セロ・メロウ (バーズコミックス ルチルコレクション)

著者 : 田倉トヲル

• 幻冬舎コミックス (2010年5月24日発売)

感想・レビュー・書評

[瀕さんの感想 · 2018年12月25日]

デビューコミックということで、かなりあっさり風味。男子高校生がわちゃついてる短編色々です。好きって言いたいけど言っちゃダメだし、、、みたいなムズムズ切ないところとか、最後のチェロのとかは好き。始まる前までのお話なので、それぞれの先が気になる感じ。基本エロなし。

[暦さんの感想 · 2015年7月18日]

純粋にまっすぐに想いを胸に秘めながら恋をしてる短編集。

彼女募集中の親友に恋をしている綾、コータは親友として綾のことを特別だと言ってくれるけれど...そんな最中、コータに彼女ができる。毎日コータが迎えに来てチャリの後ろに乗っかって登校していたけれど、彼女ができたことで遠慮したりもやもやしたりしてるのが可愛かった。
美大に通っているが絵を描くことが嫌いになりそうな裕太とお隣さんで兄弟のように育ち、弟分の智。智はいつも裕太に笑顔でなついてくる。笑顔が少なくなった裕太を隣でずっと見守ってきた子の話。
学校の机のなかに入っていた飴から始まる話。
一緒にいようと誓った好きな人が卒業とともに留学することを知り、一波乱あってのめでたしめでたしな話。
病弱な行元はクラスメイトの行元に密かに想いを寄せている。四つ葉のクローバーがつなぐお話。
表題作は雨の日に拾った男と拾われた男の話。

[ututu.さんの感想 · 2014年11月13日]

表題＋短編5。ひとつひとつ見れば気にならないけど、全体を通すと描きわけパターンがまだ少ないかな。学生時代の仲良しこよしから一歩前進する瞬間が描いてある。純粋な気持ちにはキュンとするね！
表題のセロ.メロウはデビュー作の描き直しらしい。少し大人な雰囲気。田倉さんって年の差カプの表現がすっごく上手いなーって思った。好きだからこそ、離れようとする気持ち…男のコだなーって実感できる。少女漫画っぽくなくていい！

[Kさんの感想 · 2014年1月3日]

拾った男×拾われた男

[こゆきさんの感想 · 2013年10月6日]

短編集。最初の方は続きが読みたいって感じだったんですが、飴を通して定時制と全日制の高校生が交流する「放課後のイチゴ味」、体の弱いクラスメートとの「よつば」、そして表題作の「セロ・メロウ」が好み！！胸キュンでしたw

[icaさんの感想 · 2013年8月5日]

爽やかな短編集。
どの作品もラストがさりげなくて、もっと続きが読みたいような…でもここで終わりだからいいのかもしれない、という絶妙な感じで素敵。

短編集っていろんな話が読めてお得です。
幸せのたっぷり詰まった１冊でした。

[とりすけさんの感想 · 2013年6月24日]

記念すべき田倉先生のBLコミック第一作目。
表題作を含めた短編集。

全体的に驚く程キュンキュンする。昨今の少女漫画よりも純粋に純愛路線。
表題作の「セロ・メロウ」は、さすが表題作だけあって面白い。
男同士であることが異常であると分かった上で、真幌が宗介の想いを募らせていくのがきちんとBL臭くていい。

[腐った林檎さんの感想 · 2013年5月14日]

初めて読んだ田倉さん作品＆初コミックス。
内容はまったく覚えていないけど、★１つ評価なので好みじゃなかったんだろうなぁ(´・ω・`)

[霜月さんの感想 · 2013年5月12日]

ずっと気になっていて、最新刊を読んでこちらの購入を決めました。
短編集だけどどれも読みやすいし、ぶっとんだ展開とかなくてよかった。なんか全体的にほんわか甘めのお話たちだなって思いました。
表題もよかったけど、一番最初の「荷台の彼女」が個人的には好きだったなー。切なすぎず、甘すぎず、でも結構な甘さが身にしみわたるような。学生ものって甘酸っぱさが魅力だな…と思いました！
いやー好きな作家さんがまた増えてしまった…。

[浅川さんの感想 · 2013年5月10日]

いちごみるくキャンディーの話が好きです。

著者プロフィール

イラストレーター。乙女ゲーム「Are you Alice?」の原画や、「０能者ミナト」のコミカライズ、「首の姫と首なし騎士」のイラストなどを手がける。

「2016年 『スノー・ドロップ セリアと恋の調薬師』 で使われていた紹介文から引用しています。」