インクルージョン (幻冬舎ルチル文庫 さ 2-21)

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  • 幻冬舎コミックス
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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344816831

感想・レビュー・書評

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  • ぽんぽんと言いたいことを言い合う2人が見ていて楽しい。そんな未紘と照映をからかう久遠も。
    これだけ言い合っているのに大切なことが伝わっていなかったり、自分に自信を持てなかったりと不器用な2人。「嫌われる」ことを極端に恐れる未紘はみていて可哀相になるほどだった。ちゃんと大切にされているのに。
    これからもすれ違いはありそうだけど、いつまでも一緒に居続けそう。と思えた。

  • 慈英&臣シリーズスピンオフ。
    照英さんの普段と違う甘々感がなんともニヤニヤさせられます。

  •  もう、随分と何回も読んでしまったお話だけれど、悪くないとは思ってます。
     でも、再販の本だからか、この作者さん独特の胸がぎゅっと締まるようなセツナさは、残念ながらこの本では味わえなかったです。
     いや、とってもいい話だとは思っているんですよ。

     九州の田舎から出てきた女顔の意地っ張りの少年が、都会の大学に頑張ってなじもうとしたけれど、うまく行かず。
     イライラに任せて、すっかりターゲットにされていた痴漢常習者を捕まえようと思ったら、まったく別の人を捕まえてしまい、おまけにその相手にケガをさせてしまう。
     色んなものが溜まりに溜まりきってしまっていた早坂未紘はそんな状況に思わず、大粒の涙をこぼしてしまう。
     本来は被害者であるはずの男・秀島照映は、そんな未紘に最初は怖かったけれど、落ち着いてからは、時には厳しく、時には優しく接してくれるようになった。
     なかなか大学に溶け込めずにいた未紘にはとても楽しい居場所ができて、忙しいながらも充実した日を送っていたのだが、段々と未紘の男としての理想の体格を持った照映に惹かれていってしまう気持ちを認められずにいた。

     ところがある日、照映が実はすっかり未紘の気持ちを見抜いていたことを未紘に伝え、未紘はそのまま一気に、照映に抱かれてしまう。
     それ以来すっかりメロメロにされてしまう未紘だったけれど、実は職場には不穏分子が一つあって……という話でした。

     個人的にはもうちょっときゅんきゅんするような話だったら面白かったのになあ……という贅沢を言いたくなってしまいますが、これはこれで出来上がった面白い作品だと思います。

     ただ、個人的に求めるセツナさはかなり不足していたかなあ……と思います。
     ただ、大人の男がかわいいうさぎちゃんを苛めているようなそんな甘い話が好きな方はオススメです。
     どちらかというと、甘いお菓子が大好きな人向けの作品だなあ……と思いました。

  • 言わずと知れた慈英×臣シリーズのスピンオフとのことで、まだシリーズは集め途中なので読んでないけれど、スピンオフはいきなり読めるというクチコミを見たので読んでみた。

    面白かったです!
    ちょっと厚めの本だけど一気に読めました。
    天然受けの未紘が私大の法学部ということすらあっという間に忘れてしまうボケっぷりw
    そして照映の男っぷりも良かった!!

    慈英さんがちょいと話に出てきて俄然興味が!!!
    早く最初の本をゲトして読みたい!

  • 福岡から出てきた大学生の受けが、電車で痴漢にあい、誤解でひっ捕まえた相手(攻め)に怪我をさせてしまう。使い物にならなくなった手の代わりに、身の回りのお世話をかってでることに…。
    受け、訛ってます。

  • 大きいものが小さいものを大切に扱う図が大好きなもので、大変萌えさせていただきました。可愛がってるってのが伝わってきてホクホクしました。

  • スピンオフものですが、シリーズ知らなくてもまったく問題なく読めます。
    むしろこっちのほうが私は好きです♥

    ジュエリーアート工芸作家×バイト大学生です。
    才能溢れる野性的なイケメン(バイ)に、知らず知らずに魅かれる男の子。
    受の勘違いで痴漢扱い&怪我までさせてしまった為に、攻の働く工房でタダ働きする・・・展開としてはお約束ですが、ちょっとした事件も絡んできて、読み応えは十分です。
    何度も読みかえしちゃいますね。

    リンク作品
    しなやかな情熱シリーズ(慈英×臣シリーズ)
    1.「しなやかな熱情」
    2.「ひめやかな殉情」
    3.「あざやかな恋情」
    4.「やすらかな夜のための寓話」
    5.「はなやかな哀情」
    6.「たおやかな真情」
    7.「あでやかな愁情」

    別CPリンク作品
    「あなたは怠惰で優雅」

  • あぁ、またしても身の回り全部ほもw
    そして・・・またスピンオフ。そして気になって読んでしまうオレw

  • 崎谷先生の本の中で一番好きかも。
    ジュエリー職人の照英×大学生未紘(ミッフィー)
    未紘が素になると方言(なまってしまう)になるところが可愛かった。未紘のあたふたしているところをオトナな照英が可愛くて仕方ないのに、そう言わないから未紘が勝手に自己完結して・・・・結局バカップルな感じですが、楽しかった。

  • 受けのなまりさえなければ星五個。

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著者プロフィール

小説家。3月16日生まれ、九州出身。
1998年、『楽園の雫』でデビュー。
ブルーサウンドシリーズ」や「白鷺シリーズ」「グリーン・レヴェリーシリーズ」など、多くのシリーズ作品を生み出したほか、漫画原案なども手掛ける。代表作として『トオチカ』など。

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