ママはきみを殺したかもしれない (幻冬舎文庫)

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  • 幻冬舎 (2024年10月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (312ページ) / ISBN・EAN: 9784344434226

作品紹介・あらすじ

脚本家の美汐は悩んでいた。息子・悠を「支援クラス」に通わせるよう学校から勧められたからだ。その日、言うことを聞かない悠の首を衝動的に絞めてしまった美汐はそのまま気絶する。目覚めると、目の前には1歳になった我が子がいた。時間が巻き戻った! 〝理想のママ〟になる為、仕事を辞め息子のことだけに時間とお金を使い出すが――。

感想・レビュー・書評

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  • 多分良い話なんだと思う。子を思う母親の気持ちが溢れてるのは理解出来たが読んでて疲れる?重い?なかなか進まなかったがなんとか読了まて漕ぎ着けました。

  • ホラー?ミステリ?と思いながら、、、私は育児書のような気持ちになりました。そして最終謎に母絡み笑
    少々無理やりだったのと、多分普通それだと母親嫌いなんだけど、綺麗にまとめたかったのか母親好き、でおわるのはちょっと違和感。

    でも今絶賛子育て中で、小学生男子可愛くねー!!いらねーと思いながら育てている自分は夢オチだったとしても赤ちゃんの頃の彼と過ごせる(病んでたけど笑)、やり直せるのがちょっと羨ましかったりもした。
    子育て中だとなんか、、、、苦しくなる!

  • -᷅_-᷄

  • 2024.11.22

    途中までは疾走感があり、引き込まれた。
    ただ美汐の幼少期パートがどうも腑に落ちず。

    美汐の母親像があっちへこっちへしていて、つかめず。美汐に対して酷いことしつつも妊娠した途端優しくなったり、どういう人物にしたかったのかわからない。
    そのため最後の方は何だか不完全燃焼感。

  • 図書館の新刊コーナーで見つけた本。

    タイトルにひかれて借りてみたけど、すごく面白くて一気に読んでしまった。

    あらすじは、脚本家としてキャリアを順調に積みながら、一人息子である悠(当時7歳)の子育てをしていた主人公は、学校から息子を支援学級にいれることをすすめられとても悩む。ある日言うことを聞かない息子に腹を立て、首を絞めてしまう。すると息子が7歳のころから1歳のころにタイムスリップをしてしまう。そこから、一念発起して、「理想のママ」になるため、仕事を辞め、子育てに専念することを決意する。しかし、現実は甘くなく、どんどん空回りをし、旦那との関係もぎすぎすしていく。キャリアを失い、「理想のママ」にもなれない現状を変えようと、旦那さんに2人目の子供をせびるが、断られる。その瞬間、主人公は、自分の行動の愚かさに気が付く。そのまま意識が飛んでいく。そして、意識を取り戻した時には、病院におり、7歳の息子と旦那さんがいる現実に戻るというオチ。

    「タイムスリップ前」と「タイムスリップ後」で主人公はなにもかも世界が一変した一方で、旦那の生活は1ミリも変化していないというのが解像度高いなと思った。はたから見ていて、旦那さんもかなり家事に協力的だし、理解のあるほうだとは思う。しかしながら、どうしてもあくまでも「補助」的役割である。勤務形態を在宅に変えたり、仕事以外の時間を子育てに専念するのは簡単ではないとは思うけれど、「理想のママ」になるために、仕事を辞めるという選択をした主人公に比べてしまう。これは、旦那さんの性格うんぬんというよりは、社会の構造上致し方ないことなのだけど、それだけ女性の負担が大きいことの現れだと思う。

    気を失ってから、意識を取り戻すまでのシーンで、主人公自身の子供時代を振り返る場面がある。そこで、主人公自身、母親からの愛情を求めていたことがわかる。主人公の母親は弟ばかりを溺愛していると感じていた主人公は、母親から認められるために「いい子」を演じ続けていた。母親への憎しみが消化しきれないまま、母親は突然死してしまう。このような背景もあり、「理想のママ」を追いかけてしまう。きっとこの主人公の母親自身も、主人公と同じように、子供の本当の愛し方がわからなかったんだろうと思う。物語の中でも20歳で主人公を産んだ母親は、主人公が生まれたことを恨むような発言をしている。いや、お前がやることやって産んだんやろ、って言いたくなるけれど、母親もそれをわかっているからこそ、自分自身の感情をうまく処理できなかったんだと思う。そして、主人公の時代以上に、「母親」としていろんなものを捨てなければいけないことにフラストレーションをためていたんだと思う。

    女性の生殖可能な年齢って現状では40歳前後となると、主人公のように自分自身の子供時代の不満があったとしても、それを昇華できないまま子育てに突入してしまう人って多いと思う。そういうのも、子育てを「自分の人生のやり直し」としてしまう母親が現れる一つの原因だと思う。主人公の幼少期を「仕方なかった」と簡単には言いたくないけれど、悲しいことに完全な親というのは存在しない。だからこそどれだけ、この社会構造で女性が人生で大きな選択をしているのか、という理解が必要だと思う。女性が自分の人生の選択を本当の意味で自分自身で選択できることが、大きな一歩になると思う。

  • “もう一度、子育てをやり直す”という設定は興味深く読めた。
    息子の悠を支援クラスに通わせるよう勧められた脚本家の美汐が、言うことを聞かない彼の首を…というあらすじにどんな反抗的な問題児かと身構えてしまったが、当の悠が友だちとの交流が少ないマイペースなだけの基本いい子の印象で「いいママ」にこだわり過ぎて暴走ぎみの美汐の悩みやチューリップのショックにあまり寄り添えず。
    ただ、彼女が最後にたどり着いた「親が受け入れるよりもずっと真っ直ぐに、子どもは親を受け入れてくれてる」には共感!
    親はそれに甘えちゃいけないな…。

  • うーん、好みの問題だろうけども、読んでいる間ずっと負の感情が溜まっていく感じで息苦しかった。

    自分は嫌ミスも苦手で、つまり読書でストレス溜めたくないので……。

    あとちょっと、このオチは予想通りというか、
    うん、まぁ、うん。うーーん。

    この作家さんのBL、特に虫シリーズは面白いので、やっぱり好みの問題かなー。

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