ときどき、世界は美しい (バーズコミックス ルチルコレクション)

著者 : 神奈木智 桃月はるか

• 幻冬舎コミックス (2007年3月24日発売)

感想・レビュー・書評

[チハヤさんの感想 · 2013年1月28日]

顔と声のよく似た従兄弟(教育実習生と書道部後輩)の間で揺れる先輩、という三角関係の一方通行＆身代わりラブ。と思いきや、実は…？的わりとよくあるBLテンプレ話。ではあるんだけど、主人公の遥人がまっすぐで嫌みのない子だったんで全体的にキュンキュンしながら楽しく読めた。従兄の行哉に片想いしてる遥人に気づいて身代わり彼氏を申し出る悠馬も、あざといというより不器用な年下攻って感じでかわいい。三者の視点が入り混じりつつ、最後に明かされる遥人の真意にそうきたかー！と思わずニヤリ(笑)　可愛い話で読後感もよかったなー。

[渋谷さんの感想 · 2007年3月27日]

かんなぎさとる先生原作だよ〜〜〜！ってことで大喜びして買いました。絵柄が変わっても（描いてる人がちがうって意味ですお）受けと攻めの雰囲気は神奈木てんてークオリティ（^ω^）なんかね…常に２人の間に愛があるかんじが…すばらしいおね…。サービスシーンが最初と最後にあるっていうのは、なかなか…このテの話では、読者をガッカリもヤキモキもさせない、うまい配分のような気がした！！！　一緒に？書を書くシーンが好きだなー教えてあげるシーン。あれ、なんていうか、結構激しいおね…昔やられたの思い出した！（^▽^）

著者プロフィール

1994年『透き通った空の破片』でデビュー。ＢＬ作家。代表作『守護者がめざめる逢魔が時』(キャラ文庫)では、難しいとされるＢＬ×ホラーに挑戦し、新たなジャンルを開拓した。

「2017年 『ちび神さまの初恋むすび 』 で使われていた紹介文から引用しています。」