砂嵐に星屑 (幻冬舎文庫 い 75-1)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344433953

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  • 在阪テレビ局が舞台の連作。20代TK、30代AD、40代女子アナ、50代編集デスク…世代も立場も異なる、悩めるテレビマンたちの心理描写がとにかく秀逸だった。2話目、社内で〝いい上司〟家庭では娘と断絶状態のお父さんにいたく共感。軽妙な大阪弁のやり取り、表現力豊かで刺さる言葉の数々が著者らしい人間ドラマになっていた。

  • この作者さんは2作目。テレビ局を舞台にした短編集ということでお仕事小説的な内容を期待していたけれど、お仕事の裏側というよりは局内の人間関係がメインの短編集。

    群像劇好きにはたまらない、前の作品と絡んでいくタイプの連作で春夏秋冬の4話。

    全体的に大阪が舞台なので関東人には出てくる地名や距離感が掴みきれないところもありつつ…4話中ささったお話が1話だけだったので評価は低め。

    3話目の秋が同僚とやったかどうかと生々しい話だったのであまり家族とも共有しづらい小説…(私が個人的に性的に生々しい小説と、女性作家が描く男性・男性作家が描く女性が異性からの理想像すぎて苦手、という個人的な感想も込みですが)

    2話目の夏も、お父さんがこんなふうに家族を顧みてくれていたらいいな、という母親・娘サイドからの理想論のようであまりのめりこめなかった。

    1話目春は面白かったです。
    不倫で東京に飛ばされたベテラン女子アナと、とってもいまどきの新入社員(歓送迎会も途中で帰る)が、局内の幽霊退治に奔走するお話。

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著者プロフィール

2007年作家デビュー。以後主にBL作品を執筆。「イエスかノーか半分か」シリーズは20年にアニメ映画化もされている。21年、一般文芸初の単行本『スモールワールズ』が直木賞候補、山田風太郎賞候補に。同書収録の短編「ピクニック」は日本推理作家協会賞短編部門候補になる。著書に『パラソルでパラシュート』『砂嵐に星屑』『光のとこにいてね』など。

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