終わりなき夜の果て〈下〉 (リンクスロマンス)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
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本棚登録 : 179
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344820708

感想・レビュー・書評

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  • 清澗寺家シリーズ7作目。
    シリーズ1部が完結だそうです。
    そんな総集編の下巻では、国貴と道貴の2編構成。
    国貴ってそんなに好きなタイプではなかったのですが、
    このお話を読んで、その愛情深さにうるっと……。
    そして再会した時の和貴にまた涙腺を刺激される。
    なにこの家族愛。
    清澗寺に一番縁遠いはずの家族愛が、みっちり詰まって
    ました。
    パパなりの愛情表現も、じわっときた。

    そして道貴編については……ちょっと食傷気味。
    クラウディオの歯の浮くような台詞の連発に苦笑いと
    いうか、あまりに小っ恥ずかしくて桃色シーンは完全に
    飛ばし読みしてしまいました。
    ルカがとても良い子で、道貴との交流は読んでて
    楽しかったです。

    最後は貴久の話で締められていて、あー……長かった
    なぁ……すっごいみっちりしてたわ、と感慨深いものが
    ありました。
    これにて1部完結とのことで、2部からは世代交代する
    らしいのですが、ちょっと間に別の作品を挟んで
    挑もうと思います。
    濃いシリーズで、とにかく読み応えあります。

  • なんだかんだで全員がそれぞれに幸せを手に入れたっぽいので、よかったなぁと。
    なんだかんだとこの一族は羨ましいくらい強い『絆』で繋がっている。

  • 清澗寺家シリーズ-06-02

  • 清澗寺3兄弟、それぞれの恋人と共に進む未来を見つけることが出来て良かった。清澗寺一族の再会も感動的でした。冬貴なりの家族への愛も感じられましたし。道貴の話は4カプ目ということでかなり食傷気味な上にクラウディオのキザ甘トークで、読んでて目が泳いでしまって飛ばし読みになってました(笑)貴久を嵯峨野で締められたラストに感動です。貴久、あちらでお酒飲みながら一族の様子を見てるかな?きっと満足してますよね。そして私は鞠子の相手が気になっている…誰なんでしょう?w

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著者プロフィール

「清澗寺家シリーズ」(幻冬舎コミックス)や「キスシリーズ」(講談社)など、多くの人気シリーズ、著作を持つ作家。ドラマCD化した作品も多数ある。特に名門華族・清澗寺家一族の大正時代から戦後までのドラマを描いた「清澗寺家シリーズ」は熱心な読者が多く、完結を記念して完全予約限定のファンブックが発売されるほど。

「2019年 『キッチンカー鎌倉、推して参る 再出発のバインミー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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