ラブストーリーで会いましょう 下 (幻冬舎ルチル文庫 す 1-11)
- 幻冬舎コミックス (2009年7月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344817111
感想・レビュー・書評
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2014年読了
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☆3.4
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『ラブストーリーで会いましょう 上』
⇒『ラブストーリーで会いましょう 下』
『ラブストーリーまであとどのくらい?』スピンオフ -
お互いのことが好きなのにぐるぐるして、すれ違ってばかりの上芝と庭中。
後半は揺れる二人の前に、いろんな壁が出てきます。上芝は念願のはずだった雑誌の編集部へと転属が決まりますが、庭中の担当を外れると思うと素直に喜べません。
夕莉子の存在も違和感無く、上芝のバックグラウンドを知る手がかりになっているいいエピです。そんな夕莉子のことを気にしたり、マリモが死にかけてると思い、せっぱ詰まった行動に出る庭中がかわいかった。
マリモのエピ、ほのぼのです。たこやきといい、上芝の優しさがものすごく感じられます。しかも、笑えるし。
あと、脇キャラ滝村×森尾とか、八川とか魅力的な人物が登場していて、何となく二人を後押ししているのもいい。
いろいろなことを乗り越えて、晴れて両想いになった二人が、また性懲りもなく、ずれた会話をしているのも胸がキュンとなります。
盛り上がってイイ感じになってるのになぜかずれている庭中はかわいくて笑っちゃいますが、甘い濃厚Hシーンはハンパないです。
スピンオフの「依存症」は庭中の隣人でかわいい系ゲイの八川と、看護師三角のラブストーリー。庭中がホモの痴話喧嘩だと怒った、あの時の二人です。見た目とは違って心の中では傷ついていたり泣いていたりする、恋多き男八川の行きついた相手は、クールでノンケだけど「俺にしとくか?」と言ってくれた三角。
こちらもうるっとして胸がキュンキュンする話でした。
おしゃべりな八川と無口な三角はとってもお似合いのcpだと思います。ここではキスどまりの二人ですが、同人誌の「欠乏症」では、ケンカ後にちゃんと最後までいっています。
しっかり、恋のキューピッドになってた庭中でした。
書き下ろしは2年と半年後の上芝と庭中。海外に出張していた上芝に嫉妬や疑惑を抱く庭中です。上芝のことが好きすぎてなんか見当違いな庭中がかわいくて、やられます。 -
上芝×まひろはもちろん良かったんですけど、八川のお話もすごく良かった!!あんなせつない過去があったなんて;;あれがあって今の彼が…と思うと感慨深い。まひろはやっぱり相変わらず変わった人で(笑)でもそこがすごく魅力的です。あとマリモがかなりツボでした(笑)
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[編集者×恋愛小説家]
年下攻め
書き下ろしも合わせてハッピーエンド。
庭仲の反応がイチイチ面白いです。
番外編の八川の話もまぁまでした。