- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344808430
感想・レビュー・書評
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不器用すぎる支倉と秋のスローペースな恋がとにかくもどかしい。お互いに大切にしたい。一緒にいたい。と思っているのは明らかなのに、本人たちだけ気が付いていないのだから。人の気持ちに疎い支倉だけど、こうと決めたときの思い切りの良さや実行力は物凄くて頼もしい。どうしたいか決まれば、秋を守りながら目標を達成するんだろうな。という安心感があった。
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警備会社チーフ×歴史に縛られ閉じ込められた子
実友シリーズのスピンオフ。シリーズではあまり目立つことのなかった支倉さんだけど、今回はもうこれでもかっていうくらい男らしさ全面推しです!
ちょっと非日常的な部分(秋が古い家の歴史に縛られ、二度と外に出れなくなるとか)とリアルが混じっててうぬぬってなる部分もあるけど、坂井先生のらしい柔らかな文章で気にならない。
2年前出会って別れてからずっとお互いを思い合ってるのに、秋のしがらみで一緒にはいられない。
それでも、本当に家の奥で縛られてしまう前にもう一度支倉に会いたいと外に出た秋の健気さ、そして運命を本能で受け入れようとする切なさ。
途中視点が変わるけど、却ってそれがこの作品をより深いものにした気がする。
支倉の真面目で頑なで一本通った性格も世間を知らずただ敷かれたレールを歩いてそれでも大切な人を見つけた秋も、これからやっと二人で幸せになれる!!
それを最後2人らしい形でお膳立てした桐沢と天城がやっぱいい男!!!!!! -
『朝を待つあいだに』
『たとえばこんな言葉でも』
『いとしさで包まれたなら』
⇒『愛だけは待てない』 ※スピンオフ(桐沢の片腕・支倉の話)
『彼の甘い密室』 ※スピンオフ -
実友シリーズスピンオフ
非現実的な設定に、ちょっとしらけた。
私はどうやら上品でいながら、世間知らずな受がツボらしく、「ありえねぇ~!」ってつっこみながら、しっかり楽しんでしまった。
支倉さん、ステキです。漢はそうでなくちゃ!! -
…コレ実はまだ読んでない(笑)でも前作2作は読んでます。前の2作は結構面白かったです。歳の離れた二人の恋愛は結構甘め。よって前の2作は☆4つ。でもコレはまだ読んでないのでよくわかりません。読んだら更新します。
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静かなお話でしたが、なんだかいろいろ設定むりがあるんじゃないのという…
とにかくこの二人がこの先続くのか心配です。
筆者の作品は何冊か読みましたが、他の小説のほうがオススメできます。