クライアント (リンクスロマンス)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
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本棚登録 : 91
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344821637

感想・レビュー・書評

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  • 「エスコート」シリーズ第2部スタート。資産家の養子・シャンナン(35)×元ガードで今は専属・鞠谷(28)。気が強くて気まぐれで山猫のようなマリヤに、最初は胡散臭さやボディーガードとしての資質に疑問をもっていたシャンナンがだんだんと惹かれていく。家のゴタゴタに巻き込まれながら2人の関係が進んでいくのを楽しく読みました。後半はクライアントとガードの恋愛を挟んだ関係性の問題を絡め盛大な痴話喧嘩をしてる2人、結局はマリヤに振り回されてるシャンナン… そんな姿が少し可哀想かも(笑)

  • 人材派遣会社『エスコート』から唯一買い取られたボディガード、鞠谷が突然里帰りしてきた!? 大人気シリーズ第二シーズン登場!!
    (出版社より)

  • 自分を拾い大切に育ててくれた義父・ダンとそのガード・マリヤの関係に疑念を抱きつつもマリヤに惹かれていくシャンナン。依頼人とガードの恋というメインストーリーに資産家であるダンのお家騒動やダンとマリヤの関係性の謎が盛り込まれ、予想はつくものの山猫なマリヤに読み手も振り回される(笑)書き下ろしが2編。「ポジション」では、依頼人とガードならではの心の在り方がテーマに。「キティテイル」は山猫とぶち猫に振り回されてるシャンナンが少々不憫w3編通して話が進むほどにどんどんマリヤの尻に敷かれていくシャンナンに笑える♪
    水壬さんがブログで謝罪されていた、書き下ろしでのシャンナンの妹の名前のミス。違うレーベルですが、以前、とある作家さんの作品でもストーリー上のミスがあったけど、編集さんは1冊通して読んでチェックというのはしないのかしら?とまたしても疑問を持ってしまった。

  • 『エスコート』シリーズ第2シーズン。
    人材派遣会社『エスコート』から、唯一専属のボディガードとして買い取られた鞠谷(マリヤ)のお話。
    アメリカの巨大企業を一代で築いたダン・サイモンからガードの依頼を受けて、マリヤを迎えに来たのは、ダンの養子であるジェラルド。
    マリヤの中性的で蠱惑的な容貌、食えない性格、奔放な物言いに、
    本当にボディガードなのか、もしかして養父ダンの愛人なのではないかと疑いを持ち始める。
    お互いを探り合うような、ふたりの丁々発止なやりとりが結構おもしろい。
    日本とアメリカ、全く違う環境に育ちながらも、恵まれない生い立ちというどこか共通点を持つふたり。
    マリヤに反発しながらも、徐々に惹かれていき、しまいには養父にまで嫉妬してしまうジェラルド。
    マリヤの方は、たぶん最初からジェラルドに興味ありありだったと思う。

    自分の命を狙う陰謀があるとマリヤを日本から呼び寄せたダンのマリヤに対するベタ甘っぷりが半端なく、はたから見ると完全に若い愛人に入れあげてるおじさんの図。
    これもきっと何かの作戦なのだろうと、わたしもまんまとミスリードされました。
    いや、確かに陰謀を暴くための作戦でもあったのだけれど、『甘やかし』は素でした。
    なぜなら、マリヤはダンの実の息子だったから・・・というオチです。
    実の息子と養子が恋人同士か~・・・ふ~ん。

    ちょっとトリッキーなわがままプリンセスに振り回される、男気あふれる大人の男ジェラルド。
    予測不能なマリヤの行動に手を焼きながらも、押さえるところはしっかり押さえていて、なかなかいい感じ。
    マリヤも実は専属ボディガードとしての自分のポジションにプライドを持っていて、ただのややこしいかわいこちゃんではないです。

    この話。まあ、普通におもしろかったけど、『エスコート』シリーズってほど『エスコート』が絡んでなかったなぁ。
    一応、これまでの登場人物もちらっと出てきたけれど。どちらかというとスピンオフ?
    やっぱ、『ディール』と『フィフス』みたいなのが読みたいんですけど。。

  • マリヤがかわいいーとか言う前に妹さんの名前が変わったのに吃驚。

  • エスコート シリーズ⑦

  • エスコート・シリーズ第7弾 

    初出 
    クライアント――2009年 小説リンクス10月号を加筆修正 
    ポジション――書き下ろし 
    キティテイル――書き下ろし

  • またこのシリーズを読めて嬉しかったです。今回は依頼人×ガード、プラス専属契約もしてるカプのお話。マリヤとダンの関係は、最初からそうかな?と思っていた通りの関係だった。結構王道的展開かな。まあ、醜いお家騒動のゴタゴタという感じ(苦笑)ダンとマリヤが結託して企んでたところや、シャンナンが二人の関係を疑ってモダモダしてたところは読んでて楽しかった♪

  • エスコートシリーズ第二幕。単体で読めないこともない。 ガード対象者×ボディガードです。本編は少し駆け足気味で、ちょっと強引だったかなと思える部分もありましたが、面白かった。キャラクターの魅力もよく出ていたと思います。後半収録の、二人のその後を描いた短編二本が非常に良かったです。

  • 初めにどこかで専属ガードの話が出た時、なんとなくクール美人を想像していたんだけど、実際はとんだ山猫だった(笑)。でもすごく楽しみにしていた話で、すごく楽しめて嬉しい。相手を振り回すだけじゃなくて、ジェラルドに発破をかけたり、仕事にはプライド持ってたり、マリヤはいいキャラだった。ちょっとカタすぎるジェラルドとはお似合い。雑誌掲載時とビジュアルが変わってるけど、黒髪マリヤもよかったな。

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