- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344804647
感想・レビュー・書評
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☆火事で一部記憶を無くしてしまった村瀬。誰だかわからないが形跡だけが残る「恋人」は一体誰なのか?☆
好きだから、
好きすぎて、
好き故に、
せつない想いをする二人のカップルが、あまりに不器用すぎて愛おしかった。
ぐるぐる焦れ焦れするのが苦手な方は多分ダメかと思います。
サラリーマン二人の日常と障害を描いた愛のあるお話し(^O^)♪♪♪
(ついでに言うなら池上さんは悪意なくヒドかったな!!(笑))詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
★3.0。主人公が記憶喪失になり、恋人を忘れる…というパターンが好きなので、ソコソコ面白く読めました。
しかし、表題作の記憶喪失が解決するまでの話が思ったより短く、記憶が戻るのも早ければ、仲直りするのも早かったので、少し物足りず。
攻の苦悩や、真相が明らかになるまでの山場をもっとじっくり描いて欲しかったなあと。
後半はよくある恋人同士のすれ違い話で、オチは割と拍子抜け。
しかしこの二人のカプは好きだし、オフィスラブ萌えとしては、むしろ二人が恋人になるまでの馴れ初めが見たかったりして。 -
記憶喪失もの。攻がちょっと無神経だなあ。作者の地の文体が理系っぽいので、好みは別れるかも。
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【あらすじ:眠っていた俺の唇に、そっと触れたキスの感触―。火災で記憶の一部を失った村瀬穂は、入院中のベッドで受けた口付けが忘れられずにいた。やがて順調に回復し仕事に復帰した村瀬は、友人・蘇我のフォローもあり、穏やかな毎日を過ごすようになる。ところが、日常生活の中で感じる違和感から、失った記憶がどうやら恋人に繋がる記憶らしいことに気づき始める。そんな村瀬の前に、突然ある人物が現れて。 表題作は『残り香』。他、得意先の人にばれちゃって脅されちゃう話『キャッチ・ノート〜移り香〜』】