イデアマスター―GLASS HEART (バーズノベルス)
- 幻冬舎コミックス (2009年2月28日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344815759
作品紹介・あらすじ
晴れて無事に大学生となった朱音。テン・ブランクの活動が本格化し、全国ツアーが始まった。だが、鳴り続けるバンドの背後に、ひそかな亀裂の予感が…!?朱音の携帯に一本の電話が入る。櫻井ユキノの仕掛けた、最大の罠。メンバーそれぞれの想いがすれ違い、テン・ブランクは存亡の危機に。試練に立ち向かうため、朱音が下した決断とは-?再び新しい局面を迎えるTB。自分たちの力を信じて、前に進み続ける!!感動の完結巻。
感想・レビュー・書評
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ようやく。青春に一区切りがついた。待たせすぎだよ若木さん。はさておき。音楽バカの若くて、青くて、傷つきながらもがいていた物語も終結。
決して思い描いていた結末ではなかったけれど、前を向いて歩きはじめたテンブランクの四人に幸あれ。
欲を言わば橋本さんのイラストでフィナーレを迎えてほしかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
テン・ブランクの活動が本格化し、全国ツアーが始まった。だが、鳴り続けるバンドの背後に、ひそかな亀裂の予感が…!?朱音の携帯に一本の電話が入る。櫻井ユキノの仕掛けた、最大の罠。メンバーそれぞれの想いがすれ違い、テン・ブランクは存亡の危機に。
最終巻!
このシリーズはわかったようなわからないような理解度で読んでいるのですが、それ以上に印象的な場面が多いです。
このままだと早死にしそうな藤谷さんでしたが、ちゃんとこのあとも世の中に留まっていそうで安心しました。
朱音ちゃんと藤谷さんの終盤の会話のシーンが感動的でした。 -
物凄く待っていた甲斐がありました。
最終巻が読めて嬉しいです。
もう、その一言に尽きます。 -
最終話、泣きそうでした。いつまでも旅は続くのかな。朱音ちゃん、大好きです!
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ようやく最終巻。現状での。そして一番最初に出ていたノベルス。同時に別に読んでいた本もあったから(最近また本が読める時期)、あんまり若木続きなのもどうなのと思ったのだけど、イデアマスターにたどり着いたら予想外に薄かったので、随分温めていた小冊子と一緒に読み切ってしまった。
音楽モノって目に見えないものを扱っているから感覚的になりすぎて、たまに文章の上を目が泳いじゃうんだけども、それでもどうにか食らいついて読めるのはやはり自分の初期構成物である若木作品故なのか。
「グラスハート」っていうシリーズタイトルは、1冊読み終わるごとに、そんで全部読み終わった後も、本当にこのシリーズそのものなタイトルだなぁとわかる。若木作品の特に登場人物の名前って、凄くそのキャラクターのことをよく表しているというか、名前を見ただけでそのキャラクターがどんな人物なのかわかるというか、そのキャラクターにはこの名前しかつかないって思えてしまう妙な説得力がある。
とりあえず本編はこれで完結。なんかもう坂本くんが可愛すぎて困る。というか若い二人が可愛くてぐりぐりしたくなる高岡尚の気分になるのは年齢の所為か。同時に先生もホールドしてやりたい気分になるのは基本的に目線が高岡なのか。でも高岡も拾ってあげたいから源司さんなのか。源司さんがいてくれてホントに良かったなぁ。このシリーズ読むと、解散とか活動休止とかに全然違うところからの感情ができる。
ちなみに小冊子の一番のポイントはやっぱり可愛いオーヴァークロームですかね(笑)。常に崩壊しそうな理想郷を描く若木ですが、自分の追っているシリーズの中で唯一終わったシリーズ(XAZSAもあった。ごめんなさい)が、誰も崩壊することなく解れることもなくて良かった。
一冊の本から自分の中に満ちるものがこんなにも毎回大きいのはやっぱり若木が一番だと思います。お疲れ様でした。
まだ懲りずに書きたいらしいから責任もってやって頂くとしても(苦笑)。本当にこの人自分の生命力削って執筆しているとしか思えないので、現時点で命が全然全くもってさっぱり足りていない気もするんですが…頼むよ…。 -
とりあえずもう、完結できてよかった!の一言。読了後、拍手したい気分でした(笑)
なかなか筆の重い作家さんですが、他シリーズも完結まで読んでいきたい。 -
コバルト文庫で刊行されていた「グラスハート」シリーズの完結編。
ともあれ完結してよかった。 -
10代の頃、グラスハートを読んで流した涙や感動が綺麗に昇華されました。
ten blank最高!
著者プロフィール
若木未生の作品





