スローリズム (幻冬舎ルチル文庫 す 2-3)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
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感想 : 44
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344812970

感想・レビュー・書評

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  • ノンケの主人公への片想い、こじらせパターンなお話。急転直下がない分、安心してのんびり読めました。

  • まあ、面白いんだけど、なんだかたるいな・・って感じで進んでて、最後でちょっとぐっときた。

    イラストが良かったかな。
    BLって、イラストでかなり左右される。
    すごく好きな話でも、苦手なタイプの絵だと半減。

  • タイトルどおりスローだと聞いていました。
    でも、じれじれキュンが好きな自分としてはむしろ本望!とばかりに購入。どんなじれったい話なんだろうと、ワクワクしながら読みました。
    確かにスロー。もどかしいばかりにゆっくりな恋模様が、一人称の受け視点で語られます。
    …でも、これ好き嫌いが分かれるかなー。
    これをじわじわと読むのかノロノロと読むのかで評価は分かれると思います。私は合わなかった。
    ストーリー自体もゆっくりな歩みですらなく、結局その場で足踏みしてたのにやっと気づきました、という感じ。
    最後には、受けのあまりの煮え切らなさにイラっとしてました(笑)
    木下さんのイラストが繊細で綺麗なのが救い。

  • あー、これ系は好みじゃないのー。葛藤や紆余曲折は当然だとは思うけど。

  • タイトル通りとてもゆっくり進んでいくふたりのお話。
    語り手である水森の気持ちも、水森を通して見える矢萩の気持ちもゆっくりと沁み入ってきます。
    矢萩の少し頑なな怯えというか躊躇?…が気になったかな。

  • 中学時代からの幼馴染でリーマンもの。
    こういうの好きなはずなんだけど何故かはまらず。文章が合わなかったかも。

  • 水森に毎週2回必ず電話をかけてくる矢萩は、高校のときからの付き合いで一番身近に感じられる友人。だが、高校生の頃、ゲイである事を告白した矢萩はすました顔をして「安心しろよ、おまえだけは絶対好きにならないから」と、言い放った。あれから十二年、その言葉どおり水森と矢萩はずっと友達でいるが……。単行本未収録作品&書き下ろしで待望の文庫化!

  • 杉原さん初読みでした。私の大好きな木下けい子さんの絵と凄くマッチしていて良かったです。矢萩の、水森にだけは臆病である姿がなんとも痛ましく、切ない。必至な二人がとてもよかったです。

  • 【あらすじ】
    水森に毎週2回必ず電話をかけてくる矢萩は、高校のときからの付き合いで一番身近に感じられる友人。だが、高校生の頃、ゲイである事を告白した矢萩はすました顔をして「安心しろよ、おまえだけは絶対に好きにならないから」といい放った。あれから12年。その言葉どおり水森と矢萩はずっと友達でいるが…。単行本未収録作品&書き下ろしで待望の文庫化。

    【感想】
    作家買い

  • 攻めがずーっと大切にしすぎて(というか受に告白して振られたら立ち直れない性格で、ある意味、自分大事?)、手を出せないの。で、受はなんとなく自分の事を好きなのかなって感じてるんだけど、攻が「絶対にお前だけは好きにならないから。」という言葉を信じて、全然攻の態度にも応えないの。(というか一歩を踏み出さないよう気づかないようにしてきたのか。)1は、間男が出てきて、やっと気づいたか受…。という感じ。2は結構いい。攻がどんな思いでこれまできたかとか、受が成長して、攻に好きだよ。って言えててほんわりです。最後は作者も自分でよく書けたという通り、幸も不幸も二人で歩んでゆこう。という感じで書かれていていい感じの終わりでした。

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