純真にもほどがある! (幻冬舎ルチル文庫 さ 2-10)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344810013

感想・レビュー・書評

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  • アツミお姉さまがいいキャラしてる! 面白かったです。

  •  朝起きたら、隣に寝ていたのは同居人であり、共同経営者でもある男が隣で寝ていた……

     幼い頃からずっと一緒にいたけれど、そんな風に相手・瀬戸光流をそんな風に見たことのない茅野和明は大混乱。
     思わず「何でお前なの?」と言ってはならない一言を叫んでしまう。
     その日から、何事もなかったように振る舞う瀬戸に、今度は茅野が瀬戸のことが気になって仕方がなくなってしまう。
     常日頃から、「燃え上がるような恋がしたい!」が口癖のモテ男の恋の結末は……? という話でした。

     全然、わかってない攻めと、分かっているけれども、すべてひっくるめて包んでいる受け(ただし、その先の好意にはうぶ)という、最強に萌えるカップリングの話でした。
     それでいて、攻めが受けの為に必死になってるのに、それがうまく通じなかったり、そのことが受けの頑なさを呼んでしまったり、すれ違い要素もいっぱいあって、やきもちさせられたり、それでいて、テンポもとてもいいので、満足のできる話の構成でした。

     よいBLを読みたい方にはオススメします。

  • 女性のキャラがかっこいい!
    アツミさんがいなきゃ、こいつらウジウジイジイジしっぱなしだ。

  • 隆かわいいな(笑)。
    こんな感じなんだね!
    そしてこんな内容とも思いませんでした!(笑)
    鳥ちゃんのヘタレって結構いいなぁ…。
    カッコつけてないのがいいみたいで、わたし。
    いい声よりもこういうのが好き。
    隆はところどころ孝宏さんみたく聞こえてしまってだな(笑)。
    でもこういう感じの声好きだからもっと聞きたくなった。
    あんまり評判よくなかったアツミはそんなことないかなーと思ったんだけど2枚目でうざいってのわかったわ(笑)。
    そこまで口出ししなくてよかったなーとは思う。
    まぁ年上設定だし目くじら立てるほどではないかな。
    前半の鳥ちゃん視点の時は隆の心境が気になったし、後半は鳥ちゃんの心境が気になってずーっとやきもき!
    そして市来くん!
    もう久々すぎて声一瞬わかんなかったけどすぐ思い出した(笑)。
    しかし兼ね役が近すぎて声もいっしょでちょっと混乱したわ…。
    内容はなかなかな感じだったし、ほどよく切ない。
    後半がとてもヤキモキする感じで。
    アツミさえ乗り切れればこの作品はそんなに苦じゃないと思う。
    崎谷はるひと言えば絡みの受セリフ(エロ目)がキモだと思ってるんだけど、ちゃんとあってわー!ってなった(笑)。
    あんまり隆のBL聞かないからかなぁ…。
    トークはまだ聞いてないけどきっとそこそこ面白いんだと期待してる(笑)。

  • 恋人にフラれて落ち込んだ茅野は飲みまくり、気づけば自室のベッドには見知らぬ男・・・と思いきや、一緒に寝ていたのは幼なじみであり、共同経営者の瀬戸だった。あまりにありえないことに全て目を逸らし、なかったことにしようと思うのに、気づけば「いつも通り」の態度などとれるはずもなく・・・
    ゴタゴタしてくっついて、そしてしっかりしてる瀬戸の方がグダグダになったり・・・という一冊。
    幼なじみから違う関係へと発展する難しい気持ちをうまく表現してると思います。
    面白かった!

  • <CD保有>

  • タイトル:純真にもほどがある!
    著者名:崎谷はるひ
    イラスト:佐々成美
    出版社/発売元:幻冬舎コミックス
    シリーズ名:幻冬舎ルチル文庫
    発売日:2007年05月
    ISBN:4344810015
    税込価格:580円

    ■Story■
    茅野和明は「燃えあがるような恋をしてみたい」が口癖で恋愛依存症。
    ある日茅野は、共同経営者で幼いころからの友人である
    瀬戸光流と酔った勢いでベッドイン。
    思わず「なんでおまえなの!?」と叫ぶ茅野に、瀬戸はそっけない。
    そんな瀬戸が気になる茅野は…!?
    続編「強情にもほどがある!」。書き下ろし「蜜月にもほどがある!」を収録。


    ■カップリング■
    【攻】茅野和明/ちのかずあき(29)ショップ店長
    【受】瀬戸光流/せとみつる(29)ショップ共同経営


    ■感想■
    20年以上も友達だったのに、そんなに簡単に恋愛感情になるものなのか?
    それは…どちらかに薄っすらだけど恋愛感情がないと成り立たないだろう。
    大人になって、様々な知恵や防衛本能が付いてしまった思考で、
    がむしゃらなに色恋に身を投じるのは難しいことかもしれない。
    しかし恋人を半年も放置できるとは…
    よほど自分に自信がおありのようで?と、思ってしまった。
    恋人が恋愛依存症であれば、浮気されるなどと思ったりしないのだろうか?
    きっとそんなことを考えるよりも、現状把握が儘ならなかったのだろう。
    30近い純愛って…なかなか面倒なものだな(笑)

  • 共同経営者で元から一緒に生きる事を覚悟していたような関係、が別の意味で出来上がってしまったら1番の障害は、切り替えるの恥ずかしい!というねww子ども時代の話しに胸が詰まった。

  • 茅野和明は「燃えあがるような恋をしてみたい」が口癖で恋愛依存症。
    ある日茅野は、共同経営者で幼いころからの友人である瀬戸光流と酔った勢いでベッドイン。
    思わず「なんでおまえなの!?」と叫ぶ茅野に、瀬戸はそっけない。
    そんな瀬戸が気になる茅野は…!?
    続編「強情にもほどがある!」、書き下ろし「蜜月にもほどがある!」を収録。

  • ドラマチックな恋愛がしたいと普段から言っている茅野はしかしいつも振られてしまう。そんな茅野が泥酔して抱いてしまったのは小学校の時からの親友で共同経営者の瀬戸。全く覚えていなくて慌てる茅野をしり目に以前と変わらない態度の瀬戸に対して、助かったような気持ちとしかし何か釈然としない気持ちが交差する茅野。

    ヘタレ攻めとツンデレ受け。
    自覚がないまま一生の相手と思っていた茅野は状況を受け入れるまではワタワタしたけど、理由が分かってからは仕切り直して瀬戸を手に入れた。
    茅野のヘタレに対して、瀬戸の純情さが可愛かった。

    Hシーンは崎谷先生にしては少なくネットリ感もなかったけど。何もかもわかっているアサミちゃんが良かった。

    イラスト:佐々成美先生

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著者プロフィール

小説家。3月16日生まれ、九州出身。
1998年、『楽園の雫』でデビュー。
ブルーサウンドシリーズ」や「白鷺シリーズ」「グリーン・レヴェリーシリーズ」など、多くのシリーズ作品を生み出したほか、漫画原案なども手掛ける。代表作として『トオチカ』など。

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