砂漠の王は龍を抱く (幻冬舎ルチル文庫)

著者 : 愁堂れな
制作 : 麻々原絵里依 
  • 幻冬舎コミックス (2010年9月15日発売)
3.18
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344820524

砂漠の王は龍を抱く (幻冬舎ルチル文庫)の感想・レビュー・書評

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  •  主人公は、金髪碧眼の美青年のユリウス。
     ユリウスは砂漠の国の王子であったが、理由があって自分の国には帰れない。その代わり、世界中を自由気ままに旅をする優雅な生活を送っていた。
     そんなユリウスが「花火を見たい」と立ち寄った東京で出会ったのは、銃で撃たれたヤクザ・氷室宏一。
     氷室の背中には、美しい龍の刺青があり、興味を惹かれたユリウスは、熱にうなされわけがわからなくなっている氷室と少々強引に身体を繋ぐ。
    「龍が生きているように動く」」と感動したユリウスは、さらに氷室を求めるが、正気に戻った氷室は、ユリウスをおいて、「やらなきゃいけないことがある」と部屋を出て行ってしまう。
     氷室が遣り残したことは、実は氷室には杯を分けた兄貴がいて、敵対するその組にさらわれたその男を助けに向かったのだ。
     ところが、実はさらわれたはずのその男は敵対する組の幹部になっていて、氷室は自分と組がその男に裏切られたことを知る。
     その男に捕まり、命の危機が迫ったところを、氷室はユリウスに助けられる。

     という話でした。
     実は、氷室が助けに行った男と氷室は、身体の関係もあって、それがあって余計に「裏切られた」という気持ちが強くなったのもあるのかな、とは思うんですが。
     一冊に話をまとめないといけないせいもかなり大きいとは思うんですが、氷室が別の男からユリウスに乗り換えるまでの期間が大層短く感じます。
     あんなに命をかけてまで助けようとした男から、いくら相手が裏切っていたからとはいえ、そんなに簡単に次の男って乗り換えられるものなのかなー……とは、思ってしまいました。
     これが「くっつかない」ところで終わって、次の巻でもう少しごたごたしてからラブラブハッピーエンド! というところで終わってくれたら、もっと面白かったのになぁ……と思って、ちょっともったいなかったです。

     いや、この話も何となくぼんやりとは濁しているんですが、はっきり「くっついたわけじゃない」と書いてくれてないし、一年後にもう一度同じ花火を見に、二人で東京に訪れている辺りを見ると、もうきっとラブラブなんだろうなー……という予想は簡単につくので、氷室が尻軽のように見えてちょっともったいない。

     そう考えちゃうと、このボリュームで書く設定じゃなかったのかなー……と。

     やや兄貴→ユリウスへの乗換えが早すぎる点を除けば、他は大体面白かったので、それなりには楽しめるかと思います。

  • あ~っ、挿絵家さんは変わるのか…

    旧作のライトグラフII さん挿絵好きだったんだけどな~

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