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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784344805903
感想・レビュー・書評
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●あらすじ●</br></br>
怜悧な美貌を持つ社長秘書の瑞原久弥は、役員である柴本輝に、突然口説かれる。切れ者で野心家の柴本に不信感を持っていた瑞原は、彼の真意をさぐるため、「瑞原の気持ちが柴本に傾くまで手を出さない」という条件でつきあいはじめる。しかし、恋人と言うより友人のようなつきあいを続けるうちに、瑞原は柴本の優しさに惹かれていく。そんなある日、飲み会のあと柴本のマンションに連れていかれた瑞原は、なぜか憤っている柴本に力づくで抱かれてしまい・・・。</br></br>
●感想●</br></br>
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/redirect?path=ASIN/4344805569&link_code=as2&camp=247&tag=makishome09-22&creative=1211">ひそやかに熱っぽく</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=makishome09-22&l=as2&o=9&a=4344805569" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />に登場していた社長・相野の秘書、瑞原のお話。</br></br>
☆冷たい指先(小説リンクス掲載作品)
<blockquote>
解けない、柴本というパズルを解くのは面白いだろう。手応えもありそうだ。</br>
柴本が、瑞原をブランド品のように身につけておきたいというのであれば、瑞原は彼の傍にいて、彼のデータを集め、謎を導きだす。</br>
まるでゲームみたいだ・・・---瑞原は皮肉に微笑む。</br>
しかし、悪くない。</br>
「・・・そう、ですね」</br>
瑞原は、思わせぶりに口ごもる。
棘を含んだ皮肉の笑みから、つぼみが綻ぶような柔らかな微笑へと、瑞原は笑顔の種類を変えた。</br>
ほとんど表情が変わらないと言われる瑞原だが、自分の笑顔の効力は自覚していた。効力があるからこそ、出し惜しみをしているが、こういうときこそ大判振る舞いをしてやってもいい。</br>
「あなたが、どうしてもとおっしゃるなら、おつきあいしてさしあげてもいいですよ」</br>
瑞原は切れ長の瞳を細めた。</br>
次に自分の放つ言葉で、冷静な彼がどんな表情をするのか。絶対に、見逃すことはないように。</br>
---私も、たいがい悪趣味だ。</br>
自嘲は心の中でだけ。冷ややかな眼差しで、瑞原は彼を射抜く。</br>
「私の気持ちがあなたに傾くまで、絶対に手を触れないと約束してくださるなら」
</blockquote>
柴本の気持ちは分かり易いので、瑞原はふざけてると思ってるみたいだけどかなりの本気が伝わってくるし、相原に対しての態度も分かり易い。途中、柴本がスパイかも・・・と疑うような場面もありますが、その頃には彼の性格からいってそれはないだろうなと思えるほど直球な人です。</br>
対して複雑な瑞原、捻くれてるのかと思えばトラウマから臆病になってるだけで。恋人同士ってわけでなくとも、オープンな性格の相野に精神的に助けられたことも多いのではと思わせる。その辺が柴本の誤解を生むわけですが・・・。瑞原の言動もかなり誤解を生みそうなことばかり言ってるしね。</br>
ラストになって相原から「柴本は緊張すると指先が冷たくなる」と言われた一言で、瑞原の中で柴本の謎のパズルが解けるのですが・・・。私の中でも「あ〜、コレ小説リンクスで読んでるよ・・・」と気付きました。でも、こんな話だったっけ?っと思うほど、あとがきにも書かれてるように内容が変更されてる気がします。</br></br>
☆熱いくちびる(書き下ろし)</br></br>
「冷たい指先」で語られていた瑞原のトラウマの原因の先輩が登場。過去の写真から恐喝を受けることに・・・。
<blockquote>
「疲れただろう?私の部屋のほうに移って、ルームサービスでもとろうか」</br>
「そうですね・・・」</br>
瑞原は、ちょっと考える。</br>
「でも、明日も会社ですから、家に帰りたいです」</br>
「駄目だよ、久弥。今日はうちに泊まりに来る約束だろう?」</br>
柴本は、ふっと笑う。</br>
「約束のお仕置きをしてあげなくてはね」</br>
瑞原の前髪を掻きあげながら、柴本は額へと口づけた。</br>
「・・・!いつも、好き勝手しているくせにっ」</br>
瑞原は、頬を赤く染める。</br>
いつになく、柴本の愛情を素直に噛みしめていたのに・・・---これでは、いつもと同じだ。</br>
「調子が出てきたな」</br>
柴本は怒り顔の瑞原の髪を指ですくい、恭しく口づける。その仕草には、瑞原への深い愛情が滲んでいた。照れくさくなってしまうほど。</br>
「・・・どうせ私は、素直じゃないですよ」</br>
瑞原は腕組みをして、そっぽを向く。</br>
「それでいいよ。私の腕の中でだけ、素直で可愛ければ」
</blockquote>
普段の甘・甘な柴本が可愛い。瑞原はクールビューティーでソッチ系にはモテそうですが、柴本は女の人にモテるだろうなぁ〜。マメで料理が上手でセンスも良くて、甘い言葉を吐きまくる・・・。イタリア男の様とはよく言った!まさに。鳥肌もんのセリフをシラッと言っちゃたりしてますね、この人。何度”寒〜っ”と思ったことか・・・。</br>
水原の先輩の高柳は出てくるだろうな、と予想はしていましたが此処まで酷いヤツとは・・・性根腐ってる。書き下ろしの50Pの短編ってことなんで、物足りなさが多少ありますね。もう少し、じっくりと瑞原が追いつめられてく所を楽しみたかったかな。やっぱりSの気があるのかと思う今日この頃。結構もっとイジメってやってよ、って思うこと多いんだよな〜。</br>
お仕置きといっても、可愛いものです。コレじゃお仕置きじゃないじゃん!おまけに、尻切れトンボだし・・・。へっ、ここで終わりかよ〜って感じでしたね。でも、柴本は瑞原を大事にとても深く思ってるのは分かるので、こんなもんでしょ。性格的にお仕置きなんてする人ではないな、と思ってたんで納得ですけどね。
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●シリーズ刊●</br></br>
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柴本輝×瑞原久弥。「ひそやかに熱っぽく」リンク作品。人材総合ビジネス会社「テクノサポート」社長秘書の瑞原は派遣事業部統括役の柴本に交際を迫られ条件付きで付き合うことに。
著者プロフィール
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