猫カフェへようこそ! (幻冬舎ルチル文庫)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
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本棚登録 : 81
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344823501

作品紹介・あらすじ

猫カフェを営む早川雪州は、過去の手痛い経験のせいで恋愛に懐疑的。しかし、押しかけ従業員の川井伊紗と共に、訪れる客たちのさまざまな恋愛相談を聞いてやったりしている。伊紗は失恋して落ち込んでいるところを雪州に拾われ、家に居場所もなかったために今では半分居候のような立場だった。ある日、雪州の幼なじみだという男が店を訪ねてきて。

感想・レビュー・書評

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  • 3回くらい途中で読むのを挫折した本

    挿絵目当てで買いました(夏珂さんだったし)
    イラストの受けの子もまた、自分の好みだったし、
    攻めも自分の好みっぽい絵だったんだけどなあ。

    妙に目が滑る本。(日本語あってるのか…)

    読みづらっ!!この作者こんなに読みづらかったっけ。

    内容としては、猫カフェが題材。
    やっぱ猫について書かれるコトが多いんだけど、説明ばっかり。
    そしてどのキャラも台詞が説明っぽくて、疲れる内容だったなあ。
    リアルにこんなに淡々と説明しちゃうかな?と思っちゃう。

    物語の方も淡々と進んで行って、盛り上がりもないまま終わった感じ。


    家庭内でうまくいってない&付き合ってたと思ってた相手から振られた受けの高校生が、雨の日に偶然出会った猫カフェとオーナー。
    そこから攻めのオーナーとの付き合いが始まり、猫カフェで働いてる日常がメインのお話ですよ。

    回想が入って出会いから、猫カフェの仕組み、独特のカウンセリングの
    方法についての説明とか、オーナーの過去や猫カフェの真実みたいなことが話の流れとして書かれてるんだけど、説明ばっかりに感じました。

    文章が長くても読み終わっての達成感があるわけじゃなくて、
    あーやっと読み終えた感があったので。

    早く終われーと最後の方思いつつ読みました笑

    ★は正直1以上2つ以下位かなあ。

  • 心に傷を負った大人と、高校生のお話

    色んな出来事が沢山詰まってて、何かページ数以上に読み出がありました
    最初から甘々でしたが、最後もやっぱり甘々
    私は猫(だけじゃないけど)を飼ったことないから、そういうものなんだ…
    と、思っただけなんだけど、猫好きならなるほどって思うのかな?

    いや、さすが染井さんだな

  • タイトルに惹かれて購入。主人公は、事情があって自宅にあまり寄り付かず「運命の相手」を探して軽いお付き合いを繰り返す高校生伊紗。彼が恋に破れて帰ってくる場所は自宅ではなく、猫カフェ。そこの店長さんの距離感に癒されてる。
    面白いなと思ったのは、はじめ店長さんの雪州さん視点なのに、二ページも行かないうちに自然と伊紗くん視点に切り替わっていること。というか、マンガのようにその時その時で自然に視点が変わってたりする。
    タイトルに「猫カフェ」ってあったって、どうせ描き割りの舞台的なもんでしょと思ってたけど、ちゃんと有機的に猫カフェという場があって、がっつりお話に食い込んでくるし、猫もキャラの1人(匹)としてそこに暮らしているのが見えてきていい意味で裏切られた。雪州さんの思った以上の寂寥というかグレっぷり(笑)がまた、分かりやすい溺愛男子じゃなくて良かったなぁ。面白かった。

  • 大好きな猫が出てくるし、ジャケ買いした本。
    読み終わって、言葉の大切さとか相手への配慮が押しつけだったり結局自分本位だったりすることへの不安。
    いろんな要素が組み込まれてて面白かったです。

    寛容な心でそこにいてくれる雪州とちょっと鬱屈とした思いを抱えている伊紗。
    なかなか話の展開も一筋縄でいかなかったり、脇キャラが意外と鋭角に入り込んで来たり。

    ただ。
    他の方のコメントにあったように、ちょっと追いかけづらいと感じるときがある文章だったように思えなくもないような気もします。
    口コミを読んで、よくいろんなところで文章の読みづらさとか見ても結果、読んだ時に意外と読みやすかったりそこまで感じることがなかったりするけど、この本は確かに読みづらいというか追いかけづらい感じでした。
    でも、読み終わってみればそんなに気にするほどでもなかった気になりました。

    男前で大人で、でも心に沈殿している淀みを見ないふりしている攻めと、愛情に飢えてるけどその飢えすら怖い受けと。
    視点が2人の切り替えなので気持ちが分かり易い反面「ん?どっちだ?」と読み返したり。
    私は良かったかな。

    ☆3.4

  • 自分が猫好きなのが影響しているのは否定できない(笑) 疑心を少しずつ解いていく、ストーリーとしては普通めだが舞台が特殊なので楽しめる。

  • 猫の専門的な用語やセラピーの用語などわからない部分が多くて調べようか迷う感じでした(;´・3・`)
    調べませんでしたがw

    そこに目をつぶれば
    甘々で焦れったくて(@ ̄ρ ̄@)

  • 猫カフェで癒されたい。二人が幸せになれてよかった

  • ☆4.5
    最後まで読んで、また彼らの気持ちのを知った上で読み返したくなる。そしたらまた違う視点で、さらに楽しめる。
    挿絵も、かっこ良くて話の中の彼らもかっこ良くて雪洲は凄い大きな愛で包み込んでて、きゅんと来た。

  • うーん、うーん、うーん。染井さん何冊か読んだ事あるのですが全くきれいさっぱり話を覚えてなくて、なんかふんわりした作風だった気がするーと久しぶりに読んでみたのですが。こんなに読みにくかったっけ?!と驚きました。文章が。あまりの読みにくさにびっくり。こんなにも頭に入ってこないのは久しぶりでした。目がつるっつる滑る。前読んだ時はそんな事思った記憶ないんですが。視点も唐突に変わるし入り乱れててとっ散らかった感が強かったです。あと強調の傍点の多さがものすごく気になりました。どんだけ付けるんだっていう。最初は建物の説明とかレメディの説明とか、全く想像がつかないのを延々描写されてるから判らなくて読みにくいだけかなとも思ったんですが、そういう部分過ぎても読みにくさは変わりませんでした(笑)あと台詞がいちいち物凄く説明臭くて棒読みの芝居見てる気分でした…。誰に向かって喋ってるの?それはとても、カメラ(読者)への説明だね?みたいな。そんな、一から十まで説明してくれなくても良いのですが。思考の軌跡から何から。しかしその説明もとても読みにくいので全く頭に入ってこないという…。説明台詞すぎて、台詞だけでなく地の文も説明だらけで、なんだか人間味がなく。温度がなく。突き放されて読んでる気分でした。
    恋愛部分も、好きな相手にくらいは説明したら?とか、主人公の行動もイマイチ謎だし、運命の相手探しながら雪洲と寝るようなキャラじゃないし、納得いかないというかハテナだらけで移入できませんでした。

  • 猫好きなので楽しみにしてたけど正直読むのが辛かった。文章がすごく分かりにくいし、次を読みたくなるような書き方ではない。
    内容も、読んでる限りは受けはそんなホイホイ恋愛しまくるタイプじゃないと思うし、攻めもどのタイミングで好きになったんだか分からなかったから最後の方はもう読むのが苦痛でしかなかった。。
    好みの問題かもしれないですが期待してた分ガッカリでした。

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