- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344821309
作品紹介・あらすじ
会社員の章生とカフェでコックとして働く伸哉は同棲を始めたばかりの恋人同士。ラブラブな二人だが、章生には伸哉に言えない大きな秘密があった。実は、重度の偏食で伸哉が作るご飯が食べられないのだ。同棲前までは何とかごまかしていたが、毎日自分のためにお弁当まで作ってくれる伸哉に、章生は大きく心を痛めていた。しかも、同僚の三輪に毎日お弁当を食べてもらっていた章生の様子に、伸哉は何かを隠していると、疑い始めてしまい…。
感想・レビュー・書評
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良き年下攻めでした。7歳差で最初から付き合ってるやつ!普段は冷静で優しくて頼りになる伸哉が、章生さんのこと好きすぎて些細なことに不安になって爆発するのかわいすぎ(;▽;)しかも嫉妬からの爆発3回もある、素晴らしい萌えた♡
食べられなかったお弁当の残りをノラ猫にあげるのはあかんとおもいます。笑
それ聞いて怒らない伸哉優しい。。
それにしても攻めの勘違い嫉妬は萌えますな~好きです詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
おもしろかったですが、んーちょっとインパクトに欠けるというか・・・。
もうひと押し、何か心に来るものが欲しかったです。 -
甘いですね。ただひたすら甘い! 二人の出会いの所のお話はちょっとワクワクした楽しく読めたんだけれど、二人が同棲しだした辺りから、 結構受けがウザいな~っておもったんですよね。 レタスが大好きだ容姿が王子様だからレタスの王子様なんですねぇ。
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コック伸哉×リーマン章生
大好きな恋人と同棲し始めて幸せいっぱいの章生。
しかしどうしても言い出せないことが。それはとんでもない偏食で、せっかく伸哉が作ってくれる弁当が食べられない。同僚にあげたりして食べずにごまかしてきたが、体調を崩して倒れてしまったことでとうとうごまかしがきかなくなり・・・
後半は弟の上京で、同棲している恋人のことをどうごまかすか・・・という話。
まぁ、ほほえましい話ではあるけど。
料理のできる年下のやさしい恋人に甘やかされてる話ですね。 -
カッコいいカフェのコック×王子系リーマン。そして、年下攻めです。
最初からもう出来上がっているcpの話というのは希少。もちろん、出会いのドキドキのくだりもしっかり描かれているのですが、そんな二人が同棲して1ヶ月ほど経ってからの物語ということで、激甘テイスト。
伸哉とラブラブになって同棲するまでの仲にこぎつけた章生。でも、章生には、伸哉に隠している秘密があります。それは、コックでありおいしい食事やお弁当をいつも作ってくれる伸哉には到底言えないことで。
言ったらゼッタイ嫌われると思っている章生は、そのことを隠そうと同僚の三輪に協力してもらっているのですが、それがますます伸哉の目には不審にうつり、大変な誤解が生じてしまいます。
まぁ、なんというか、ただのイチャコラを見せつけられてしまうだけの話だというと、身も蓋もないんですけどね。それでも、思わず釣られて読んでしまう絶妙な面白さがあります。
32歳の天然王子な章生がとてもかわいいんです。いいオトナなはずなのに、ほっとけないかんじなんです。男が好きと気付いたのが30になってからというのも、らしくてキュンとしちゃいます。
そのくせ、伸哉と両想いになってから、Hに関してはかなり大胆だったりするのも天然が入っていて萌えさせられます。なので、伸哉は章生の無恥と無知のおかげでちゃっかり濃厚Hに持ち込んでいるんですよね~
しかも、隠し事がバレてからは章生が伸哉とのHでバテないために、せっせと苦手克服にがんばっているんです。もう、ごちそうさまってかんじで。
なので、エロ的にはちゃんとおいしく仕上がっています。
犬も食わないようなイチャコラぶりの後、書き下ろしの「それからの王子様」では章生の14歳年下の弟、哲郎が上京してきてまたまた話はややこしくなり、三輪まで巻き込んでのお騒がせ騒動に発展します。
この弟がけっこう強烈な存在感でした。あぶなっかしい雰囲気プンプン。
一番とばっちりを受けたのは、気のいい同僚の三輪ですよね。完全に巻き込まれてしまっていて、「愛の嵐」では、まさに嵐の渦中の人となっています。
めちゃくちゃ笑った!いろいろ細かいこと抜きにして、とにかく爆笑しちゃいました。コワい経験したんだなと笑いながら同情!
でも大変な目に遭ったと不憫になると同時に、めちゃ愛されてんだな~とものすごく感じました。そして、三輪も迷惑そうでありながらもそんなに嫌がってないところがいいです。
こういうコメディの面白さが素晴らしい。
この先の三輪の運命が非常に気になります。