かげふみさん 1 (バーズコミックス)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
3.52
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  • (1)
本棚登録 : 198
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344810853

感想・レビュー・書評

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  • 登場人物の誰もが、「誰の命も平等に無価値」みたいな言葉に本心からあーそうだよねとシラフで返しそうな連中ばかりである。

    そんな人間は謂わばお話の中にしかいないが、そのお話がこの漫画なんだろう。

    オシャレで退廃的な雰囲気。とても好きです。

    唯一残念なのは冒頭に出てくる主人公の強迫性障害気味、という設定があんまり活かしきれていないことだと思う。

  • 売る前準備として登録。 何故買ったかが自分でも解らない作品。ちょっと近未来感のある世界での裏の世界でのお話。主人公は殺し屋に情報を渡す“かげふみ”何でも屋。いくら存在感がないといってもこれはなさ過ぎる。話の題が全て動物になっている。

  • 人に存在を気付かれないという特技を持つ少女。
    彼女の仕事は殺し屋の手先となって
    情報を集めること・・・
    かげふみさんの存在と苦悩も交えて
    なかなか面白いと思います。
    しかしちょっと読みづらい(--;)

  • 立ち読みして下ネタと台詞回しにやられて即購入。
    設定の濃さがぱねえっす。

  • 恐るべき存在感のなさを頼りに(鼻血出しながら)不器用に暗躍するキュートで馬鹿正直でまっすぐなかげふみさん。読みながらつい後ろを振り返ってしまう。

  • 下ネタ以外はいい話だと思うんだけど…

  • 細部の小ネタも全部ツボ。

  • 「私たちって死ななきゃ誰にも気づいてもらえないの?」
    影が薄すぎる少女と影が濃すぎる男のコンビ。
    誰かの役に立ちたいのに、あと一歩届かない。
    葛藤とジレンマと、シリアスとコメディと。
    いろいろ入り混じったマンガだと思います。

  • ¥105

  • まずカバーのデザインが秀逸。シンプルな表紙から裏表紙へ目を移すとそこには……。他人のプライベートを覗いたり、街の不条理なモノが気になりすぎて鼻血を流したりするかげふみさん。奇妙な魅力と味わいにあふれた佳作。
    キーワードは「毎朝だ 一日を性欲で支配されたくないからな…」とか。

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著者プロフィール

7月9日生まれ。大阪府出身。『殺しのライセンス』でちばてつや賞準大賞を受賞しデビュー。代表作に『イハーブの生活』『来世であいましょう』『犯罪王ポポネポ』『束縛愛~彼氏を引きこもらせる100の方法~』など

「2016年 『メタラブ(3)<完>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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