翼の帰る処 下 (幻狼ファンタジアノベルス S 1-2)

著者 : 妹尾ゆふ子
制作 : ことき 
  • 幻冬舎コミックス (2008年11月28日発売)
4.33
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  • 34レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344814936

作品紹介

北嶺太守である皇女に療養を命じられ、都に戻ってきたヤエト。皇女の実兄の元に身を寄せるが、そこで皇位継承権を巡る政争にヤエトは巻き込まれてしまう。一方、北嶺でヤエトの帰還を待つ皇女の身にも陰謀の魔の手が迫っていた!皇女を救い出すため、ヤエトは都を脱出し、雪に閉ざされた北嶺へ向かおうとするが-。歴史の光陰が織りなす壮大なるファンタジーロマン、ここに完結。

翼の帰る処 下 (幻狼ファンタジアノベルス S 1-2)の感想・レビュー・書評

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  • 見てくださいこのキラキラした表紙!挿絵もキラキラ!
    中高生向けの棚にあるし、何か借りにくい…と思っていたけど、最近のマイブームがファンタジーなので(現実逃避度が高いため)、評判のいいこちらを読んでみることに。

    虚弱体質な帝国の尚書官のヤエトは、北嶺に左遷されてくる。
    夢の隠居生活ができるかと思いきや、帝国の一部という意識のない北嶺の人たちに悩まされ、さらには皇帝の愛娘が太守として赴任、なぜか副官に命じられることに…。
    しかも、北嶺には知られざる秘密があるらしい。そして帝国のお家騒動。
    ヤエトは望まないにもかかわらず、帝国の陰謀に巻き込まれていき、その中で「恩寵の力」も目覚めていく。

    いやー、なにこれ、面白い♪
    虚弱体質とかいっても、都合のいいときだけ倒れそう…なんて思っていたら、ヤエトはほぼ全編にわたって倒れつ起きつの繰り返し。
    周りの人たちのネタにもなりつつ、身体の調子のいいときなんぞほとんどなかった(笑)
    もう今度こそ死ぬかも…と思いつつ、そしてそう思われつつ、体に鞭うって頑張ってしまうヤエトの働きっぷりに、よく頑張られましたねと労りの言葉を。
    そして皇女のわかりやすい好意にも気づくそぶりのない朴念仁っぷりもなんだかいい。
    まぁ…身分の差云々の前に、皇女まだ14歳ですしね。ヤエト36歳だし。
    これからも一方的で何もなさそう。

    ストーリー的には、わかったようなわからんような箇所もあったけれど、壮大なファンタジーの幕開けを感じて、続きも楽しみなシリーズとなりました。
    ファンタジー当たりが多くて嬉しい今日この頃!

    ちなみに、並行して読んでいた本の題名を、どうやっても思い出せない。
    こっちの印象が強かったのもあるけど、ほんの1週間前なのに…と悲しい。

  • 大まかな流れは覚えていたけど、細かい部分は結構忘れていました。奥付を見ると2008年発行だから、さもありなん。この巻から、シリーズ化を見込んで仕込んである皇位継承に周辺諸国など政治的な絡みや古の伝説なども出て、登場人物も増え複雑になってきました。ヤエトは養生の名目で都へ送り込まれた挙句、陰謀に巻き込まれるわ恩寵は暴走するわで、何度も倒れながらも働きます。記憶にあったよりも、ヤエトと皇女の間に強い絆が芽生えていて、思わずにやつく場面も。完全に皇女の信頼を得て、理想の隠居生活からますます遠ざかりそうなところで終了。

  • 本来はこの下巻で終わるつもりだったのかもしれないが
    物語は続いていて、続巻も出ているようだけど
    もう読まないな・・・。

  •  上巻のほのぼのから打って変わって、血生臭い謀略の絡む下巻。

     話の半分くらいはぶっ倒れて病床にいる感のある主人公。それでもしっかりお仕事はしてます隠居願望病弱官吏主人公。
     都へ情報収集を兼ねて静養へ戻ってきたと思ったら、主君の信頼する兄君が実は相当怪しいやつで、危ないところを皇妹やナイス老騎士などの助力を得て、主君である皇女の元へ急ぎ帰ります。
     逃避行中、始終「自分は死ぬかもしれない。いや、今は考えないでおこう」と考えている主人公って面白い(笑)

     登場人物のキャラクターが本当に魅力的で、テンポの良いやり取りで飽きることがありません。暗いストーリーなのに必要以上に暗さを感じない。
     そして、主人公が文官なだけあって、準備やることやったらぶっ倒れて肝心のドンパチ時には意識不明の重体だったり。徹底的に裏方派な主人公です。

     後半はちょっと展開を端折った感もあり、神話や大昔の歴史の話でいまいち入っていけない部分もありました。
     伏線部分を把握していないとこんがらがりそう。


     1巻集めようにも上下セットで2,000円か……と悩むところですが、続きか気になるのできっと買ってしまうに違いない……。

  • 「鳥」がかわいい。ものすごくかわいい。
    伝達官という存在も魅力的だし、神話を覗いて「確認」したシーンはやはりぞわってした。
    呪いや伝説が一つ一つ確かな意味を持っているのがすごく面白い。
    あとキャラクターも一人ひとりがすごくいいなあほんとに…。

  • 面白くて半日かからず一気読み!(^-^;)

     ヤエト、一体どこまで病弱~。「恩寵」の力を持っている為なのかもしれないけれど。。。

     ヤエトは療養と偽って(半分は本当だけれど)都の第三皇子(太守の同母兄)の元に身を寄せるが、そこで皇子の策謀を過去見の能力で知る。
     最初からヤエトを太守の間者と疑っていた皇子は、ヤエトを理由を付けては軟禁し、果ては太守の伝達官を殺害。
     ヤエトは北嶺に残る太守に危険を知らせようと都を脱出しようとうするが。。。
     
     とりあえず上下巻で一つお話は終わっているけれど、まだまだ続きそう。ということで明日、また書店へ行きます……………(;´Д`)

     しかし、これまさかヤエトと太守が先々結婚、なんてことがあるのかしら(^^;)
     太守14歳、ヤエト(若く見えるけれど)36歳。親子ほど違いますが。。。
     

  • 忙しくて上巻から日数が開いてしまったけど楽しく読めました。
    久しぶりに幻想的な感じの本。
    まだまだ先の本が出ているので手に入れて読みます。

  • すごく可も無く不可も無くという感じです。主人公が36歳のはずなんだけど、彼の言動はずいぶんと若い人のものです。

  • 古王国の血をひき、虚弱体質で過去視の力を持つ、隠居するのが夢な30代後半の尚書官が主人公・というのはFTとしては異色といえば異色。wonder wonderful位じゃなかろうか・・・(あちらは20代後半女子でしたが)。

  • 口絵のヤエトとジェイサルドがカッコいいです。
    一区切りつきましたが、まだまだこれから…という感じですね。
    皇女とヤエトの仲が気になります。

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