東京トイボックス(1) (バーズコミックス)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
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本棚登録 : 712
感想 : 45
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344810877

感想・レビュー・書評

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  • まさに、大人のための漫画!
    元システムエンジニアなので、G3の開発現場は身に覚えがありすぎて、他人事とは思えませんでした(笑)
    この漫画の中で、語られてることは、社会人なら一度は経験したことのあることばかり。
    綺麗事だけじゃ済まされない「ビジネス」の部分と、それでも譲れない「夢」の部分。
    両者の折り合いをつける感じが、生々しくて、自分にも覚えのある感情でした。
    太陽も月山さんも好きですが、1番は仙水さん!!ズルい!かっこいい!
    ソリダスに入りたい!\(^o^)/

  • 秋葉原の弱小ゲーム制作会社、スタジオG3という
    ゲームクリエイトの現場が描かれた物語。

    『品質』か『納期』かで葛藤するのは、
    何かを作ったことがある人なら分かる話かと思う。
    天川さんの「仕様を一部変更する!」という決め台詞が、
    恰好良いよいは迷惑な感じがリアルで面白い。

    ゲームを普段プレイする人や、
    ゲーム業界でなくともSEをされている方などは
    より面白く読めるのではと思う。

  • やばいマンガ

  • コミック

  • こういう漫画、好きだ。笑


    熱量ーー!!

  • ゲームを愛する者たちへの漫画。
    端的にいえばゲームクリエイターの物語。

    主となるのは、ゲームクリエイターである者とゲームとは無縁だった者の出会いとぶつかり合い。

    ゲームを作るということ。
    クリエイターとしての情熱・魂。
    納期、売上げといった切実なる現実。
    大きな狭間であり、決して離れることのできない溝と向き合う者たちの物語。

    人間模様があり。
    明白な対抗目標もある。

    ゲームに深く掘り下げすぎたオタク向けのコアな作品と思いきや、ドラマ性に富んだエンターテイメントのある漫画だった。

    ゲームを好きでない者たちでも楽しめるだろう。もしかしたらゲームに興味を持ち始めるかもしれない。
    ゲームを好きな者たちは、真剣にそれぞれの有り様でゲームを作るということに向き合うキャラクターたちの姿に一喜一憂、ドキドキワクワクできることだろう。
    そして、ゲームを愛する者たちは、魂が揺さぶられる…かもしれない。


    少なくとも私は、読み進めて行くたびに興奮を覚えた!
    「こんなにゲームを創るということが大変なのか」と思ったり、「わかる!わかる!」と共感できるようなところがあったり。

    非常に面白かった!

    きっと作者は、ゲームを愛してるのだろう。そう伝わってくる。

    最後に、この作品を読み終えたら是非表紙カバーを外して欲しい。
    楽しい仕掛けが、そこにあるから。

  • 画的には好きな雰囲気で気になっていたけど、1話目に入り込めなくて放置していた作品。
    思い切って読み進めたら結構面白くて続編含めて一気読みしてしまった。

    題材的にゲーム会社の話だったので興味をそそられたのと、スポ根的な王道パターンをこの世界感でやっているのがあんまりなくて良かったと思う。

  • コンビニ合本を読む。

  • 全2巻。

    『品質』か『納期』かで揉めつつ、葛藤とか因縁とかジレンマとか、反発しながらも惹かれあうって例のやつ(?)も盛り込んでたりと色んなのがギュッと詰まってるので、全2巻ながらもボリューム満点でした。

  • ゲーム製作については詳しくないけど、あとがき含めて楽しく読めました!

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著者プロフィール

<b>うめ</b> 
原作担当の小沢高広と、作画担当の妹尾朝子からなる実力派漫画家ユニット。代表作は「スティーブズ」「大東京トイボックス」。電子版絵本「ねこにこねこ」も好評発売中。

<b>小沢高広</b>
わりと細かい夫。原作&料理担当。漫画原作の他、「劇場版 マジンガーZ /INFINITY」の脚本なども手がける。ゲームとロボットと日本酒を愛する。
<b>妹尾朝子</b>
基本ざっくりな妻。作画&洗濯担当。
ちばてつや賞出身で、青年漫画誌を中心に活躍。華奢な外見を裏切る、数々の武勇伝を持つ酒豪。とにかく猫が好き。


「2018年 『イクメンと呼ばないで ニブンノイクジ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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