ドクターの恋文 (幻冬舎ルチル文庫)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
3.65
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本棚登録 : 98
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344825505

作品紹介・あらすじ

祖父から受け継いだ下町の文具店をひとりで切り盛りする木嶋智秋の本職は、万年筆を修理するペンドクター。四年近く付き合った恋人から結婚を理由に突然捨てられ、その傷が癒えぬまま見知らぬ男と一夜を共にするが、相手はどうも智秋を知っているらしい。それもそのはず、その男・檜野冬都は、中学生だった智秋の包茎手術を担当した医師で-。

感想・レビュー・書評

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  • ちょっと口の悪い町医者だけど愛情たっぷりで、こんな慰め上手な人に迫られてる受けはなんて贅沢なんだ…!でも受けは根は素直で可愛いのに攻めに弱味握られまくっててツンツンしてるの。元カレにレ○プされて可哀想な場面も…。
    包茎手術で立派なちんちんに~の件は、何回使い回しされるのかというくらい随所に(笑)確かに頭から喰っちまいたいくらい中坊だった受けは可愛い(^q^)

  • ストーリーもキャラクターも、自分勝手な元カレザマァなところも、総じてどれも楽しく面白かったけど、私には読みにくい文章でした。読みにくいといっても、決して日本語が崩壊してるとかじゃなくて、話のもっていき方というかリズムが合わなかったというか…。エピソードがまるで後出しじゃんけんのように感じられてしまったのが、ダメだったのかも。

  • ☆3.7
    後々じわじわくるタイプの話かも。

    町医者×ペンドクター

    いろいろな偶然が重なって・・・・・。
    しかし、智秋(受)の元彼・・・最低だね。

    智秋の気持ちの流れがいまいちわかりづらかった気もするけど、檜野(攻)の優しさや気持ちがとても良かったからいっか!

    両親から手放されて、大切な祖父が亡くなり元彼の結婚を機に離れ、落ち込むのはわかるけど。
    周りを良く見てほしいな。
    人に支えられている事実、本人は手一杯かもしれないけどそれすらないものとする智秋の気持ちは人を傷つける。檜野さんがホント辛抱強い人で良かった。

  • 後からじわじわくる(^_^)

  • 受けの元彼がどーしよーもないクズだったとか、攻めの家族にまつわる過去だとか、ホーケー手術だとか色々あったけど、さっくり読めた1冊。
    万年筆とかそのインクとかアイテムとして大好きなので、本編よりもその辺りの話題で萌えてしまったwww

  • 文字通りの●●。万年筆屋と医者がどう繋がるのかと思ったが、医者の我が道を行くスタイルに逆に好感を持った。重いところもあるが好き。

  • 地味な印象だったので後回しにしていた1冊。発売後すぐに読まなかったことをふかーく反省しました。確かに何てことない設定だし、ペンドクター、万年筆と言われても今ひとつピンと来なかったわけですが、読んでみたらこれが心に沁みる良作!
    主人公の智秋は、祖父から継いだ下町商店街の文具店をひとりで細々と守っていて、ペンドクターと言われる職人でもあります。そんな彼の店に足繁く訪れる客の檜野。檜野は隣町の診療所の医師なんですが、智秋は彼のことがとても苦手。
    どうして智秋が檜野を苦手としているのか?という原因が読み進むうちにあれこれ出てきて、そのすべてに納得です。笑わずにはいられない話でありながら、切なくさせられたりきゅーんとなったりさせられます。
    檜野に対する複雑な心情が、とてもわかりやすく描かれているんですよね。
    智秋にとって強烈に恥ずかしくて消したい記憶ナンバーワンだったことに、いつも関わっている男が檜野です。できるだけ避けたい相手だけど、決して嫌いなわけじゃないんです。そこは智秋の羞恥心からくる意地っ張りや、弱さを見せたくない矜持がすごく働いているからなんだと頷けます。だから、ずっとツンと見せて実は逃げてる態度。

    そんな智秋にずーっと辛抱強くアプローチしてきた檜野の気持ちが、最初のうちは不可解だったんです。
    いくらなんでも、あそこまで逃げられたらふつうあきらめるよね?と思ったんですが、そうしなかった訳というのがだんだん明かされていきます。上手いですね。思わず檜野の想いに共感してしまいました。

    両想いになるまでの過程が、細かなエピソードを積み重ねて時々クスっと笑わせつつ、じっくりと描写されているところに、とても好感持てました。
    エロ的にも意外にしっかり萌え感があり、おいしかったです。檜野は医者ですからね、そんなプレイも得意だったりします。もちろん、二人のHには愛がてんこ盛り。反動で芳朝には余計腹立たしい思いでいっぱいになりました。許せませんね。
    徳治郎さんがいい味出してました。ちぃ坊ですよ!ちぃ坊w
    ちぃ坊のお祖父さんとの思い出話にじーんときました。

    何度も読み返したくなる作品です。

  • 全てが繋がってて凄いなあ、と。
    じわじわきました。

  • 医者×ペンドクター
    ペンドクターという職業はTVで見たことがあったので
    何となく知っていましたw
    智秋の性格が好みじゃなかったので
    あまり入り込めず読み終わってしまった。
    話自体は色々な展開があって読みごたえがありました。
    といっても、全部お約束だけどw

  • イラスト、内容ともにとてもかわいらしかったです。

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著者プロフィール

安曇ひかる Hikaru Azumi
整体に行くたび「こうなっちゃう前に来ないと」とため息つかれます。令和も背中がちがちで突っ走るぜっ!

「2019年 『里山ほっこり恋愛日和 ~銀狐とこじらせ花嫁~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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