- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344808607
感想・レビュー・書評
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なんとなく3冊買って読み始めましたが、夢中になって一気に読みました。
中華風で読めない漢字とか意味が分からない言葉もありましたが、電子だったので簡単に調べられました。
読み終わってしまったことが寂しいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
BLなんだか嫁が可哀想だなと思った。
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全3巻の最終巻。
楽師の講師としての仕事開始。生徒に手を焼いたり、大牙の探花が始まったり、お父様(王様)とのはじめましてなご挨拶があったり!!・・・二人の間にも慈しみや不安や激情。色んな感情が交錯。
愛を貫いてはいるけど、ちょっと終わり方としては恋愛モノとしては仕方ないとは言え寂しい部分もあり。
でも内容は相変わらずの切な系胸キュン物語です。
とにかくグイグイ引き込まれて、この作品がデビュー作とはとても思えません。時代背景はもとより、心理描写が素晴らしいと思います!! -
玄関
ほんだらけ袋 -
1作目が『月と茉莉花』で2作目が『月と茉莉花 ~羞花閉月~ 2』になります。1作目は、故国を滅ぼされた月心と大牙が心を通い合わせるまでで、2作目がそこから元服するまでが書かれています。
今作で完結です。
月心は、盲目のため幼少に王太子の地位を剥奪され、離宮に幽閉されていた。父王が同盟を結びながらも裏切ったことにより湘国は滅亡し、月心も湘国の命運とともに生命を絶とうとするのを王太子・大牙が湘国の書物を諳んじれるため、国へと連れ帰った。それが始まりだった。
月心の世界は狭い。湘国では、世話をする老爺と書物を話し聞かせた師しかいなかった。父王も兄弟も誰にも省みられなかった。国が滅び違う国へと連れてこられて世界は大きくなった。それは大牙と出合った事によるものだ。
大牙は、何も望まない月心にもどかしい気持ちになる。それは仕方のないこと。月心は、望むことを許される立場にいなかったから、望むということを知らない。
非常にもどかしく感じます。
その壁をぶち破れからこそ大牙なのだと思うのです。
今作で大牙は、王太子として娶らなくてはならなくなります。そういうことになると、非常にファンタジーだなと思います。歴史ものというジャンルでは当たり前なのですがBLでは珍しいんではないかと。
そういう展開もありなのではと思いましたね~。
でもでも。最後は、絶対ツッコミ待ちだと思うのですよ。
だって月心を立后させたと書いてあるんですよ!
立后って女の格好をさせて表に出したってことっすよ!
やってしもた~て感じです。
最初は、しんみりしてたんですけど立后って反芻した途端、書かなきゃって思いました。
だって待ってると思ったんだもん(誰がだ)
ほんとやるよね、凄いよ、大牙…。 -
月と茉莉花-03
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こういう終わり方もアリなのかな?私的にはイマイチでした。ちょっと残念(T_T)