宵月の惑い 桃華異聞 (幻冬舎ルチル文庫)

  • 幻冬舎コミックス (2009年7月29日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784344816848

感想・レビュー・書評

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  • 元僧侶の男娼が美青年でガタイ良しで攻め。
    商家の番頭で、義兄への秘めた恋をこじらせて
    娼妓に抱かれにくるという設定が目新しい。
    水揚げの相手になったのに、拙い羞恥責めに
    なってしまうシーンも読みごたえあり。
    桃華郷シリーズ全部読みたい。

  • 桃華異聞の第三弾です。

    義兄への想いを告げられずに桃華郷で男妓を買う彩夏。
    寺の養子で、寺の苦境を救うべく身を売った瑛簫。
    ツンデレな彩夏×実直な瑛簫。

    事業に失敗し義兄はライバルである卓川にハメられ、彩夏に『男妾になれ』と迫った。
    一度は了承した彩夏だが、どうしても無理。
    そのまま桃華郷へ売られてしまう。
    窮地を救ったのは人を売り買いする仲介人で彩夏の友人厳信と瑛簫。
    瑛簫が彩夏を見受けして、郷で店を出す。


    仲睦まじくイチャつく二人はラブラブです。
    どんどん表情が豊かになる瑛簫。
    彩夏の表情も多彩になる。
    紆余曲折はあるものの、大団円です。

  • き・たー!
    中華系妓楼モノBL!!
    自分の萌えポイントど真ん中を突かれましたね。
    とは言え・・・ハマるホドではなかったかな。
    義兄に思いを寄せる彩夏。自分の気持ちをごまかそうと義兄と声の似た男に抱かれ続けていたが、ある日彼が辞めてしまった。
    自分の求める男に出会えずにいた彩夏だったが、顔見知りの女衒が連れてきた初心な僧侶あがりの毛色の変わった男を水揚げすることになり・・・。
    僧侶ってのがまた珍しい設定・・・。しかもここまで煩悩のない僧侶(笑)良くも悪くも瑛簫が人間臭くなって、彩夏が義兄を断ち切る過程が自然と描かれてると思います。
    ちょっと最初のHは羞恥プレイだな~。

  • ◇ 桃華異聞シリーズ-03

  • 桃華異聞シリーズ第3弾
    第1作「宵待の戯れ」に登場した彩夏が主人公です。

  • 遊郭の男妓と客の恋のお話。

    頑なに心の内側を隠し、強がってばかりの受けと、その受けを愛してしまい、自分の身を持って守ろうとする攻め。
    二人の心が通い合うまでの過程が切なくて、読んでて二人とも愛しくなりました。

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著者プロフィール

「清澗寺家シリーズ」(幻冬舎コミックス)や「キスシリーズ」(講談社)など、多くの人気シリーズ、著作を持つ作家。ドラマCD化した作品も多数ある。特に名門華族・清澗寺家一族の大正時代から戦後までのドラマを描いた「清澗寺家シリーズ」は熱心な読者が多く、完結を記念して完全予約限定のファンブックが発売されるほど。

「2019年 『キッチンカー鎌倉、推して参る 再出発のバインミー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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