薄紅に仇花は燃ゆる (幻冬舎ルチル文庫)

著者 :
制作 : 穂波 ゆきね 
  • 幻冬舎コミックス
3.84
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本棚登録 : 69
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344812949

感想・レビュー・書評

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  • 想いを通わせあった佳雨と久弥。しかし、男花魁の佳雨は、久弥以外の客との関係も持たなければならず、苦悩する。二人の恋は…!?
    出版社より

  • 仇花シリーズ2作目です。
    漸く思いが通じ合ったかと思ったら、今度は『娼妓と客』という立場で恋愛をするという苦悩や葛藤にやきもきしたり。
    仕事にプライド持ってる受の心情を慮り、その全てを受け止めてしまった攻には脱帽もの。器が大きい!
    世の中の嫉妬に狂う傲慢攻様方には、爪の垢でも煎じて飲ませてやりたいですね……。
    対する受もすばらしい。
    攻と両想いになって心が満たされて、うっかり他の客との駆け引きに失敗してたり。しかもそれを客からガツンと指摘されて、反省してみたり、凛とした聡明さが何とも言えないギャップを生み出してます。

  • 仇花シリーズ第二弾。
    前作で思いを寄せ合った骨董商・久弥と男花魁・佳雨の約1か月後くらいからの話。
    佳雨付きの新造・梓の突出しの相手に久弥という話が出てきて、本当の恋に溺れて艶やかになっている佳雨の揺れる心と、花魁の間夫となり嫉妬の狭間に揺れる久弥。
    『百目鬼堂』から紛失した骨董5つのうち、花瓶の行方と河岸遊女の連続する自殺という事件が絡んだ作品。


    佳雨の水揚げをした鍋島義重の態度が今回も凄い。
    抑えようとしても恋に浮かれてしまう佳雨をやんわりと“花魁”としての矜持へと戻させている。
    「嘘でも妬いてみせなければいけなかった」とそれを察する佳雨もすごい。
    そんな風に花魁と客を書き出す神奈木先生が更にすごいと思いました。
    女として、駆け引きが大事な時があるものですが、こんな駆け引きが書けるって作家の先生はリアルでも恋愛を始め人間関係の機微には強いのだろうなぁと思わせる一文でした。


    本来、切ない話であるはずなのに、湿っぽくないのは佳雨の持つカラリとした性格なのかなと思いました。

    Hシーンは少ないです。しっとりしてますけどね。

  • ★4
    読了日:? 出版日:03/2008
    【impression】シリーズ2

  • この手のネタは大分出ているので、ちょっとやそっとじゃあんまりおもしろくないかもです。おだやかでほんわり系が好きならいいとおもいますけど。
    この作者さんのわりにいまいちでした。

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