- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344812901
感想・レビュー・書評
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フリーライター×高校生
砂原先生のデビュー作と聞いて。
すごく良かった。
年の差で悩むところの細かさや、高校生の年下ワンコなのにどこか達観してたり。そのくせ、年下らしい幼さが見えて魅力的な航。
片思いに踏ん切りつける気持ちて引っ越した千晶。
臆病さと喪失感とあやふやな気持ちの持て余し感が感じられた。
気持ちの合わさり感がちょっと急いてたように感じたけど、一冊の中にバランスのいい3話でとても良かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
受けさん、いつの間に攻めくんのこと好きになってたの!?
惹かれていく課程がほとんど描かれてないので、あっさり抱かれて、なんだかえらく軽い人みたいだよorz
それでも結構面白かったけど。 -
★4.0。とても良い年下わんこ攻!大人びているようで嫉妬でスネて暴走するのが高校生攻の醍醐味であり萌え所。表題作のスネ方はちょっと言葉が過ぎたけど、受も受で色々頑迷なので、どっちもどっちで喧嘩両成敗。ただの痴話喧嘩ですね(笑)受がほだされてくっつくのが早かったので、もう少し攻のアプローチや駆け引きをじっくり楽しみたかったなとは思いますが、全体としては萌えたので良かったです。攻が社会人になってからの話も見たいなあ。
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案外良かった♪ 特別なことは何もないありがちな展開なのに、些細な感情の揺れで関係を崩したり決定づけて後戻り出来ないような微妙な状況とか表現が好きだった。実際あり得ないがてんこ盛りなくせにwいい。
ちょっと諦観に蝕まれた受けに何故か惹かれるものがあったw 疲れてる時は地味にいいなぁこれw -
失恋して海辺の小さな町に引っ越してきた千晶の心に入り込んできたのは、コンビニでバイトする航。
年も重ね何事にも引き気味な千晶の気持ちを揺さ振りつつも優しく包み込む年下男とのラブストーリー。
海辺のゆっくり流れる日常の中で、些細な出来事のみで進行するから、特にドラマチックというわけでもなく、涙するというわけでもありません。なのに、印象的なのが不思議。
千晶の心情が手に取るようにわかる心理描写の上手さは、まるで自分がその海辺の町で暮らしているかのような錯覚すら起こしてしまいそう。
悩んだり不安になったり嬉しくなったりする、そんなちょっとした千晶の心の動きにひとつひとつ共鳴し、感情移入できる作品です。
年下攻めの航が、とても魅力あるキャラ。千晶の消極的な態度とは対照的に、明るくて前向きで、しかも恋人へのいたわりを常に持ち続けています。すごく年下だけど、千晶が愛するに値する魅力を充分持ち合わせている。そのあたりのギャップ萌えがかなりきます。
続編では、千晶が恋愛に対して徐々に能動的になっていくのが、情緒たっぷりに描かれていて読み応えありました。萌え度もバツグンです。書き下ろしはもっと甘く濃厚に絡んでいて、とろけそうです…砂原センセはラブシーンがいつも素晴らしいけど、原点はこの作品あたりなのかな?
円陣闇丸センセのイラストがピタリとはまっていて、ますますムード盛り上げています。 -
買いなおし
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星4.5。
砂原さんの著作の中で、一番好きかも。デビュー作が一番っていうのも、ちょっと複雑でしょうか? -
砂原糖子さんの原点に出会える作品です。
透明感のある静かな世界に浸れますが
30歳で高校生とつきあうって、話が合うのか?
ジェネレーションギャップを考えてしまいました… -
年の差はやっぱ考えるよね...。