ホタルノカタコイ (幻冬舎ルチル文庫 ま 2-3)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
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本棚登録 : 161
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344814431

感想・レビュー・書評

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  • あちこちのレビューで【泣けた】といわれている「好きになってごめんなさい」…どんな状況で言うんだろう?っておもってたら、こーゆーことだったのか。たしかに切ない!! 

  • 数日間で『図書館戦争』シリーズをまとめ読みして
    なんつーか頭がベタ甘モードに移行したまんま動かなくなってしまった。
    正直言って日常生活に支障をきたすレベルまでハマりつつあるので
    強制的に現実に引き戻すのにはもっとファンタジーな恋愛モノを突っ込むしかない
    ってことで、積んであったこの本を引っ張り出したという次第。…って変?

    小椋ムクさんがイラスト描いてるってだけで選んだ本だったけど
    ひたすら甘いというわけじゃなかったので間違ってなかったと思う。
    性別に関する躊躇があんまりないのが気にならなくもなかったけど
    BLではその辺気にしないのも割と定石だし、
    性別の問題なんて大したことじゃないと思ってしまう痛みと弱みが横たわってるので
    まぁいいかって赦せる範囲内だった。
    それに性別云々だったらナツよりも孝司の方が問題あり、だし。

    冒頭のモノローグがああいう風に絡んでくるとは思わなかった。
    贖罪の念を抱えながら生きる緒方も
    天真爛漫に見えて実は我慢することを厭わないナツも
    じれったいくらい真っ直ぐで傍で見てると痛々しい。
    だからこそ過去の因縁が判ったことで関係がこじれかけたんだろうと思うと
    不本意ながら孝司の所業はふたりにとって救いのきっかけだったのかもしれない。
    そして適度にチャラい割に察しのいい森下さんと市川くん
    (よく考えるとこのふたりって似たタイプだな)がそれぞれのそばにいることが
    出逢うまでのふたりにとっての救いだったんだろうな、とも思う。
    特に、あの伯母さんとあの従兄弟がいる環境で育ったにもかかわらず
    ナツが真っ直ぐ素直な子なのは市川くんの力が大きいんだろうな、と。
    推察するくらいの材料しかないけど。
    最終的に緒方とナツは幸せになれそうでよかったな、と思いつつ
    個人的には最終章のあれはあってもなくても差し支えなかったかなーと(爆)。

    方向性の違うビタースウィートに浸ったところで
    脳内全面的図書館戦争状態からは取り敢えず脱却した模様(笑)。
    とはいえ映画を見たらきっと元の木阿弥だと思われる(爆)。
    …そしたらまた今回と同じ措置を講じる必要が…という無限ループ(笑)。

  • なかなか良かったです。切なくて!
    最初の事故のエピソードが一体どう関わってくるのかわからないまま結構話が進んで、終盤にガツンと関わってきます。
    軽井沢での2週間のバイト。軽食の宅配に訪れた別荘で出会った緒方に恋をした夏樹。
    少しづつ心を開いてくれて、やっと想いが通じあったところで東京に戻り、夏樹は自分と緒方の因縁を知る・・・。
    もうちょっと緒方の感情部分が表現されてると読み応えがあったかな~とは思います。
    年下の健気受に弱い自分を実感するわ~

  • 叔母さんと従兄にイジメられながら、よく
    いい子に育ったなぁ(゜ーÅ)
    不幸すぎる背景に似合わない、素直ないい子だった!

    後半、同居始めてからの話が
    ちょっとでもあれば★4つだった。
    結構、別視点とかその後を書いてくれる作家さん多いので、
    やっぱないと物足りないよね・・。

  • 高校生が主人公の話は大好きです。かわいい
    挿絵が小椋さんなのでさらにかわいい
    後半ちょっと切なくてかわいそうな感じ良かったですが自分としては
    もうちょっとかわいそうでもよかったw
    じわっときたけどぽろっとはいかない感じ。

  • 主人公が可愛かった~
    脇役の彼がものすごく気になりました。

  • 「おれ・・・蛍ならよかったのにね」

    無愛想な33歳(緒方)×おっちょこちょい高校生(夏樹)
    避暑地でバイトをすることになった夏樹がお客の緒方に恋をするお話。
    前半は明るい恋物語だったけど、後半は切なさで胸がチリチリしました。
    何事にも頑張り屋さんな夏樹が物語を引っ張っていってくれます。

  • つい最近、読み返しました。
    受け子がちょっと泣いたりする子でほんの若干苦手意識でしたが、
    攻めを想う心の芯は強い子だったので結構好きになりました。
    逆に受けに対して攻めが若干ウジウジというか、
    踏み切れないというか、大好きなヘタレでしたねwww

    真崎ひかるさんの小説が結構好きで読み漁ってますが、
    彼女のはすっごく純情モノなのでお気に入りです。
    小椋ムク様のイラストもすっごく可愛かったです。

  • ★4
    読了日:? 出版日:09/20098

  • 決してであってはならない人に恋をした〜っていう帯に惹かれて買ったけど、はずれ。
    うーん、微妙。
    主人公の性格があんまり好きになれず、最後まで読めなかった。

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著者プロフィール

1999年にデビュー。「鬼の求婚~桃太郎の受難~」「風神×雷神」「夢詠みかぐや」などを執筆。

「2023年 『魔法遣いは魔王の蜜愛に篭絡される』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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