という単語がそれはもう頻繁に登場することにめんくらったのを思い出す。これが純文学か!みたいな感想がとにかく多かった。
私が多くのラノベが苦手なのも、ひとつひとつの小説じゃなくて、そのジャンルの文法が苦手なのかもしれない。
そして、ジャンルというのは、はみ出したり越境したりしちゃいけないものなのだとは知らなかった。勉強になった(ばかばかしいとは思うが)。
しかし、この本のラストには唖然となった。
「心とつながった作品をつくることが何よりも大事で、できたものの上手下手はたいして重要ではない」っていう結論・・・。
エーッ! 今ごろそんなこと言うの!?と本気で衝撃だった。
私の中では、それ以外ないんじゃないの?と思うほど重要なことなので。
でも、そうか、「売れる小説とは何か」を考えて、その結果としておもしろいものを書く人もいるだろうから、「心とつながった作品をつくる」ってことは小説家の大前提じゃないんだ、と今さらながらに気づいた私。
私がこのブクログで時々「スカスカ小説」と呼ぶ、中身がスカスカの小説がいくつかあるが、そう言われてみれば、超売れっ子小説家がそのスカスカ小説家の代表格だったりする。そういう作家は、技巧が先走っている時期だったり、心から書きたいものがないけど書かなきゃと思っている時期(締め切りとか生活のためとか)なのかと考えていたけど、そもそも本人がそういうものを書こうとしていない(=そこにはこだわっていない)のか・・・?
「心とつながった作品を書くこと」って、すべての小説家にとって大前提(何より大事なこと)じゃないんだ・・・・。(←私的には、宇宙ビッグバンくらいの相当な衝撃です)
この本の中で紹介されていた剣闘士の本をぜひ読みたいと思った。コロッセオができたことが話題になっていて、今度そこに行くことになるだろう、というところで日記が終わっている、とあって、胸が苦しくなった。その日記の主の運命を勝手に想像して激しく心乱されてしまった。一日中、その剣闘士のことを考えてしまった。
「純文学のような、ラノベじゃない小説を好む人は、新しい体験をしたいからだ」というようなことを帆立さんは書かれていたが(←正確な引用じゃないです。もう図書館に返しちゃったので)、それはもちろんそうだけど、私はそれだけじゃないんだよなぁ。。。
この剣闘士のことを考えた時の胸の痛み、みたいなものを私は小説に求めているような気がする。(痛みだけじゃなく、喜びとかも) -
帆立のエッセイ第二弾。旅行記の話や小説家になってやる気が出なくなったり、すごくやる気になったりと小説家は中々大変な職業だと思う。なのに、次々と新作を書いてくれるので、とても楽しみです!どんなライトノベルが出来上がったのか?とても楽しみにしています。
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「てんやわんや」編に続くエッセー集第2弾。「てんやわんや」編とほぼ感想変わらず。アメリカで撮影してボツになった著者近影は笑える。最後の夫によるあとがきが一番心に残った(かなり著者の添削が入っている気もするが。。)
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前作に続き、今回も帆立先生ワールド全開で面白かったー!!
外国で宣材写真を撮影する話で、「柔らかい雰囲気で」って伝えて撮影してもらった写真が、面白くて面白くて声に出して笑った。
表紙をめくったら著者の紹介ページが出てくるが、そこにこの写真が使われていたら間違いなく、ミステリーの内容は1ミリも頭に入ってこないと思う。
エッセイの序盤に、有隣堂しか知らない世界に出演された時の話があって嬉しかった。
いつか、帆立先生が自ら撮影した動画(バッグ愛について)公開されるといいな。 -
旦那様によるあとがきが素敵!
海外生活のお話が特におもしろい!著者近影の写真は反則!ラノベやマンガもかきはじめられる、空手を始めるなど読んでて楽しい。文壇のリアルな世界には閉口しちゃいますね…… -
エッセイというより、もはや新川哲学書。実はまだ新川さんの小説は読んだことがないのだけど、本作を読んでから小説に入れる私はラッキーだと思いました。新川さんのひととなり、視点、多岐にわたる"書き物"の探究を通じてできあがる小説を読みたいと思いました。
著者プロフィール
新川帆立の作品

君らがわいのこと大好きなのは分かったが、めんどくさい(ビシッ)
君らがわいのこと大好きなのは分かったが、めんどくさい(ビシッ)