そらいろのカニ (バーズコミックス スピカコレクション)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
3.50
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本棚登録 : 179
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・マンガ (158ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344826861

感想・レビュー・書評

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  • 「ぼくらのへんたい」よりも、おぞましく、それでいて切ない漫画
    永劫の苦痛を共有するかのように、姿形や地位をそれぞれに変えて、違う形で出会っては、やはり異なる結末で別れを迎え続ける男女の話が詰まっている
    極端な話、それだけだからこそ、読んでいると毛穴がブチ開きそうになるほど怖い
    無駄な華美を省いているようなスタイルの絵も、それを加速させている感があるのか?
    とことんまでに救いのない話ばかりにも関わらず、不思議と陰鬱な気分にもならないのが、この漫画と、ふみセンセイの凄さとも言える

  • 「別れるまでがセットで運命なのよ」

  •  執着心=愛=憎。

     互いに執着しすぎて離れることのできない「ふたり」の物語。
     ときには男であり女であり、人でないこともあり、それでも「ふたり」は惹かれあう。どんなに憎み合っても、同じだけ愛し合っている。
     そんなになってまで愛し合う意味は?憎み合う意味は?関係ない。ふたりにとって、それ自体が目的であり、意味なのだ。
     きっと彼等はいつまでも転生しては愛し合って憎み合う。宇宙のはじまりからそうだったのかもしれない。終わりまでそうなのかもしれない。この、たった一冊に、壮大な物語が詰まっている。
     愛と憎しみというのはきっと、どちらも執着の別名なのだなぁとそんなことを思う一冊だった。

  • 何度か読んで、ヘウレーカ! これは「火の鳥」じゃないか! と大興奮。
    ネットで調べたらすでに多くの人が指摘していてがっくり。当たり前か。

    ともあれ傑作。泣けるぜ。

    イクニ氏の帯コメントも涙腺を刺激する。

  • エビとカイ、ふたつの魂の輪廻転生。生まれ変わっても一つになれず、傷つけあう。そういう自由。

  • 輪廻を題材にしてるところもあり理解力がないと難しい漫画なんだろうなと思って読んだら全く意味がわかりませんでした。読み終わってこの漫画の節々に登場するそらいろのカニってなんだろうって思っていると巻末コメントに今となっては意味は忘れましたがあの時はこれだって思ったんですよねーと書いてある始末作者がわかんなかったら読者もわかるわけないじゃんと正直思いました。まあ個人的にふみふみこさんの世界観はとても好きなので全く後悔はしてないです。

  • 生と性の輪廻の物語

  • ふみふみこ版「火の鳥」。
    別れるところまでセットの運命か…。

  • ふみふみこさんだから読んだ
    それだけです

  • 何度も出会いと別れをくりかえす2人。
    表現力がすごい。
    アニメイト池袋にてサイン本購入。

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著者プロフィール

1982年8月18日生まれ。しし座O型。2006年、4コママンガ『ふんだりけったり』で第11回「Kiss」ショートマンガ大賞・佳作を受賞してデビュー。「COMICリュウ」2011年3月号掲載『女の穴』でストーリーマンガデビュー。2011年9月に刊行された処女コミックス『女の穴』(徳間書店)は各方面で大反響を呼び、2014年に実写映画化された。「COMICリュウ」2012年5月号より『ぼくらのへんたい』連載開始。現在も好評連載中。他のコミックスに実写映画原作でもある『恋につきもの』(徳間書店)『さきくさの咲く頃』(太田出版)『そらいろのカニ』(幻冬舎コミックス)『めめんと森』(祥伝社)『さくらの園』(秋田書店)『人工精霊タルパちゃん』『ふんだりけったり』(共に講談社)『神主さんと僕の彼女』(集英社)がある。

「2016年 『ぼくらのへんたい ⑩』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ふみふみこの作品

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