街の灯ひとつ (幻冬舎ルチル文庫 い 4-4)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
3.85
  • (36)
  • (58)
  • (41)
  • (4)
  • (3)
本棚登録 : 359
感想 : 31
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344821231

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 攻めのオドオド加減と受けのつっこみ具合が絶妙で、今までのBL作品の中では確実に上位に入るお気に入り作品。
    作家さんご本人の同人誌のほうも片っ端から集めています。

  • 一穂先生安定の面白さ。今回のお話しは、くっついてからの内容が充実してました。その分起承転結は弱め。

  • どんなひどいことをしたのかハラハラしたけど、本人は何もしていなくて本当に良かった。いろんな要素が絡まりつつ、ちょっと詰め込み過ぎかとも思いつつどれも欠かせない要素になって、破綻していない。

  • 会いたくなかったはずの同級生との再会から始まる物語。
    百ちゃんの存在が色あざやかで一穂さんの書く女の子はBL世界にモブや当て馬でなくインパクトを残してくれていいものだなぁと。
    片喰くんのストーカーっぷりの純真さと絆されてしまう初鹿野になるほどこんな出会いもありなのねとするする読まされました。
    小道具やモチーフづかいとお仕事描写がうまく絡んでくるところはやっぱり面白いなぁ。
    安定安心の一穂節、という感じで個人的にはあんまりインパクトはないけれどうむ、中々という感じ。
    恋愛自体を遠ざけていた初鹿野が片喰の一途さにいつしか心を開いていく様がなんともかわいい。初鹿野のキャラクターはなるほど一穂キャラと思うところがありつつ、二人の関係が他にはない二人ならではなもので、会話のやり取りやちょっとした間合いの取り方がなんともゆるやかで心地よかった。不思議で穏やかなトーンに浸れました。

  • 「……俺のこと、忘れないでいてくれてありがとう」

    好きなシーンはノートの内容を読んでるところらへん。
    「いつの間にか、顔を寄せていたのは初鹿野のほうだった。」からの流れがサイコ〜〜〜に萌える。
    段々と絆されてく初鹿野が可愛いのなんのって。

    (再読)

  • 同級生、再開もの。漫画家アシ・片喰×会社員・初鹿野。攻めの片喰は、やってる事がストーカーなのにヘタレな乙女で一途、なぜか癒されてしまう(笑) 初鹿野もどこか冷めた感じだったのが、片喰の濃い想いに絆されて、ちゃんと真面目に考えていく姿も良かったです。「責任は、俺が取るんだよ…」の初鹿野のセリフにしびれました。男前でしたよ。2人の過去を思うと重いものになりそうなのに、優しい雰囲気なお話でとても好きな作品になりました。初鹿野ノート27冊、続刊中は笑います♪

  • 片喰がへたれなストーカーで、初鹿野がそれにほだされた話。

  • かたばみくんのストーカーぶりが可愛く見えてしまう初鹿野の優しさ?不思議な良さがありました

  • 絆され受、かなー?でもゆっくりだんだんと好きになっていく感じが良かった。

  • 一穂先生の作品で一番好きな攻がこの片喰くん。
    可愛くて可愛くて!!
    読むほどに暖かくていいお話だと思う。

全31件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

2007年作家デビュー。以後主にBL作品を執筆。「イエスかノーか半分か」シリーズは20年にアニメ映画化もされている。21年、一般文芸初の単行本『スモールワールズ』が直木賞候補、山田風太郎賞候補に。同書収録の短編「ピクニック」は日本推理作家協会賞短編部門候補になる。著書に『パラソルでパラシュート』『砂嵐に星屑』『光のとこにいてね』など。

一穂ミチの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
中村明日美子
中村 明日美子
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×