とまどいの行方 (リンクスロマンス)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
3.30
  • (1)
  • (6)
  • (15)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 59
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344804135

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 子どもの頃から大好きな相手と、ただひとつの居場所。その両方を失うかもしれない。なんていう状況は本当に怖かったと思う。直実と知之の間の、今までの関係を変えるのも。大切だからこそ傷つけたくなくて、一歩踏み出すことができないのは理解できるけど、もどかしかった。こうと決めたら真っ直ぐな直実と、色々考えてしまう知之。2人一緒にいるのは、ちょうどいいのかも。

  • 「今日からここが、おまえの家だよ」。祖母の葬式の日、幼い紀野直実の手にのせられた鍵と優しい男の手。あの日から直実はひたむきに、自分の保護者となった外科医の氷室知之を慕い続けていた。優しい時間をともに過ごす二人。しかし直実が高校生になった頃から、知之の態度がどこかよそよそしくなる。とまどいを隠せない直実だったが、ある晩突然、知之に力ずくで抱かれてしまう。怖くて仕方ないはずなのに、直実は痛みとともに強烈な悦びを感じて―。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

小説家。2002年に『医学教室の密やかな夜』(角川ルビー文庫)でデビュー。

「2019年 『翠玉姫演義 三 ‐泥に咲く花‐』 で使われていた紹介文から引用しています。」

柊平ハルモの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×