Under the Rose 冬の物語 (幻冬舎コミックス漫画文庫)
- 幻冬舎コミックス (2008年6月20日発売)
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感想 : 25件
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Amazon.co.jp ・本 (308ページ) / ISBN・EAN: 9784344813670
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みんなの感想まとめ
愛の物語が織りなす複雑な人間関係と感情の葛藤が印象的で、登場人物たちのすれ違いが深い愛憎劇を生み出しています。異母兄弟や家族、使用人など多彩なキャラクターが描かれ、それぞれの個性が際立つことで物語に厚...
感想・レビュー・書評
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ボロッボロに泣いた…。こんなのずるいじゃん泣くじゃん。愛の物語でした。異母兄弟やら父やら母やら愛人やら使用人やらが繰り広げるドロッドロのすれ違いの愛憎劇。ライナス君のキャラクターがナイフのようにスッパスッパとよく切れて、まっすぐに屈折していて激しくて幼くて、見ててとても悲しくて愛おしかった。
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お話がすごく好きですが主人公かもう少し幸せになって欲しい気もします(笑)まだ完結してないので、今後どうなっていくか楽しみです。
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表紙が美しかったので。
19世紀英国が舞台。侯爵家令嬢の母が死んじゃって庶子として伯爵家に引き取られる11歳。複雑な感情とどろどろした激情のような物が始終渦巻いてる。 -
文庫版があるんだ~と購入。主人公が嫌いでどうしようと思いましたが絵は綺麗過ぎる。と言うわけで微妙に評価が揺れました(笑)
が、あらすじで言えば嫌いな話なので評価はそういう方向で。
個人的には自分が傷ついているんだから他の誰をも傷つけていいんだと考える甘ったれなガキが大嫌いなので終始主人公が嫌いなままで終わりました。聖職者になればすべて救われると、許されると思っているのか?ふざけるな。…と、架空の人物に久々に本気で腹を立てました。自分が大人になった分、大人に寛容になったのか。子供のヒステリーについていけなくなったのか。微妙な所ですが。やはり馬を殺した辺りでどうにもすくいようが無いくらい、主役が嫌いになりました。絵はとてもステキでしたが。ハイ。 -
二度読みするほどに面白かったけれど、つまりは登場人物全員が被害者面した父親の被害者だなと。最後はちと納得いかないなー。もっと意地張って欲しかった。
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薄暗いです。ですがすごく奥深い物語でもあります。
読み手の好みが激しく分かれる話だとは思いますが、私はこういうずぶずぶと沈んでいくような話がすごく…すきです…。-
なんかよさげだ。絵もよさげだ。他の人のレビューやコメントもちらっと覗いてみたけど、結構それだけで想像かきたてられたよ。(ALPS)なんかよさげだ。絵もよさげだ。他の人のレビューやコメントもちらっと覗いてみたけど、結構それだけで想像かきたてられたよ。(ALPS)2010/09/17
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春の文庫版はまだでしょうか。アイザックくんかわいいよね
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表紙に釣られて買った。最初は意味が分からなかったけれど、何度も読むとかなり深い物語。ここから、あんだろにはまって行くのであった……。
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この作者さんは、某ライトノベルの挿絵で知って、その絵の美しさとハクリョクに魅力を感じていたものですが…そういえば描いてる漫画は読んだことないなあ、と思って。で、文庫化されているのがコレ1冊だったので、手始めにコレを購入してみた次第。やはり…久々に見るけど、ホントこのひとの絵はカッコイイなあ★ 美麗で、かつ力強い。しかも、この物語の背景である19世紀英国の貴族社会の雰囲気に、このうえもなくマッチしている。物語が視覚にすごく映える印象。当のストーリーの方は、ややホラーっぽさもあるダークなミステリ、ってカンジ? 黒いムードに気は滅入りつつも、読んでくうちに惹き付けられて、一気に読了してしまいました。家庭環境からか、えっらいヒネクレ曲がった性格の少年が主人公で、母の死の真相を探っていく、という、平たく言ってしまえばそれだけの物語なんですが。しかし、そこに肉付けされた設定が、これまた謎めいていて魅力的。主人公の母の死の真相、というよりは、舞台となったロウランド伯爵家、その一族が、一番の謎ですね。この1冊で物語としては一応の完結はされているのですが、それでもスッキリしない部分が残ります。オビのアオリに『「ロウランド家の物語」は終わらない。』とあるように、まだこの続きがあるようです。コミック単行本も現状のところ5冊ほど出ているようですが、まだ“以下続刊”のようですし。…つか、それなら文庫版の続きが出てくれるのはいつになることやら、ですよねー(-.-;) どうせなら、完結してから文庫版だそうよ? と思わないでもありません。とりあえず気長に文庫版の続きを待つつもりではありますが…さて、どうしたものか。
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愛憎入り乱れるどろどろ話。完全な善人も悪人もいないところがいい。しかし周りが主人公になる人物に対して結構甘い気がする
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Y氏が以前からお勧めしてくれていたのいたのですが、ようやく5巻まで買いました。
でも現時点でまだ4巻を読んでいないのであえて文庫版の1巻の表紙。
心理描写が半端ないですね。
心臓が狂いそうです。
言葉が足りないのか言葉があふれ出てきすぎるのか、私には語れません。
語りきれません。
とにかくよかったです。
それしか言えない。 -
UNDER THE ROSE の「冬の物語」を文庫本にまとめた本です。
「その真実は誰を殺すか」
この本の帯に記された言葉がこの物語のすべてだと思う。19世紀の後期のイギリス、ライナス・キングは母グレース・キングの死を追い、弟と共に没落したキング侯爵家の住まう海辺の荒屋から父であるロウランド伯爵の館にやってくる。ロウランド伯爵には正妻がおり、グレースは伯爵の愛人だった。母はなぜ死んだのか。ライナスの孤独とグレースの孤独。どちらもが鋭く胸に迫り苦しい。最後にライナスが知るたった一つの変えようのない事実と共にかかる虹と創世記の一編が美しい。
この本の装丁と解説がとても好きです。 -
「自分だけが
この世の全ての理(ことわり)を知り尽くしていると考えるのは
愚かなことだよ
ライナス・キング」
by ウイリアム
「Under the Rose 冬の物語 文庫版p130-131より」 -
この作者さんの 「 若草一家で行こう 」 で
初めてキスシーンというものを漫画で見た。
2回目はるろ剣。
昔からキレイな絵を描く方で好きです。
離れて暮らしてたお母さんの死の謎を解こうとする
問題児とお父さんと異母兄弟たち。お父さんがんばりすぎ。
イイヒトだけど結構やりたい放題のお父さんを
どうして誰も責めないのかとちょっと思ったりする。
でも好き。 -
・・・人生で、本を読んで、こんなに絶望したのは初めてです・・・。
読後「うわああああああ!!;」と奇声を発して転げまわりたい気分でした。
陳腐な表現で恐縮ですが「愛は人を生かす」けれど「愛は人を殺す」、この矛盾が心をえぐる。
憎しみだと思っていたものが愛情だったり。
全てを通して一番やるせなかったのは「コートと絵本」。
最後の1ページ、最後の一言まで、深くて鋭くて温かくてたまらない。超おすすめ!
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