さらっと軽く読めるファンタジーもどき。
中世っぽい世界観で、貴族やら王族やら皇位継承やらのお決まり展開。
ですがあくまで「~っぽい」感じなので、しっかりしたファンタジー好きには向きません。
あくまでBL的ロマンスをファンタジー風味で味付けした感じです。
微妙にSM要素ありますが、攻め方が生ぬるい。
いまいち中途半端で、SM要素書く必要があったのか微妙です。
単にスパンキング描写がしたかっただけなのかな……?
ストーリーは特に破綻することもなく、それなりに楽しく読めました。
高圧的な攻と、ぼんやりしてるように見えて気位高い受が、なんともいえないバランスでよかったです。
傲慢で自己中な攻が好きという感情を自覚してから、受の気を引こうと必死にあがく様にニヤニヤ。