Under the Rose (1) 冬の物語 バースコミックスデラックス
- 幻冬舎コミックス (2003年10月24日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344803169
感想・レビュー・書評
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綿密な描き込みと間の取り方の情念入った愛憎物語
のように読める冷静な作者の視点が独特詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
出会った当初の衝撃が今でも忘れられない。
圧倒的画力と時代背景描写。人物の視点によって切り替わる世界、素晴らしいです。 -
表紙を見て今まで読んでなかったのが悔やまれる。どんどん綺麗になる絵に深みにハマるストーリー。
ほんと。なんで読んでなかったんだろう。
でも読んでよかった! -
本当に母親は自殺なのか?疑念を抱きながらロウランドへやってきた男の子ライナスが主人公。母親の死因をつきとめようと奔走するが……。
最後まで読んだけれど、どうもすっきりしない終わり方だった。子どもが大人に無理やり納得させられたような感じ。あとで「実は違いました」と言われても驚かない。そんなどろどろの家。やばい。続き読みたい。 -
名古屋にて。あらすじがいいねー。英国貴族の愛憎劇。けっきょくなんでグレースは死んだのか。気になってしょうがない!
なんかこう、複雑な感情の機微があって、読んでるとうわー!ってなる(語彙が貧困)。人間を描くってこういうことなのかなぁ -
大好き。
ライナス君のことが好きすぎて困ります。 -
ずっと気になってたのですがなかなか書店に置いていなくて、最近やっとてに入れました。
久しぶりに読みごたえのある漫画に出会えたと思いました。
絵の書き込みがすごい。
また、この人の描く人物の表情が好きです。 -
冬の物語は2巻目途中まで。
ライナスの心理描写に思わず涙が出てくる。
それから、ロレンスのいじらしさにも涙が出てくる。
1,2巻はとにかくライナスの表情から目が離せません。 -
ヴィクトリア朝時代を舞台にした、貴族ロウランド一家の物語です。
暗く、そして重い。
けれど一読する価値はあります。難点は続きがなかなか出ないところですが(笑) -
19世紀英国を舞台に、ライナス少年が母の死の謎を追う物語。何度読み返したか分からない。ラスト1Pまで素晴らしい作品。
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既刊前巻読破済み。
本当に好きで続きが楽しみな作品のひとつ。
スピカ買うべきか。
ちなみに出会いは平積みされてた一巻を見てのジャケ買いでした。
…そしたらこんな目にあうとは。 -
少年ライナスのお話。反抗期。
何がどうお薦めとか書きようがない。好きだから。 -
コミックです。
舞台は19世紀、ヴィクトリア女王統治下のイギリスで、
ロウランドという伯爵家の人間模様を描いた作品。
兄弟の五男を主人公とした「冬の物語」は完結、
ロウランド家に赴任した美しき家庭教師を主人公とした「春の賛歌」が連載中。
正妻がいるにも関わらず、愛人や庶子を持つロウランド伯爵。
敬虔で強い道徳観念を持つ家庭教師レイチェルは、
「背徳の館」であるロウランド家の歪みを正すことを考えるが…というお話。
仄暗くアンニュイな雰囲気の作品で、
伯爵家を取り巻く歪みや陰鬱さがストーリーの軸となっていますが、
決して暗いだけのお話ではありません。
ときにコミカルで、明るく爽やか。登場人物たちは感情豊かで愛らしく魅力的。
清濁が絶妙なコントラストになっているのかもしれません。
キャラクターのいきいきした、またどろどろした感情表現はお見事で、
物語に引き込まれてしまいます。
単行本派なのですが、昨年2年4ヶ月ぶりの新刊がでたので、
次はいつでしょう…私が生きてるうちに完結してほしい
本の話をすると、誰かしらが何かしらの反応を返してくれる本好きの巣窟月曜会で、
「読んでるよー!」という同志に会ったことがない。こんなに良い作品なのに!ということで、
わりと常日頃から布教活動に努めています。 -
7巻まで読了。
鬱々とした雰囲気がありながらも、コミカルだったり
温かなぶぶんがあってかなりバランスがとれてると思う。
何より、登場人物たちの役割がよくできているし
魅力がすばらしい。 -
続刊
感動とも驚愕とも違う。
今まで読んだことのないタイプの作品だった。
「あんまりだ!」と泣き叫びそうになるのは作者の才能だと思う。
この作品はすごい。 -
冬の~を読んで止まってる。
すごく楽しかった。楽しかったと言うと語弊があるかもだけど。
先が気になって一気に読みきった。 -
どろどろ~~!!みんな怖いよ。
優しさに潜む悪魔のこころ。