- Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344817708
感想・レビュー・書評
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最初は反発してばかりだった秋彦。カミカの態度を見れば当然だけど、そのカミカも戸惑っていたと思うとちょっと楽しい。人と関わるのがこんなにも苦手なのに、なんで預かることにしたのかな。とは思ったけれど。カミカへの気持ちを自覚してからの秋彦はとにかく真っ直ぐで心配になるほどだったけれど、見ていると気持ちが通じるといいな。と応援したくなる。秋彦と一緒にいれば、カミカも幸せになれそう。と思えたから。
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末長くお幸せに。
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思春期の懊悩って言うか暴走? が非常に面白かったです。
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わかりにくい。
カミカの過去、今のきもち、秋彦のきもち、これからのこと…など全部理解できるとすごくおもしろいお話。しっかりとした筋はあるものの、描写が若干まわりくどく、読んでいてなにを言いたいのかを見失う。
見え隠れする程度の裏設定(本書の中に出てこない話の要素)が多いのが気になった。-
ゴールでンビッチに引き続き、こちらでもよろしく。m(__)m
犬シリーズ一作目でめげたものの、こちらは大分文章が読みやすいらしいとの事で、...ゴールでンビッチに引き続き、こちらでもよろしく。m(__)m
犬シリーズ一作目でめげたものの、こちらは大分文章が読みやすいらしいとの事で、他のブログで絶賛されていた分厚い同人誌とセットで読みました。でも相変わらず読みにくい文章だし、同人誌とセットでないと…みたいな話は職業作家としてどうよ?と思ってしまい、どうにもダメでした。
この作家さんとは相性が悪いみたいなんで、今後読まない作家リスト入りとなった作品でもあります。2011/03/08
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両親の離婚によって、血のつながらない叔父の家に居候することになった秋彦は、大学進学かパティシエになるため専門学校に進むかで頭を悩ませている高校生。だが居候先にいたのは、予想以上に若い叔父・守柯だった。ピアノの調律師である守柯は、5つしか歳の違わない秋彦を子ども扱いして冷たくあしらう。そんな守柯に孤独の影を見た秋彦は……。
ヤることメインな小説より、ストーリー重視な方がやっぱりイイ!と再確認。
理想を詰め込んでる感じだったけれど、それが不自然じゃないストーリーの進め方でした。 -
玄上さんが普通のBLを書いている…!
なんだかいつもよりクセのない読みやすい文章になってるような。
両親の離婚と母親の渡米のため、高校最後の半年を血の繋がらない叔父の家で過ごすことになった秋彦。叔父は23と若くて愛想がなく家事に一切興味のないピアノの調律姉、カミカ。
お菓子が好きで漠然とパティシエになりたいとは思うけど、努力だけではどうにもならない道であることも知っているので思い切れない。大学進学したら良いのだろうか。それとも母について行って渡米したらいいのだろうか判らなくてぐちゃぐちゃな秋彦の進路についての葛藤。
そしてカミカが過去と向き合い、誰かとの未来を考えるようになるまでを、2人が不器用に距離を縮めていく過程と絡めて、丁寧に書き切ってます。
タイトル通りに甘いのに、ひやりと涼やかな物語です。おすすめ。 -
文章が合わなくて流し読み……
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【あらすじ】
両親の離婚によって、血のつながらない叔父の家に居候することになった秋彦は、大学進学かパティシエになるため専門学校に進むかで頭を悩ませている高校生。だが居候先にいたのは、予想以上に若い叔父・守柯だった。ピアノの調律師である守柯は、5つしか歳の違わない秋彦を子ども扱いして冷たくあしらう。そんな守柯に孤独の影を見た秋彦は…。
【感想】
初めて買った(書店でなんとなく手に取った)玄上八絹さんの作品です。独特の文体だなぁ…とは感じましたが、他作品と違って普通の日常を題材にしています。
まったく別のきっかけで『篝火の塔、沈黙の唇』他を発行順に読破した後、この作品も玄上さんだったのだと気付き、かなり驚きました。
五係シリーズ(『しもべと犬』『茨姫は犬の夢を見るか』)の方が好みです。
【番外編】
同人誌で数冊出ています。未読。