また君を好きになる (幻冬舎ルチル文庫)

  • 幻冬舎コミックス
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344820821

感想・レビュー・書評

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  •  友原真幸と嘉威雅将は、学生時代に真幸から告白したのをきっかけに、くっついては別れ、別れてはくっついての恋人関係を続けていた。
     その全ての別れの原因は、新たな告白を受けた嘉威が真幸を振るというもの。
     けれどついに、真幸から嘉威に対して決定的な別れを告げる。
     自宅も引き払い、別の地で新たな生活を送っていた真幸だったが、それから5年後再び、東京に戻ってくると別人のように真面目になった嘉威がいて……

     という話でした。
     ここからはネタバレなのですが。

     その生まれ変わったように真面目になった嘉威をまた真幸が好きになる、というのが今回のこの物語のテーマ……。
     ですが、個人的にはそんなに別人に慣れてないし、不真面目な人が真面目になったところで、取り繕ってる感が消えないよね……というのが正直な感想でした。
     物語の本筋は好きなですが、「別人感を出そう出そう」とするあまりに、「そうでもなくない?」と思ってしまった私が置いていかれてしまった感じでした。

     もうちょっと「演じてたんだバレた?」っていうやっぱり感があった方が私の好みかなあ……って思いました。

  • 2013年読了

  • 身勝手に別れたりくっついたりを繰り返す攻が、心を入れ替えて受だけに一途になるというストーリー面白かった。

    けれど色々な点で、もっと面白く読みやすくできる一冊。
    この物語はまだまだ磨ける、もっと素敵な宝石にできる。

    文章はまだ完成されきっていない。わかりずらいところ、強引にすすめすぎなところ、過剰に説明しすぎなところなどがあった。

    とりあえず名前のついたキャラクターを削ったり、話を都合良く進めるためだけのキャラ・展開を減らすといいと思います。

    絵も良かった!

  • どうしようもなく魅力的で酷い恋人だった嘉威と酷い別れ方をした真幸。五年振りに再会した嘉威は、かつてのような暴君ではなく……?

  • タイトル通りのお話でした。なんか都合良すぎる(苦笑)まあ、そうじゃなきゃお話として成立しないけど。二人ともにイラッ。攻めがとにかく最低!受けも、攻めの最低な行為を許してってズルズル…っていうのがもうありえなくて。いくら改心したからまた…っていうのがなぁ;;総合的に、やっぱり私はスピンオフの方が断然好きで面白かったです。

  • あらすじでなんとなく避けてたけど、スピンオフ読んで興味がわいたので購入。読む前に思ってたよりずっと嘉威が真幸にべた惚れで改心後は一途なので、読んでる私も許してあげたい気持ちになった。千倉の話とどっちも同じくらい好き。

  • 美青年(社会人)同士の話。
    攻めがどうしようもない浮気症…というかふらふらした男だけど、大事な事に気付いて改心して思い続ける、とか大好きな設定w
    しかも挿絵も申し分ないくらいの美イラストで大満足です。

  • 前半は攻が受と別れたりくっついたり、女性とつきあったりするのを受がやりすごそうとして心をとざしてしまって、再会した攻が受の心を開かせようと誠意をみせるけど、受がなかなか素直になれないところは、受が淡泊な性格なのに、そこだけこだわってしまうというシチュにギュっとなった。
    全体的にあっさりしてるけど、そこがちゃんとひっかかってきたので楽しく読めました。

  • 受はいくら5年間で変わったといってもよくあの学生時代のやりたいほうだいの攻を許せたなぁと関心します。
    結局はふたを開けるとバカップルですね。

  • 最低な彼氏だけど、それを許す方もどうかと思うなぁ。お話自体はサクサク読めて楽しめたけど、どっちにも好感は持てなかった。強いて言えば千倉さんが気になった。後お兄ちゃん♪

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