イノセンス: 幼馴染み (幻冬舎ルチル文庫 す 1-13)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
3.67
  • (25)
  • (28)
  • (37)
  • (6)
  • (3)
本棚登録 : 278
感想 : 20
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344819702

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 大人になるにつれ人が忘れてしまうものをいつまでも持っている人って素敵だねって話。
    題材から痛いことは覚悟して読んだけど、やっぱり痛かった。そしてやさしかった。

    交互視点なので、受視点になるたび痛くて、攻視点になるたびこの攻バカだなあと思ってしまう。
    何にせよ、幸せで終われてよかった。

  • 賛否両論ありそうな作品ですが、私はすごく好き。BLにはまってまだ間もないですが、今まで読んだ中で一番泣きました。睦が、これこそが愛なんだと自覚するところが好き。色々悩んだりすることもありそうだけど、ふたりに穏やかな未来が待っていますように。

  • 知的障害をイノセントと単純に位置付けはできないものだけど、
    自分を汚いと思っている主人公の攻めにとっては、いつまでも変わらない幼なじみの存在はかけがえのないものなんでしょう。

  • 題材が題材だからっていうのもあるけど、その難しいテーマを扱っているにも関わらず、恋愛を真っ向から書いているのに好感が持てます。
    切なくてもどかしく、恥ずかしいぐらい純粋な恋愛。切なさはむしろ付加価値。
    ちゃんと最後にはあったかくて可愛いお話になっています。砂原糖子さんの良さがたっぷり詰まったお話。ぜひ読んで欲しい。

  • ★3.0。受の障害描写と周囲の扱いに疑問があり、作品世界への違和感は拭いきれず。幼なじみ物ながらシビアで甘酸っぱさはなく、ピュアな受と対称的に現実に葛藤し続ける攻がグダグダ逃げる描写が冗長で、少し疲れました。学生時代と最後の両想い描写には萌えつつ感動したので、養子設定や政治絡みなど攻まで複雑化させるより、障害のある受と幼なじみというテーマだけで見たかったかも。受視点と攻視点のギャップが大きいのでちょっと読みにくくもあり…。攻が政治野心があるというのがどうもイメージ合わなくてしっくり来ませんでした。

  • ファンタジーであるBLの中で、もっとも「おとぎばなし」だなぁって思うんじゃないかというたぐいのストーリー。
    睦の純粋さにほんわり優しい気持ちになれました。
    睦のようにシンプルに人を好きになれたら・・・と思ってしまった。

  • 幼馴染の来栖(クルちゃん)と睦のはなし。
    発達障害(?)のある睦と政治家を目指す来栖

  • 知的障害のある睦と、幼馴染のエリート来栖。
    ずっと子供のままの純粋な睦ですが、それを美化しないで向き合って描いている所に好感が持てました。

  • 途中何度も辛かった・・。終わりに近づくにつれて辛かった反動なのか涙がぼろぼろでてきて、最後はよかった。

  • 読む人によっては非常に好き嫌いが分れますので、注意が必要。
    軽い知的障害をもった睦(受)と、幼馴染で頭の良いクルちゃん(攻)の話。

    良くも悪くも睦は『純粋』
    クルちゃんが全ての睦には、変わってしまったクルちゃんの姿は
    ちょっと切ないよなぁ……とか、読んでる方がもう胸がはち切れそう。
    随所に涙腺崩壊させるエピソードがあってまいりました。
    あほみたいに涙してしまい、読後はどっと疲れました……。

全20件中 1 - 10件を表示

砂原糖子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
中村 明日美子
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×