夜明けには好きと言って (幻冬舎ルチル文庫)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344806382

感想・レビュー・書評

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  • スピンオフの「真夜中に降る光」の方が好き。でもスピンオフを読もうと思った程度にはこちらも好き。

  • 根暗で不細工だった主人公が交通事故をきっかけに
    整形し、別人になりすましてホストになる話。

    そのホストクラブのNo1・黒石は
    主人公・白坂にとって嫌な思い出のある同級生で
    抜かしてやろうと奮起する主人公。
    最初は心の不細工さが抜けてなくてハラハラしたけど
    徐々に頭角を現すサクセスストーリーは面白かったw

    黒石に惚れられて口説かれて関係を持ちますが
    好きなところは「顔」と言われて傷つく白坂。
    元同級生であることは必死で隠しながら
    なかなかもどかしい展開でした。

    が、白坂の容姿の真相が驚きましたね!
    それは損してたなぁ。もったいない。

    エロは結構濃厚で遠回りに描写せず、
    ズバッと書く感じ。
    tm袋モミモミが印象的でしたw

  • 過去の苦い経験から容姿コンプレックスに陥り、事故をきっかけに整形した受け。その過去の傷となった攻めと再会し、物語が始まる。ホストクラブが舞台ということもあり読まず嫌いで敬遠してたのですが、思ったよりずっと良かったです。視点も受け視点一方のみで感情移入もしやすかった。
    過去のこともあって、攻めの気持ちが読めない受けの懊悩、垣間見える攻めの優しさ、そして明かされる真実と、恋愛要素と過去とを上手く絡めてあって読み応えあり。結ばれた二人の姿に、この後のイチャイチャもみたい思いにさせられました。砂原さんらしい良作。もっと早くに読むんだった。

  • 整形して人生やり直すっていうちょっと後ろ暗いテーマがBLには珍しくて手に取りました。武骨だが包容力のある攻がお約束だけどムッツリでキュンとしたwこれはいい作品!

  • この作品はルチル文庫初だったんですねぇ。 ちょっと受けのネガティブさに最初はアレだったんですけれど、どんどん変わっていく受の描写がとても良かったです。 ラストの甘~いのはとっても気に入りました♪

  • 「クーラーのある部屋に行きたい」
    これがいちばんの萌えセリフでした(笑)


    ☆事故をきっかけに整形。ホストとして人生を再スタートさせた一葉は偶然にも同級生だった黒石と同じ店になる。復讐心もあった一葉だが昔と変わらない黒石にまた恋をしてしまう、というお話☆

    朴訥な黒石が魅力的だなぁと思いました (*゚ヮ゚*)!!
    二人の間に流れてるほんわか感がすご〜く愛おしかったです。不器用で言葉足らずなところにもキュンキュン!!(≧∇≦)
    この本で砂原糖子さんと金ひかるさんの大ファンになりました〜☆
    金さんの描く二人が可愛くて可愛くて可愛くて!!*:・'(*゚▽゚*)'.:*・たまら〜ん


    スピンオフ「真夜中に降る光」はツンデレ編集者とワンコ責め。こちらもキュンとしますよ♪♪♪

    大好きな超オススメ本 (*^ ^*)v

  • ★3.5。読む前にうっかりアレが実はアレじゃなかった事を知ってしまったのが悔やまれる…!面白かっただけに。一見朴訥で硬派そうな攻が恋人になると甘くてムッツリの絶倫というギャップ好きです。エロに満足。まさかプレゼント攻勢するような攻とは思わなかった(笑)あれだけホストに不向きそうだった受が復讐に燃えて成り上がって行く様子もちょっとした歌舞伎町物語ぽくて面白かった。しかし、挿絵がリーマンにしか見えない…。

  • 事故で整形をして、ホストとして人生をやり直す話。
    最後は、たぶんそうかな?と思った展開だったけど
    なかなか切なくて面白かったです。

  • これは良いホストもの!
    寡黙で男前な攻めが、受けに一途で不器用なところが良かった。
    受けに拒絶されて雨の中、30分くらい身動きもせず泣いてるシーンが印象的で好きだなぁ。
    そして拒絶したのに、やっぱり攻めが好きで完全には突き放すことが出来ない受けの揺れ動く心情も切なかった。

  • 顔がコンプレックスで酷いいじめを受けてきた受の白坂が、事故をきっかけに整形し、生まれ変わった気持ちで人生をやり直すという感じ。
    ホストとして就職したお店で、中学時代に付き合って酷い裏切りを受けた
    相手、攻の黒石と再会し、復讐を誓うわけです。
    もうとにかく白坂の過去がいろいろとしんどくて、黒石に対する復讐心
    とか渦巻いてたりするんですが、この黒石がまたぼくとつでもの凄く
    良い味を出してます。
    受がコンプレックスの塊である『顔』を売りにするホストになるという
    のも面白いのですが、この『顔』のトリックに気づいた時には何だか
    もう攻が可愛くて可愛くて仕方がなくなります。

    後半はもう胸がずっときゅんきゅんせつなくって、その後の甘い
    展開を期待しながら読むわけですが、もう攻が可愛くっ(遮断)

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