- Amazon.co.jp ・マンガ (169ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344811898
感想・レビュー・書評
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すごく好き!
貧乏人の子沢山の家でうまれた高校生のめぐりちゃんに、降って湧いた縁談は、お寺のお嫁さん。
明るく元気で、苦労人のめぐりちゃんは、お寺の質素倹約も真っ青の倹約家。
それでも大好きな信玄さんとみんなに見守られて、幸せに暮らしていたのに。
第一話のラストで衝撃の事実。
書評で知ってはいたけど、ホントに衝撃でした。
未だにあきらめきれない←私が。
信玄さんの弟僧侶の一円が「ぐり」と呼ぶのが好き。
「めぐ」じゃなくて「ぐり」というのが、ホントに可愛がっているんだなーと思って。
一円とぐりちゃんの間の距離感そのまま。
元々寺フェチだったのですが、この本でその度合いがますすまup。
知らないこともいっぱい知りました。
ありがたや。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ブックパスにて。一巻のみ読破。
絵がまだ【いちごの学校】の頃の絵で、好き。
阿呆みたいに子沢山の大家族。避妊くらいせえよ。子供に進学を諦めてもらってまで産むもんかね。まあ、人によるけど。
信玄という若いお坊さんと結婚するめぐり。
そんな彼女の生きていくミチ。端々に、【いちごの学校】のくるみのような、瑞々しくも陰鬱な空気が挟む。一円にも腹が立つ。中途半端でぐずぐずで、壱悟よりひどいと苛立つ。あんな子供に頼る。
ああ、大人が子供に頼り、食い潰すのか、と癪に触る。 -
前にtwitterで感想書いた気もするけど・・・信さんの物語って気がする。そしてそれに縛られてずっと信さんの側に居る気がしてそのまま目を瞑ってしまっためぐりちゃん。もう1巻目から切なすぎる。これ3巻目にはハッピーエンド・・・無理かなぁ?
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結構どろどろ
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お坊さん好きにはたまらないのではないでしょうか。
私がサトウナンキ+きづきあきら作品を読んだのはこれが初めてで、
絵柄から軽いラブコメだと思っていたら、
重い読み応えの、死と忘却にまつわる切ない物語でした。
誰かを亡くすことや、そのことを自分の中にどう収めるか。
著者なりの答えがこの中にあり、
その答えは哀しくも、とても美しいものだと思います。 -
全3巻。寺の嫁とは?寺のシステムとは?それに翻弄される人々の漫画。
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サトウ+きづきはこれが6作目。他のも読みたいけどあまり古いのだと絵柄がキツイのでゆっくり。
お寺が舞台の恋愛かなと軽い気持ちで読み始めたが、寺の存続・僧などについて結構濃く描いた内容だった。いい人そうなキャラが不意に怖い一面を見せるので毎度ビビらされる。
とりあえずめぐり可愛いです。 -
間ッ違いなく私の2010年ベスト漫画です。2月にして既に。ええ。
というか、総合的に人生の中で、ベストかもしれない。本当にいい。もっと評価されるべき。5点じゃ足りねーよぉ…。
絵柄でうっ…と思うかもしれませんが、ごく普通?の僧侶がたくさん出てくるヒューマンドラマな漫画です。無垢な主人公の少女の周りで繰り広げられる寺の跡継ぎ問題なんですが、多様なテーゼが仏教の教えと絡めてあって、うまいなあと思います。他に、登場人物の心理描写やらキャラ設定、舞台設定もよく取材されていてリアリティーがあって、地に足が着いていて、バランスがよい。本当にいい漫画なので、ぜひ皆さん読んでみて下さい。
以下は煩悩まみれな個人的萌えポインツですが、まず坊主+眼鏡。コレ最高ですね。あと、ヤンデレどS坊主も萌えた。坊主同士の会話に出てくる業界用語も、いちいち漢語っぽくて萌えたなあ~調伏とか妄念とか!袈裟からみるに臨済宗なんだろーかー…?
とにかく、僧侶+恋愛萌えで即身成仏でした。南無。 -
内容はともかく、自分は仏教に興味がないんだなあと、改めて思った。『ブッダ』読んでも蛇に食われたり子供殴り殺したり膿を吸い出したりするシーンしか覚えてない。
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想像していたよりずっと切ない内容。
全3巻。