- Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344822856
感想・レビュー・書評
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全体的には好きなストーリー。
中盤の大きな山(別れようとするシーン)が精神的につらかったなぁ。高校生だしあーゆー風にしかできなかったんだろうけれど辛すぎた。
兄もこのあと幸せになれるといいなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・初出
目を閉じて触れて………書き下ろし
目を合わせて触れて……書き下ろし
目を閉じずに触れたい…書き下ろし -
工芸家×高校生
まだ志央が中学生の頃、病院の中庭で目を怪我した男性と知り合う。彼のために本の朗読をしていたが、兄の注意により突然やめることになる。
高校生になった志央は友人に付き合って出向いたショップである作品にひとめぼれし、そこでその作者に会う。
彼はもしかしてあの時の目を怪我していた人ではないかと思ったが、彼は当時見えていなかったため志央のことを覚えているはずもなく・・・・
恋愛だけじゃなく、兄とのいざこざもありつつ・・・。ちょっとズルい年上の男を年下くんが追っかける話。 -
兄弟萌えはあまり持ち合わせていないので、こういう方向の方が納得できます。
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兄ちゃんが怖い。
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陶芸家×高校生
雨が降りそうだから、と病院の木陰で眠っていたその人に声をかけたのがきっかけで、主人公は目が見えず退屈しているその人に本を読み聞かせることを約束します。
変声期前の声が女の子のようだから、勘違いされているだろうと思いつつ通いますが、兄に叱られてしまいその後は行けずじまい。
ですが、3年後運命的な再会をしたその人。主人公は徐々に惹かれていきます…。
両親を早くに失い、年の離れた兄(異母兄)と暮らしてきた主人公なんですが、途中で兄が暴走するんですよね…。
その暴走っぷりや怖くて怖くて!!
そんなお前迫り方したら、相手逃げるに決まっとるやんけ!という怖さ。
面白かったのですが…主人公が若干積極的に壁を壊していくわりに、その積極性の上にあぐらをかいてるんですよね攻めが。
もうちょっと気持ち考えてあげてくれよと、もやもやもやもや…!!
多少消化不良なかんじがしました。 -
陶芸家・永渡久喬×高校生・河住志央
普通に年の差物語と思ってたら、昼メロばりで、あわや兄弟?設定だったりする。そうは言ってもドロドロ展開ではなかったので軽すぎず、重すぎずのいい塩梅。
出会いシーンが良かったのに、いまひとつ活かしきれていない感じが残念。久喬が志央の正体を知るとことか、もっと書いて欲しい。
過保護な兄の本音や進学など、萌要素満載のトラブルいっぱいなのに、もっと上手く萌えさせてほしかった。
全体にいい感じなんだけど、どこか消化不良かな? -
可もなく不可もなく・・ってところかな。
あんなに複雑にせず、物語はシンプルに、心理描写をもっと丁寧に描くと、胸キュンも出てくると思うんだけど・・・