イノセンス: 幼馴染み (幻冬舎ルチル文庫 す 1-13)
- 幻冬舎コミックス (2010年5月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344819702
感想・レビュー・書評
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大人になるにつれ人が忘れてしまうものをいつまでも持っている人って素敵だねって話。
題材から痛いことは覚悟して読んだけど、やっぱり痛かった。そしてやさしかった。
交互視点なので、受視点になるたび痛くて、攻視点になるたびこの攻バカだなあと思ってしまう。
何にせよ、幸せで終われてよかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
賛否両論ありそうな作品ですが、私はすごく好き。BLにはまってまだ間もないですが、今まで読んだ中で一番泣きました。睦が、これこそが愛なんだと自覚するところが好き。色々悩んだりすることもありそうだけど、ふたりに穏やかな未来が待っていますように。
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題材が題材だからっていうのもあるけど、その難しいテーマを扱っているにも関わらず、恋愛を真っ向から書いているのに好感が持てます。
切なくてもどかしく、恥ずかしいぐらい純粋な恋愛。切なさはむしろ付加価値。
ちゃんと最後にはあったかくて可愛いお話になっています。砂原糖子さんの良さがたっぷり詰まったお話。ぜひ読んで欲しい。 -
ファンタジーであるBLの中で、もっとも「おとぎばなし」だなぁって思うんじゃないかというたぐいのストーリー。
睦の純粋さにほんわり優しい気持ちになれました。
睦のようにシンプルに人を好きになれたら・・・と思ってしまった。 -
幼馴染の来栖(クルちゃん)と睦のはなし。
発達障害(?)のある睦と政治家を目指す来栖 -
知的障害のある睦と、幼馴染のエリート来栖。
ずっと子供のままの純粋な睦ですが、それを美化しないで向き合って描いている所に好感が持てました。 -
途中何度も辛かった・・。終わりに近づくにつれて辛かった反動なのか涙がぼろぼろでてきて、最後はよかった。