チョコレートのように (幻冬舎ルチル文庫 ひ 1-5)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
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感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344811607

感想・レビュー・書評

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  • 仕事ができる男ってホントカッコいい!!

    同僚で友人と思っていた永瀬に仕事を盗まれ、自暴自棄になっていた野暮ったい京一を梶本が仕立てあげていく。

    俺様攻めはホント良い!しかもそれが仕事が出来て本質を知ってるとなると尚更。
    今回の受けは自分をよく分かっていない野暮ったい男だけど、最初は怒って梶本と縁を意外な場面を見るうちに離れられなくなっていく。

    これはホント話の組み立てが良くて、面白かった!
    永瀬の失脚もちゃんと納得いく形だったし、梶本のために永瀬を誘惑しようとする京一もかわいかったし、最後にそうくるか!っていうどんでん返しもありで楽しめた!!

  • ひちわさんの書くバブルのはじけてないスーパー攻様が好きですw調教もの、おいしくいただきました!

  • ひちわさんらしい、強引な攻。振り回される受。
    受を手に入れるための嘘と誤解がまた、ひちわ節。
    面白かったですよ♪

  • チョコレートかぁ。そうか。……うむ。
    BLらしいBL、かな。大人すぎる大人にはまぶしいかな。ルチル文庫ってこういう感じなのかな。私の選択ミスかな。
    難しいこと考えたらイカン、逆に難しいこと考えたくないときにいいかな。
    好みの問題だと思います、すみません。
    おいら汚れちまったよ…

  • ふぉぉぉぉ!!!エロかった!

  • ★4.5。良いエロオヤジ攻!
    榎田先生『ゆっくり走ろう』が大好きな私がハマらないはずがない。

    エロオヤジ攻とツンデレ受の「反発→信頼→成長」という関係が好みで、この作品も(成長というよりマイフェアレディ物ですが)例に漏れず。

    ただ難点を挙げるならば、前半の周囲に対する受のツンツンが非常識な事と、オチのどんでん返しが好みじゃなかった事。
    てっきり同僚が当て馬になる形で、同僚に抱かれに行った受を攻が連れ戻しに行く…という展開だと思って期待していました。なので、オチは肩透かしでした。

  •  信頼していた同僚に、コンペ用に用意した企画を丸々盗まれる、という最低の経験をした京一は、橋の上で水面を酔った目で呆然と眺めていた。
     そんな京一に声をかけてきたのは、印象的な声をした謎の男・梶本。
    「死ぬくらいなら、そのカラダ、俺によこせ」
     という梶本に、自分が身を投げる先が、この川の水の上でも、自分のベッドの上でもどちらでもよくなっていた京一はついついうなずいてしまう。
     梶本は、男の恋人をその同僚に奪われたのだ、と言い、同僚への復讐に手を貸すという。
     そしてそのまま梶本は京一を強引な手段で変身させてしまう。
     おまけに、これまで知らなかった強烈な『快楽』まで教え込まれた京一は、徐々にとろかされていくが――

     という話。
     これって一種の憧れですよね。
     何にも知らない元だけはいいのに、まったく自分に頓着しないような自分好みの人間を探し出してきて、上等な服に着替えさせて、髪も切って、メガネも変えて――
     で、完成品が誰もがうらやむ美形!
     しかもそれが自分の恋人!!

     なんて理想的なんだろうか――とまぁ、私でも思います。
     こういうのがシンデレラストーリーっていうんでしょうね。

     もっともそれだけじゃなくて、梶本と会ったことによって、京一のどういうことが変わったのか、というのも何となうきちんと表現されていたので、ただ単純なシンデレラストーリーではなかったかなーと思います。
     元々京一は仕事に対して、高い意識を持っている人だったので、それに見合う服装をしたのだ、と思えば、変わったのも確かにそうだな、と納得できるような気がします。

     どんな外見をしていても、中身がそれにともなってなきゃだと思うし。
     中身がすばらしいのであれば、外見もそれに伴う格好をしないといけないよね、と思いました。

     それにしても、、あんなに梶本はうさんくさいけどできる男だったのに、最後の最後で、京一に謝り倒すはめになって、なんかかわいいなあとも思いました。

  • ぐいぐいよんだー!おもしろかったー!すぐ落ちない受けと意外にかわいい攻めが好印象。いいなあ好きだなー

  • エロのオンパレード。ビーエルのスタンダードエロのうちのありとあらゆることを行っていて、ビーエルのノーマルエロの教科書になりそうだな、とおもった。

  • まさに王道もの。タイトルどおり、甘くて蕩けます。
    読みやすくて、「お約束」どおりに話は進むけれど、退屈することまったく無しに、早く先が読みたくなるかんじ。伏線の張りかたの手腕もすばらしいです。
    親友と思っていた男に裏切られて、橋の上から身を投げようとした京一は、謎の男梶本に引き止められ、復讐することまで提案されます。さらに強引にヘアスタイルやファッションを変えられ、その上熱いラブレッスンまで享受させられ、京一はどんどん梶本ペースに引き込まれ、生き方までも急激に変化していきます。

    傲岸不遜な男、梶本が、毛を逆立てる猫みたいな仕事一筋のエリート男、京一を調教して魅力的に変身させるところが、読みどころ。一筋縄ではいかない手強い京一が、だんだん見も心も陥落していくのがわかっていても面白くて。

    ダサ眼鏡の京一が、マイフェアレディばりに変身したりとか、Hのひとつも知らなかったのにエロい梶本がじっくり徹底的に覚えこませるあたりとか、描写力も抜群で、二人のほだされていく心情までも手に取るように伝わってきます。

    主人公も脇役も、キャラがしっかり立っているところが、さらに話に深みを持たせています。ただ、かっこいいだけじゃない、ちょっとはずした感がある京一と梶本の性格付けがかえって魅力的。
    ラスカルとかハイジのネタも、相当エロい言葉を吐く梶本とのギャップがいいし、何しろエロ指南が濃厚で萌えます。

    書き下ろしは、その後の二人。風邪を引いて看病ネタ。京一はおれにメロメロ、とか自信満々に言いながら、実は京一からの「ティッシュが切れた」メールに「買って帰る」などと返信する梶本がすてきです。

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