家畜人ヤプー (2) (バーズコミックス)

  • 幻冬舎コミックス
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784344803138

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  • 「新地球」の原住民、有翼四足人種を家畜化した天馬。
    ローゼンバーグ「家畜人の起源」
    生体縮小機。読心装置。染色体手術。
    家畜と家具との概念的区別が曖昧に。

    俺は最後まで嘘は言わなかったぜ、リン。
    こうやってお前を可愛がっているんだからな。
    さ、ちゃんとしゃぶって俺のジュニアを喜ばせてくれ。
    立場はどう違っても二人は離れないんだよな。

  • 原作は「戦後最大の奇書」と謳われてるそうです。
    江川ールドじゃなきゃ自分は読めなさそう…。

  • 裸で平伏す麟一郎を、「家畜人」だと言うポーリーンに激昂するクララ。ポーリーンの飼い犬「ニューマ」に噛まれ、全身麻痺状態の麟一郎を助けるためには、一度ポーリーンの世界「イース」に行かなくてはならない。
    家畜人の解説が物語より大きな割合を占めてます。

  • 原作はもうだいぶ昔に発表された小説。あの三島由紀夫や寺山修司も大絶賛だったらしいとか。そんな前知識は全く仕入れずに読んだのだけど、これがもう、凄まじいのだ。この際、江川達也が作画しているということは抜きに語らなければならない。発想としてはオーソドックスなSFだけど、設定の綿密さが尋常ではない。設定にはじまり、設定に終止する。よくもまあ、これだけの事実を捏造できたもんだと思う。すごいよ、これは。一読の価値はある。この江川バージョンを読んでから原作を読んでみようと思ってる。

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著者プロフィール

1926年3月19日福岡県福岡市生まれ。
本名、天野哲夫。
旧制福岡商業を卒業後、満州特殊鋼鉄株式会社に就職、帰国して海軍に入隊。復員後は、風俗誌にマゾヒズムをテーマにした原稿を投稿する傍ら、数々の職業を遍歴し、1967年、新潮社に入社。同社校閲部に勤務しながら、小説・エッセイを書き続ける。風俗誌「奇譚クラブ」の連載をまとめた『家畜人ヤプー』が戦後最大の奇書として話題となる。
2008年11月30日逝去。享年82。

「2012年 『劇画家畜人ヤプー4【復刻版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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