かくも強引な彼に俺は (リンクスロマンス)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
3.42
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本棚登録 : 56
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344816787

感想・レビュー・書評

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  • これはメッチャ良かった。田野倉のツボ直撃!でした。広告代理店社員×ちょっと気の強い広告デザイナーの話と、ワイルドなオッサンカメラマン×真面目な広告代理店社員の2本立て。舞台はリンクしています。特に、2本目のカメラマン×広告代理店社員がいいっす。カメラマンは1本目で脇役として出るのだけれど、その挿し絵に惚れた作者が思わずそいつメインなスピンオフ書いちゃった…というだけあって、気合入ってます。読んで損はさせません。(って割りに満点じゃないけど・笑)だって、もっと好きな義月作品があるんだもん。それは抜けないー。

  • あ?これで終わりなの?…終わりなんですね?という「余韻」のある2編でしたよwwww 

  • 「かくも強引な彼に俺は」「かくも冷淡な彼に僕は」の2編。
    表紙絵は「かくも冷淡な・・・」。
    表紙から受けるエロさはなかったので、ちょっと肩透しだった。
    強引な彼も、冷淡な彼も、自分のイメージする強引さや冷淡さと違って、
    「ん?」という感じだった。
    それぞれ、一冊としてもう少し練りこんだ内容で読みたかったかも?

  • 絵師さん買いの初読み作家さん。

    内容が浅いのとエチ場面がさらりとし過ぎているので☆2にしたいところだけど、朝南先生の絵が美麗なので☆3。

    『かくも強引な彼に俺は』
    攻め:一流広告代理店営業・川埜
    受け:小さな広告制作会社社員・塚越

    あるコンペで出会った川埜に手を引くように言われ…。

    『かくも冷淡な彼に僕は』
    攻め:カメラマン・小曽根
    受け:広告代理店営業・二階堂

    祖父も父も代議士の二階堂侑也は憧れのカメラマン・小曽根と仕事が出きると嬉しかったが初めて会った小曽根は侑也に対して冷淡で…。

  • 朝南先生の描かれた表紙、何よりそれがよかった。
    表題作「かくも強引な彼に俺は」にも登場する小曽根と二階堂なんですね。
    小さな広告制作会社に勤める塚越はあるプレゼンで大手広告代理店DAKの優秀な営業、川のに出会う。塚越の美貌とその作品のセンスに惹かれた川のはあれこれと手を使い塚越を手に入れようと画策するのです。
    が、フォトグラファーの小曽根(表紙の髭のちょっと悪そうな人)
    のインパクトが強すぎて表題作よりもう一つの「かくも冷淡な彼に僕は」の印象しか残らなかったです。
    仕事以外はいい加減でフェロモン全開の小曽根。
    その写真に惹かれて苛められても誠実に御使えする二階堂が不憫でなりませんでした(笑)
    家柄の良いおぼっちゃんが街の柄の悪い不良に嬲られている、そんな感じです。
    いつもはクールで取り澄ましている二階堂なのに、あんな駄目なおじさんの言う事を100パーセントきいてしまうのも愛故なのでしょうか☆
    もう一話『強引な彼氏と冷淡な彼氏のその後」題名だけで面白いですよね。
    美しい塚越とハンサムなエリート川のの絵が素敵な筈なのに、どうしても髭の悪いおじさんの事しか思いつきません。。。

  • ★3・5
    再読。なんか色々と都合の良い展開ばっかりだな、と(苦笑)塚越のアイデアが勝手に使われたと知って激怒してたところ、あっさり怒りが引いてたのが納得いかない。もっと怒りが持続してもいいと思った。しかも次の展開、都合良すぎるし(苦笑)小曽根×侑也編では、自分の勝手な思い込みからあからさまに侑也を嫌ってたくせに、誤解が解けてからのあの変わり様ったら…。侑也の健気さに泣けてくる;;侑也みたいなタイプの受けすっごい好き!散々なこと書いてるけど、面白かったです(笑)あとイラストが素敵です。

  • ふたカップルのお話が読めちゃいます。表紙を飾っている方の二人のお話が好きです。イラストは朝南かつみさんです。

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著者プロフィール

小説家。
小説家:洸らと共に、M企画祭り囃子編集部を主催。

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