羊のうた (第7巻) (バーズコミックス)

著者 : 冬目景
  • 幻冬舎コミックス (2003年2月発売)
3.71
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  • 本棚登録 :536
  • レビュー :33
  • Amazon.co.jp ・マンガ (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344801981

羊のうた (第7巻) (バーズコミックス)の感想・レビュー・書評

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  • 最終話の効力が絶大で、あのまま終わるよりかなしいよね。
    こいつのせいで丸三日くらい骨抜きになった。

    きっと計算ずくで最終話を加筆したんだとかいって恨んだりもした。
    汚いなさすが冬目景きたない

  • セリフもモノローグも巻数もぜんぶこの半分でいい。何もかも言葉で説明してしまっていて、魅力も半減。これを言うのは野暮だけど、この設定ならもっとうまく生きていけるでしょう。作品世界に全く広がりや余白がないのもなあ。

  • 実際に読んでみると、電子書籍サイトの「立ち読み」で抱いていたイメージよりもずっと中身はエンタメ寄りで、物語展開もよく練られており、読みやすかった。吸血鬼伝説をサナトリウム的な現代病(精神病)に解釈していたり、というか近親相姦ばりばりだったり……な重苦しいトーンの中で、静謐に、『生きていてはいけない』ものとの戦いを描いていた。精神病の先生が読んだら卒倒しちゃいそうな「間違った」道へと、互いに寄り添いながら気持ちよさそうに堕ちてゆく様子が、衝撃的で、でもどこか共感できるものがあった。
    というより、この、たった二人が二人で作り出した悲劇の世界に、溺れ、飲み込まれてゆくような世界観が、もう心地良すぎて……。読んでいるこちらまでカッパ淵に引き摺り込まれるというか……。もっとウツだった頃に読んでたら、あぶなかったな。最終回ひとつ前の見開きページの、戦慄するような美しさは、他には得難いほどの漫画体験だと思う。
    ラストは確かに、中途半端かもしれない。

  • 読み始めたのは途中からですが、連載で追いかけていました。完結してからかなりの時間が経ちましたが今でもたまに読み返しますし、感動します。
    終わり方についてはこれが最善であったと思います。
    ストーリーを理解すればするほど、最終回の八重樫さんのセリフに涙するはず。

    余談ですが、この漫画を読み始める前、書店人だった僕は職場でこの作品について多くのお問い合わせを受けたことがあります。まだスコラ社が健在で、三巻が出たばかりのころでした。
    その時は(まだマイナーすぎて)全然わからず、タイトルと出版社を調べて取り寄せ可否を確認する程度の対応でしたが、後にソニー・マガジンズから発行されていた時期にはこの「羊のうた」を始めとした冬目景作品のフェアをしかけ、まあまあの成功を収めました。 いろいろな意味で思い出深い漫画です。

  • 突然冬目景マラソンしたくなって取り出してきたので登録。そうか,こんな終わり方たったか。よ,葉,か,かわっ。吸血鬼みたいに犬歯(牙)があって噛むのならわかるけど,普通の人の歯で首噛んだら血出そうにも吸おうにも,結構な傷跡になるのでは?というか,首筋と決まってるもんなのか。しかし,なんだか親友の木ノ下がかわいそうだなあ……

  • 漫画なのに小説を読んでいるような雰囲気だった。
    キャラクターの表情が細かく出てて、しかもその表情がどういう心情なのかを説明してくれる辺りがとても読みやすかった。
    八重樫さん可愛い!

  • ようやく全巻揃えることが出来たので、早速一気に読みました。

    精神的に社会から隔離された空間における自我の形成、それでも、人間と同じでした。例えそれが羊の皮を被った"何か"であろうとも、彼女らは人間らしいと感じました。

    それと、この巻でのラストシーン手前までの千砂の表情が堪らない。いや、他の人物でもそうだが、描き分けと言うか、沢山の感情を見て取れるのが良かった。

    読み終わってみると、「美しかった」と呟いていた自分がいました。作品における設定など、個人的には好けない部分もありましたが、非常に楽しめた作品でした。

  • 羊の群れに 紛れた狼は さみしい牙で 己の身を裂く (一巻冒頭を引用)

    ”人”としての中身が剥き出しに晒され、哀しくも寄り添い、繋がる。
    と思った。

    …自分でもよくわからない感想。
    何回か読み返したらわかるようになるかも。

  • アニメ化したほどの作品。
    結構好きです。

  • 大好きなんだけど、どうしようもなさすぎて悲しくなる
    読んだあとは悲しくなるし空しいけど、読みたくなる
    終わりは賛否両論かもしれないが、一緒にいけたらよかったと思う。

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