黒猫曰く、メイドは微笑む (幻狼FANTASIA NOVELS M 3-1)
- 幻冬舎コミックス (2010年5月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344819689
感想・レビュー・書評
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ごく普通の住宅地の中に、異なる邸宅。
そこに出入りするのは、黒猫とメイドだけ。
一体彼らはどうやってそこを手に入れたのか…気になります。
そして彼らの日常がだらだらと続き、道端で人様を拾って
ついでにおまけがお宅訪問、という感じ?
メイドがものすごいハイスペックです。
話は分かりやすいですけど、そこまでアップダウンもないですし
淡々というか何と言うか…面白くない?
読めはするのですが、続きが気になる! というものでもないですし。
猫好きは別の意味で楽しいかもしれませんが。
主人公もいまいち誰なのか…固定されてない?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
黒猫とメイドの日常が微笑ましい。
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うーん、これ、吸血鬼さん視点にして黒猫が具体的に何言ってるかはメイド以外わからない、ってした方が面白かったんじゃないだろうか。「黒猫に仕えるメイド」と「人語を解する猫」のミステリアスさが、当の黒猫を語り部にしてるせいで激減してるような……。
個人的に犬猫は直接人語を介さないで意思疎通する方が好きなのですが、それを差し引いても残念な作品でした。ちょっとひねったら面白くなりそうなんだけどなー。 -
大きな屋敷に住む黒猫一匹と、銀髪翡翠色の目を持つメイド。
メイドは黒猫を「ご主人」として仕え、人語を話す黒猫はオールマイティのメイドにそれとなく甘える日々…。
そんな日々のなか、ある日突然金髪の青年に襲われる。
…という設定&あらすじとジャケが気に入ったのですが、メイドの正体とか色々謎が残る小説でした。
展開もあんまりスムーズではないように感じました。
とても好きな設定なので、とても残念。 -
設定に惹かれて購入してみた。普通の世界に住む、普通じゃない黒猫とメイドの話。名前が出てくる唯一の吸血種以外、残りの登場人物のバックグラウンドは結局分からないまま。特にメイドとか、それだけ気になる感じなのに!って感じがする。メイド最強で吸血種も狩猟者も適わなくて一件落着的な、設定の割に山も谷もなくストンと終わってしまった。素直じゃない黒猫と、阿吽の呼吸でマイペースに暮らすメイドの設定は好きなのに、残念。