ビューティフル デイズ (バーズコミックス リンクスコレクション)
- 幻冬舎コミックス (2011年12月24日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ
- / ISBN・EAN: 9784344823846
感想・レビュー・書評
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表紙が綺麗だったので手に取ったけどここまで切ないお話だとは思わなかった!!
互いに心の隙間を埋めるように求め合う二人が切ない。最後にはあーこの攻はほんとダメ男だなあと思った(苦笑)
でも実は表題作よりも2作目がすごい話だったんですけど!ちょっと衝撃だった…すごい鬱展開。こんな悲しい話無い。でも好きです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
幸せなBLが好きなので棗最低だな一としか…いや壊したくない関係なのはわかったし家族でいたいのもわかったけど 家に他人連れこむのはどうかと それで朝陽の居場所が無くなってることに気付かないのかな一と
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棗×朝陽,棗×広海
「ビューティフル デイズ」「ビューティフル サンデー」「ビューティフル ライフ 前後編」「アナザーライフ」
メイ(坂本メイ)×サト(河野美里)
「今日 あなたに別れを告げます」「明日 君に愛をささやく」
描き下ろしは「昨日 僕らは罪を抱いて」 -
表題作で思いっきり泣いてしまいました。こういう片方が浮かばれない感じの話が元々好きなこともありますが、二人の思いのすれ違いの理由がすごい良かったことがこの作品の好きなところです。
朝陽が棗を大好きな理由と、棗が朝陽を選ばない理由が上手くすれ違っているなぁと思いました。最後の呼び止められてから道の真ん中で抱き合うまでボロボロ泣いてしまいました。
あと、出オチではなく登場させたもののフラグを人でも動物でもきちんと回収されていて、そこもこの作品の良いところだと思います。 -
文句なしの★五つでした!十代の頃のもどかしさいっぱいの、甘酸っぱい片思いをしっとり思い出せてくれました。
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2012/08/03
【普通の上】表題作シリーズ、叔父:棗と親に捨てられ拾われた子:朝陽。 失うことがない「家族」でいようとする棗と「恋人」になりたい朝陽。 お互いを想い合っているだけに焦れったいが、朝陽の過去はハードル高ぇ…。 結局一番気の毒だったのは、元カレから今カレに復活したと思ったら振られてしまった広海だよなー。 彼の救済話がちゃんとあって良かったホント。 他→『今日あなたに別れを告げます』シリーズ。 別の誰かを想いながら、目の前にいる恋人を選ぶみたいな面倒くさい話なのであまり好きじゃないけど、なんか綺麗だからまぁいっか。 -
せつない 泣く
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表題、ほのぼのとしたお話なのかと思いきや、痛いしこわいし…(汗)攻めの執着っぷりがこわすぎ;なのに、元カレと同棲始めるとか意味わかんないし最悪。動物だけを拾うだけなら未だしも、人間+そういう関係になるとかもうありえない!ろくでなしすぎ(怒)ただのぽややんだったらなぁ〜…。もうひとつのお話も病みすぎ……。全然ハッピーエンドじゃなくて読んでてしんどかった(苦笑)
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愛情と欲望の葛藤を、家族と恋人の違いを、言葉で上手に
表している表題作。 -
酷く読後感が悪い一冊。
嫌いな訳ではなくて、ひたすら【棗が憎い】と思った。
BLに出てくるダメ男は、どんなにダメでも最後の最後の譲れないところでは、大概自分より「一番大切な人」を優先させる人種なんだと思ってた。
そこに萌えるからダメ男も愛しく思えたんだけど、棗はギリギリの境界線で「朝陽の気持ちより自分の保身」を選んだ気がする。
それはBLというファンタジーより現実に近いのかもしれないし、リアルな人間臭さかもしれないけど、だからこそ正直な感想で言えば【棗が憎い】となる。
当の朝陽が許したとしても、私は許せない。
何度読んでもきっと変わらないんじゃないかなぁ。
というか痛くてまた読めるかわかんない。
棗は究極のダメ男だと思う。
斑目さんスゲー。
収録作もリアルだと思った。
形は違っても、人を幸せにする恋ばかりが溢れてる訳じゃいって事。
斑目さんマジでスゲー。