ありえないキス (幻冬舎ルチル文庫)

著者 :
制作 : 高星 麻子 
  • 幻冬舎コミックス
3.04
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本棚登録 : 68
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344821354

感想・レビュー・書評

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  • ブラコン社会人×高校生。何事もそつなくこなすがゆえに一生懸命向き合うことができなかった高校生の受け目線。意思の疎通がうまくいかずに思い違いが招くドタバタ展開。ラストには誤解も溶けて思いを伝えあい、甘々のハッピーエンド。ストーリーとして完結してはいるが、個人的に極端すぎる言動を繰り返す攻めの心情はあまり理解できない、最後まで謎の人物であった気がする。

  •  篠原智哉は、清潔感のある美貌で近隣の女子高生にも人気。
     今はある事情から、誰かと親しく付き合うことを止めているが、智哉に対する手紙や贈り物は後を絶たず。
     智哉自身が直接受け取らないためか、友人である滝沢征司の手を介して持ってこられる。

     その中の一つ。
     滝沢が「男からのものだ」と言っていた手紙の差出人の名前が「神代有紀」であるとわかった瞬間、珍しく智哉が「返事を書く」と言いだした。
     今までそんなことを言い出したことのない、智哉の思いもしない行動に、滝沢も驚くが、智哉自身が一番驚いていた。
     早速、手紙に書いてあった連絡先にメールを送り、会う段取りをつけた智哉が待ち合わせ場所に赴くと、そこには背の高いエリート然とした男がいた。
     彼の名前は、神代雅。
     有紀の過保護な兄であった。

     結局、その日のデートはいつまでもついてくる雅に怒った有紀の提案により、途中で解散となり、智哉はそれきり有紀にメールの返事をせずにいた。

     数日後、突然、智哉の学校を訪ねてきたのは雅。
     有紀が、智哉からの返事が返ってこないことにひどく落ち込んでいる、というのだ。

     その雅の頼みに負けて、再び智哉は有紀にメールを送るけれど、どういう訳だか、有紀のことよりも、雅のことが気になってしょうがなくなってくる。
     口を開ければ憎まれ口しか出てこない二人だったけれど――

     という話でした。
     なんだか、あらすじを読んだ時には三角関係のドロドロ話を思わず想像してしまっていたんですが、全然そんなことなくて、とても健全な話でした。

     有紀と智哉はあくまでも友人関係で、途中、智哉も雅も有紀が智哉に抱いている気持ちは「恋愛感情なんだ」と思い込んでいるんですが、そんなことはありませんでした。
     紛らわしい手段をとったから勘違いされてしまいましたが、有紀は智也と友達になりたかっただけでした。

     なので、有紀の気持ちがちょっとしたスパイスになりはするもののちょっと回り道をした二人の話でした。

     で、それとは別に、智哉の友人の征司と有紀の話も入っているので、そちらも興味がある方はぜひどうぞ。こちらは初々しい感じがして、非常にかわいいです。

  • あらすじを読んで設定に惹かれて購入しましたが、それでも最初のうちは智哉がちょっと自己中心的すぎるような気がしてあまり好きになれませんでした。でも結果はこれはこれで良かったと思います。
    智哉と雅よりも、有紀と滝沢の関係の方が気になっていたりします。

  • 予想より軽い感じでした…好みでは無かった

  • 最初は素直じゃない同士の組み合わせなんて…と思っていたけど惹かれていく過程とか両思い後の甘い話とか面白かった。

  • 自分が勝手に思ってた感じと印象が違ったかなと。最初の頃、雅が智哉を“篠原くん”って呼ぶことにすごい違和感がありましたね(苦笑)雅の印象も、読み進めるたび違って、ちょっと混乱しました;なんか全体的にしっくりこなかったです。決して悪くはなかったですが。

  • 小説ラキアより加筆修正に書下ろしがいっぱいでした。可愛い内容のお話でしたね。攻の雅が最初の攻撃的で傲慢な態度から自分の気持ちを認めてからは素直というかバカップル丸出しの浮つきようが大人なのに可愛かったです。

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著者プロフィール

小説家。3月26日生まれ、A型。
1994年、『透き通った空の破片』でデビュー。代表作・シリーズに、「仇花シリーズ」、「守護者シリーズ」。

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