- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344822757
作品紹介・あらすじ
幼き頃より年下の皇太子・獅心に仕えてきた玲紀は、師として友として、獅心から絶大な信頼と愛情を受けていた。だが成長した獅心がある事情から廃嫡の憂き目に遭い、玲紀は己の一族を守るため、別の皇子に仕えることになる。そして数年後、新たな皇太子の立太式の日、王宮はかつての主君・獅心率いる謀反軍に襲われてしまう。「俺からお前を奪った奴は許さない」と皇太子を殺す獅心を見て、己に向けられた執着の深さに恐れさえ抱く玲紀だが…。
感想・レビュー・書評
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最後に攻が言っているけど、受の八方美人とか建前重視なところが事態を悪化させていたような気がする。攻がそれで良いなら良いんだけど。
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主人公、父親に流され過ぎ。
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リンクスフェアの小冊子が欲しかったので、対象作品の中から歴史ファンタジーというジャンルと表紙イラストに惹かれて購入。
これがデビュー作の作家さんだったんですね。これからが楽しみです。
清王朝をベースにした架空の王宮ものですが歴史好きな人も違和感無く読めると思います。
BLの王道を押さえつつも、最後に獅心が玲紀に言った玲紀の性格批判ともとれる発言が、結構BLの受けにありがちなことなので獅心がバッサリと言ってくれてスッとしました(笑)(それでも愛してる、というところは外してませんのでご安心を…)
5歳年下の執着攻め(皇太子)×不幸体質の美人受け。
ページが許せば幸せな後日談ももう少し読んでみたかったかも。
この作家さんの次回作も出ているようですのでそちらも読んでみたいです。 -
デビュー作にしては良い出来なのではないでしょうか。
中華風ファンタジー。
第二公子に幼い頃から仕えていた傅役・玲紀。
しかし、第二公子が世継ぎになることはないと知れると第五公子の傅役として務めることに。決して己の意思ではなく、家に押し付けられたものだったが、その行いは第二公子を深く傷つけ、辺境に追いやられた第二公子はある日力をつけて都に戻り、玲紀を思い通りにしようとするが・・・。
ま、執着モノですかね。とにかく二公子の執着っぷりが。そして結局ほだされてる玲紀ってとこでしょうかね。